6羽のヒナが孵っていたカイツブリが暮らすため池。先に孵った4羽は、すでに親鳥から離れて自分で餌を採っていましたが、後から孵った2羽のヒナはまだ親鳥のそばにくっついていました。ところが、浮巣をよく見るともう一つ新しい卵がありました。
子「あれ! お母ちゃん そこにある白いもんは何?」 母「これは タマゴや あんたら知らんのかいな」 子「ふ~ん 初めて見たわ」
母「こうやって温めると ここから赤ちゃんがうまれるんやで。あんたたちも ここから産まれたんや」 子「へ~ぇ そうやったの。知らんかったわ」
子「母ちゃんは こんな格好して座ってはったなぁ。ちょっと やってみるか」 母「そっと 座るんやでぇ! 蹴ったらあかんで!」
母「クーラーないから 水に濡れた草 いっぱい持ってきて 家を冷やすわ。お父さんも 頑張らなあかんで!」 父「わかった わかった」
母「もうちょっと座ってられへんのかいな もう終わりかいな?」 子「もうあかんわ じっとしているのは もうイヤや~!」
こんな会話があったかどうだか? 想像してみました。
ヒナが抱卵している姿にはびっくりでしたが、この卵は真っ白ですので産まれたばかりと思われます。一番子の続きなのか、二番子なのか? 炎天下、大雨にも負けずカイツブリの子育てはまだまだ続きます。