東大生塾講師ブログ

東大生塾講師として受験について考えていることをひっそりと書いてます

定期試験の利用方法

2014-05-28 22:33:12 | 大学受験
こんばんは!
今日は大学受験にしぼって定期試験の使い方を書いていこうと思います!

高校生は中学生の時よりも定期試験の重要性は下がります
大学受験において内申点はほとんど必要ないからですね
かと言って定期試験を全く無視してしまうのはもったいないです!
使い方をしっかり学んで役立てましょう!


英語は多くの場合リーディングの授業、文法の授業、リスニング会話の授業と別れていると思います

まず文法は受験で使うので手を抜く人はあまりいないと思います
これは基礎を抑える意味でも重要なのでやりましょう
次にリーディングの授業
これは授業と同じ文章が入試に出るわけないんだから適当にやってもいい
そんなはずありませんね
教科書というのは日本の教育のためにお偉いさんがたくさん集まって作った文章が載っているんです
これは特に音読に適しています!
テスト前は音読をしながら意味をしっかりとる
それだけでかなりの勉強になります!
目安としては15回程度すらすら読めるまで繰り返しましょう!
最後にリスニングですが音声教材で最も有効なのがシャドウイングです
音声の後を追っかけながら読んでいく方法ですね!
これは実際に入試対策でもやる有効な勉強法なので必ずやりましょう!

次に数学
これは定期テストはチャートの問題だと思ってください
解答の書き方を覚えて基礎的な解法をマスターしましょう
数学の場合もし授業でわからない問題がなければ直前に確認するだけでもかまいません
ただし指定された問題集だけはやっておきましょう!

次に国語ですが
これは一番受験とつなげにくい科目です
早稲田育伸ゼミナールでは次回の定期テストから国語の教材をポイントごとに解説する場を設けたいと思っています
国語は現代文と古典についてポイントを教えてもらうのが最も有効です
特に受験だとどこがよく出るのかにしぼって周りの講師や先輩に聞いてみるのが良いと思います
あとは何より暗記ものをしっかりやりましょう
テストに出るものだけで十分なので漢字、言葉、古文単語等は基本ですね!

次に理科ですが
物理、化学、生物全てを勉強するのが今は一般的になっていますね
受験で使う二科目に関しては数学同様解き方を覚えるつもりでやりましょう
指定された問題集を最低でも2周は解いてテストに出る分野は完璧にしておくことが重要です

残りの一科目ですが赤点を取らない程度にと考えている人も多いと思いますがこれもしっかりとその場しのぎでも良いので勉強することをおすすめします

自分は生物選択ではありませんが定期テストだけはちゃんと勉強していて現代文や小論文、化学、世界史で得をしたことはたくさんありました
他にも高校で勉強することは基本的なので常識として身につけておいた方が良いと思います

最後に社会ですが
入試で使う科目は満点を目指しましょう
入試は全範囲が対象ですが定期テストはここからここまでと範囲が決まっています
その中で満点が取れなければ入試は無理だと思います
気合いを入れてやりましょう

入試に関係ない科目で勉強しておいた方が良い科目は
世界史・日本史(大人でも後悔するほどれっきとした教養です)、倫理(現代文、世界史に大きく関わっています)、現代社会(常識なのでこれは知らないとまずいと思った方が良いです)、政治経済(世の中のことがわからないのに勉強だけ出来てもどうしようもないですよね)
といったところです
ほとんど全部ですね笑

最後に定期テストは必ず満点を目指してください
せっかくやるなら目標があった方が良いですし
範囲が決まっているテストで取れなければ入試では全く取れません

定期テスト勉強しなくてもいいよねというのは本当にその内容が完璧で言うことのない人のセリフです

定期テストをしっかり利用して入試に活かしましょう!

ちなみに自分は高校時代毎回定期テストは勉強して満点を目指していましたがその結果卒業式で特別優等賞をもらい図書券5000円分いただきました
頑張ってると入試の役に立ったり図書券もらえたり良いことあるもんですよ!笑


次回は大学受験の数学について書きたいと思います!

受験から学んだこと③

2014-05-27 22:06:10 | 受験全般
こんばんは!今日は国語についてです!

③国語の重要性

自分は国語の授業をするとき必ず生徒に聞く質問があります
それは国語は好き?というものです
ここでほとんど全員がどちらでもないと答えます
続けて国語は勉強してる?と聞きます
すると全員してないと答えます

国語は日本語で書いてあるしなんとかなるとほとんど全員が思っているんですね

しかしそれなら国語を受験科目にする必要はありません

つまり勉強の仕方があるのです!
しかも勉強の差ははっきりと結果にあらわれます

現在早稲田育伸ゼミナールでは今まで国語の講師が不足していたこともありクラス授業は行われていませんが
夏から国語の授業を始めます

詳しくはそこで体系的にお伝えしますが簡単に言えば
論理力、想像力、構成力、記憶力を鍛える総合的な科目です

正直自分としては国語が軽視されている理由が全くわかりません
国語は
数学のように論理的に考え解答を組み立て
英語のように言葉を覚えながら文章を論理的に読んだり構成し
社会や理科のように言葉を覚えてそれを運用する
すべての基礎となる科目です

さらに言えば国語の勉強とは生きることです
これから社会に出て問われる能力
それは
自分の意見を組み立てる構成力
相手の意見を読み取る論理力
相手の感情を読み取る想像力
そして教養を身につけている記憶力
です

その全てが身につけられるにも関わらず軽視されている国語を早稲田育伸ゼミナールでは自分が徹底的に教えます

最終的に受験を超えて将来のためになる授業を展開していく予定です!

