りょーこのマネージャーな日々

ブログタイトル仮変更。子供達のマネージャー状態な日々をダラダラ書いてます。

バタフライ・エフェクト

2006-01-26 12:34:07 | ものがたり系
ずっと観たいと思っていた「バタフライ・エフェクト」を、今日の深夜~朝方にかけてようやく観ました!

いや~~~~~おもしろかったよ!!

アシュトン・カッチャーが、TVシリーズ「That '70s Show」のキャラクターとは逆転して、心理学を学ぶ大学生を演じる。彼は子供のころの日記を読み返して、自分の過去を訪れ、トラウマになっている出来事を変えることができることに気づき、以前の不幸な結果を良くしたいと願う。だがその代わりに、「バタフライ・エフェクト」というカオス理論(本作の題名であり、『ジュラシック・パーク』でジェフ・ゴールドブラムが演じたキャラクターによって有名になった理論)による向こう見ずな経験が、悪夢のように続く様々な出来事となる。どの出来事も彼や彼の友人たちにとって悲惨な結末となる。この興味深い前提条件は、いくつかの面白いひねりによって探求されるが、児童ポルノ、動物虐待、神を冒涜する暴力的な子どもたちといったわき筋によって娯楽映画と呼べる作品になっている。(Jeff Shannon, Amazonより引用)


現在にある不都合、不具合を直そうと、主人公は特殊能力を利用して過去に戻るんだけどね…でも、その不都合を直しても、その分やっぱりどこかでまた不都合のある未来になっちゃうんだよね。
そして、最愛の人を守るために最後に主人公が下した決断は…本当に本当に、胸が締め付けられた。
あのラストは…号泣ってわけじゃなかったけど、ものっすごく切なくなったわ…。
本当に勇気のある決断だと思ったし…それほど彼女のことを愛していたんだなって思ったし…。

よく、「あの時こうしてればな…」って後悔することってあるよね。
でも、たとえそうしていたからといって、完全な現在に辿り着けるってことはきっとないんだろうなって、しみじみ考えさせられた。
誰にでも生きていれば幸と不幸があるわけで、幸だけに囲まれて生きている人もいないし、不幸だけに囲まれて生きている人もいないんだろうなっても思った。
(もちろん割合の違いこそあれ、ね)
だから、後悔するよりも、現在を肯定して、未来に向かって生きることが大切なんだなって。

ちょっとテンポが速くて、前半部分は登場人物の相互関係とかストーリー展開とかつかみづらくて、「ん???」って眉間にシワ寄せながら見てたんだけど、ちゃんと観てれば「あぁ~そういうことね!!」ってあとからちゃんと納得できる映画でした。
いろいろなことを考えさせられる映画です。
まだ観てない方にもぜひオススメします。

さって、明日返して…次は何を借りようかな~。


最新の画像もっと見る