何気なく下町から発信するブログ

台東区のスポットや寺社散歩の感想を交えてきままに書いています。

入谷鬼子母神

2008年12月03日 | 東京下町エリアのご紹介
ジャンル:寺

【いりやきしぼじん】。入谷のシンボルです。入谷という場所は知らなくても「恐れ入谷の鬼子母神」というフレーズは耳にしたことはあるでしょう。

鬼子母神は仏教に帰依した鬼神の妻で、入谷の鬼子母神は改心して角を外したために第一画目の点がない字を用いています。江戸らしいですね。読み方ですが、正しい日本語では「きしもじん」と読ませますが、入谷の鬼子母神は現代発音に則したのかは不明ですが「きしぼじん」と読むそうです。雑司ヶ谷の鬼子母神は「きしもじん」のようです。

入谷の鬼子母神のいうのは通称で、真源寺(しんげんじ)という日蓮宗のお寺です。法華経に鬼子母神が登場するようで、そのため日蓮宗の寺で祀られることが多いそうです。子供を食べてしまう神でしたが、仏教に帰依した後は子供の守り神になったそうですが、ほんまかいなと思ってしまいます。とりあえず食べられないようにすぐに帰ります。

地下鉄入谷駅の交差点の角にあるんですが、バス停の名前は「入谷駅前」じゃなくて「入谷鬼子母神」。そのため「入谷駅」と名がつくバス停は無いんです。

朝顔市が開かれることでも有名ですね。この市が立つと、地域の人が夏の訪れを感じるそうです。普通に玄関先に朝顔が咲いている風景は入谷あらではでしょうか。本当によく朝顔を見かけます。

鬼子母神まで歩くのはちょうどいい散歩コースです。普段は通り過ぎるだけですけど、先日せっかくなので立ち寄って写真を撮りました。写真でもわかるとおり、有名な割にお堂はとても小さいです。それでも竜などの彫り物が渋さを演出しています。わざわざここを訪れるために入谷に来るのはお勧めしませんが、朝顔市や酉の市に来たときにちょっと訪ねてみるのはいいかもしれません。

場所:台東区下谷1丁目 (Googleストリートビュー)
HP:入谷中央商店街の紹介ページ
評価:★☆☆☆



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