もちろんこちらのブログでも重要なポイントはお伝えしますが
出来ればぜひ教室まで足をお運びください!

次回は定期試験の利用方法をお伝えしたいと思います!!

受験から学んだこと②

2014-05-24 15:46:12 | 受験全般

こんにちは!
本日はスケジューリングについて書きたいと思います

②スケジューリング
受験を通して自分が最もこだわっていたものの1つにスケジュール作成があります
学校の予定、塾の予定、家族の予定等
その間を縫って勉強するためには計画を効果的に立てることが必要不可欠です!

そのために今回は計画を立てる方法を紹介していきたいと思います!

1:全体計画を立てる
まずはじめにやることは志望校を決めて
問題集、単語帳等の計画を具体的に立ててしまいます

もし何をするべきかわからない場合は
塾の講師や先輩に聞いてみましょう
個人的には学校の先生にはあまり聞かない方が良いと思います
(ほとんど参考にならないからです)

この作業によって受験までの大まかな道のりが決まります
途中変更も十分考えられますのでそこは気楽にやりましょう

計画を立てる上で大切なのは立てた計画通りにいかなくても
もう一度計画を立てればいいと気楽にやることです!

2:時間を抽出する
次に勉強時間の抽出です
これはレギュラーの予定で構いません
朝何時に起きて、何時まで学校で、
何曜日の何時から何時までが塾でというふうにレギュラーの予定を書きくわえていきます
この際土曜日、日曜日は記入しなくても大丈夫です!

この作業を行うと
自分は何曜日に何時間自習ができるのかということが把握できます

3:詳細予定を立てる
勉強時間が把握でき
やる内容も決まったとあれば後は細かく具体的に計画を立てるだけです!

この日にこの問題集を何ページやる
この日までに単語帳を何ページまで覚える
というふうに日ごとに計画を立てていきます

でもそうすると計画倒れにならないかと心配されるかもしれませんが
そんなときのために休日を取っておきます
埋め合わせは休日にやるのです

もし立てた計画が休日を目いっぱい使っても足りない場合
それは計画が厳しすぎるのでもう一度考え直すべきです

個人的には計画通りにいかず再び計画を立てることは決して悪いことだとは思いません
自分のキャパシティを見極める
そのことも受験を自分で乗り切るためには必要なことです!

4:実行と再計画
残すは自分で実行するのみです
実行して上手くいかなければ上手くいかない原因を探してもう一度計画を立てる

そうやって受験を通して自分のできる範囲を見つけていく
それは大学受験、そしてその先の人生全てにおいて有用だと思います!!


次回は国語の必要性について書きたいと思います!!

受験から学んだこと①

2014-05-23 12:07:04 | 受験全般

はじめまして!
現在早稲田育伸ゼミナールという塾で塾講師をさせていただいていますが
そこで感じたこと、自分が受験した頃に感じたことをブログにしていきたいと思ってます

東大を目指している方やその親御さん、受験について悩んでいる方の助けになればと思っています!

今回は受験で学んだことについて書きたいと思います

①高校受験のススメ
多くの有名私立は中学受験が一般的だと思いますが
自分は高校受験の方が圧倒的に大学受験やその後の生活に役立つと思っています

なぜなら、、、
高校受験は自分の意志で進路を決める最初の分かれ道だからです

もちろん中学受験も本人がやりたいと言うこともあると思いますが
多くの場合は親御さんの意志で受験する学校や受験に対するモチベーションを作っていると思います

自分のことは自分で決める
そして自分のために頑張る
その経験をすることが大学受験に限らず
これからの人生で重要なことだと思います

正直なところ
自分は中学受験をすることで多くの場合、高校受験の機会が失われてしまうため
本人がやりたいとはっきりと意思表示しない限りは中学受験はしない方が良いと思っています
言われるままにやった受験で得た自信は自分の経験ではないため非常に脆く
場合によってはものすごい反抗期や
最悪の場合不良化してしまうことも少なくありません

実際に自分が通っていた開成高校でさえも一定数の不良になって学校をやめた人や落ちこぼれてしまった人がいました
ただこうした人達のほとんど全員が中学受験で開成に入った人達です

さらに大学受験においても毎年東大合格者は高校入学組の方が人数割合以上の結果を出しています
(開成は中学受験組300人、高校受験組100人で東大合格者数のうち30%以上が高校受験組)
学力的にはほとんど差がありません
むしろ自分は開成中学の算数の問題なんて全く解ける気がしません
(これは多くの高校受験組の人が言っていました)
ですが最終的に結果を出すのは高校受験をした人達です

大学受験は完全に自分の意思で決める受験です
高校受験での経験は必ず大学受験にも活きてくるはずです!

ただ既に中学受験をしてしまったり
中学受験をする予定の方
またお子さんのことが不安な親御さんは
ある一つのキーワードを繰り返し使うことでお子さんを変えることができます

それは全てに「自分で」という一言を付け加えることです

例えば部活、習い事等
これは役に立つからやらせておこうではなく自分で決めさせる
こういう習い事あるけどやってみる気はない?
という風に選択権をお子さんに与えてあげる
そしてお子さんが決めた選択は認めてあげる

そんなことをやっても役に立たないと決めつけたり
やってほしいことを押し付けたりしてはいけません

役に立つか立たないか決めるのはお子さんであり
人生を歩むのはお子さん本人ですから

長くなりましたが高校受験の良いところが伝われば幸いです!

次回はスケジューリングについて書きたいと思います!