四季の風にのって

――野鳥とともに――

蓮池にて~カイツブリの親子

2022年09月06日 | 日記

まだ「親離れ」できていない1羽のカイツブリ。親子の会話を勝手に想像してみました

子「お腹がすいたよ。何か食べる物をちょうだい」 親「そろそろ自分で獲りなさいって言ってるのに、いつまでも甘えていてはダメですよ」

親「いいものを獲ったよ! ちょっと待ってなさい」(蛾の様なものを獲った親鳥は、くちばしにくわえながら、水に打ち付け弱らせています) 子「・・・・(えらく暴れているぜ。なんだか怖いなあ)」

親「さあお食べ! お腹がすいているんでしょ。しっかりとくわえるんですよ」 子「こんなの初めて。気持ち悪いよ」

子「ふへぇ~ 動いた~」 親「バッカだねえ~ せっかく獲ってやったのに!」 

子「これこれ、やっぱ、いつものヤツがいいよ!」 親「仕方ない子だねぇ」

 

親「さあ! 自分で獲ってきなさぁ~い!!」

子「こりゃ何だ?? 不思議い~ こんなのボクには獲れないよなぁ」

睡蓮の葉の上のイトトンボをじっと見つめる子カイツブリでした

他の2羽の幼鳥は親から自立したようです。この子も頑張って自然の中で、たくましく独り立ちしてくれることを願っています。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
カイツブリ (チョウキチ)
2022-09-08 13:13:39
カイツブリのお母さん、なかなか躾が厳しいですね。そうしなければ生き残れない。
返信する
チョウキチさん (緑の風)
2022-09-08 14:17:14
コメントをいただきありがとうございます。
この池でカイツブリの雛が孵って2カ月近くになります。
この1羽もそろそろ自立かなと思います。
親は、厳しく威嚇するように追い払う場面もありますが、
近寄って来る子に何度かに1度は、餌を与えています。
親の役割がよくわかります。
返信する
いいストーリーです (水辺の旅人)
2022-09-11 06:05:08
ほんとうに自立し、活動を続けていくことになればいいですね。わたしもそう願っています。
返信する
水辺の旅人さん (緑の風)
2022-09-11 10:12:33
昨日の蓮池は、2羽の親鳥がゆっくりと泳ぐ
静かな池になっていました。
幼鳥の鳴き声も聞こえず、姿もありませんでした。
独り立ちしたのでしょうか? 元気でいてくれるといいのですが。
親から離れると、その場所(池)からも離れるのでしょうか?
先に親離れした幼鳥2羽の姿も以前から見られません。
返信する

コメントを投稿