R.Life

The fishing is life itself !

2023.9 秋よこい

2023-09-24 17:30:00 | Trout

軽井沢の渓流
早朝の静寂に包まれた緑深き森
まだまだ夏の香りを色濃く残す渓流
厳しい残暑には楽園地のように心地が良かった
本格的な秋はまだ先のようですね


最近では山の方に趣味が偏りがちで竿をにぎる機会が随分と減ってしまった
かなりのご無沙汰釣行で岩魚に嫌われてないかと心配したが、潤沢な水に育む美しき岩魚達と戯れることができた。






清澄な山気を胸いっぱいに詰めて
美しい渓流を歩き
美しい渓魚に出会う
心身ともに癒されます。

秋の移ろいが待ち遠しいですね。


-Trout Tackle-
Rod : Anglo&company
BORON+Paragon Graphite PR493custom
Reel : ABU Cardinal 3XBII
Line : VARIVAS SUPER TROUT advance Double Cross PE ×8
Landing net : mouwood


2023.8 あの時見たかった景色

2023-09-19 21:07:00 | Mountain

八ヶ岳連峰横岳西壁に一際大きく異彩を放つ岩峰大同心、今日はこの大きな岩壁を登攀し大同心の頭を目指しました


清々しい朝の青空から横岳を越えて流れてくる雲に支配されて雲優勢の空へと変わった


白の世界から時折り見せる荒々しい絶景に惚れ惚れする


草つきの絶壁には美しい高山植物が花を咲かせていました


高度感抜群の最終ピッチ
ハング帯に身を乗りだし気持ちの良いクライミングができます
奮闘中の相方にエールを贈ります


無事に大同心の頭に立ち快適な登攀が終了した。
丁度2年前の今頃からアルパインクライミングに興味を持ち始め使い慣れないクライミングギアを買い集めこの大同心雲稜ルートに挑戦したが1ピッチ目の数メートル登った所のハング壁がメンタルの弱さと技術力の無さで越えられず撤退し出鼻をくじかれる思いをした。
今思えば命知らずの無謀な挑戦だったと懐かしく思う
しかしあの挑戦があったからこそ少しは成長した自分がここにいる



今夜は赤岳鉱泉の小屋泊です
相方と小屋主さんがお知り合いのようで贅沢にも個室まで用意して頂きました


赤岳鉱泉のディナーといえばやっぱりステーキ
山でこんな贅沢なお肉が食べれることに毎回感激します
ご飯は毎度3杯はペロリと食べます


快晴の翌日は小同心クラックルートで遊ぶ予定でしたが5パーティ待ちの大渋滞だったので昨日と同ルートの大同心雲稜ルートに変更して遊びました




2年前のあの時に見たかった景色
期待通り、いや期待以上の景色が待っていました。


HARNESS
ARC’TERYX -AR-395a-
ROPE
Edelrid -swift protect Pro Dry-
8.9mm 50m
SHOSE
LA SPORTIVA -TC PRO-







2023.8 summer vacation

2023-08-29 12:37:00 | Mountain

友と歩いた三泊四日の山の旅
テントを背負って彼方へと続く天空の道を歩き
日本最後の秘境と言われる、雲ノ平を目指しました。
幸運にも連日天候に恵まれ、目の前に広がる美しき大パノラマの絶景を堪能して縦走する事が出来ました。
それでは今回の山旅の風景を少しばかり切り取ってきましたのでお届けします。
1日目は折立から太郎小屋を経由して薬師岳を踏み
薬師峠キャンプ場で一泊


薬師岳山荘と薬師岳



薬師岳山頂には新しくなった薬師堂がありました
如来様に安全祈願を祈って合掌



すし詰め状態の薬師峠キャンプ場
今日は山の日でもあり沢山の登山者が楽しんでいる様です。辛うじてテント2張りが張れました



2日目は北ノ俣岳、赤木岳、黒部五郎岳、
三俣蓮華岳を経て三俣山荘のテント場に向かった

青い空に聳える黒部五郎岳



緑の絨毯に巨石が転がる黒部五郎カール
人が蟻のように小さく見えます




赤い建物の黒部五郎小舎


今宵のテン場、三俣キャンプ場に到着
昼過ぎの時刻でこのテントの多さには驚きました
相棒とはバラバラにテントを張る事となりましたが
平な寝床を確保できたのでひと安心です


少し高台にあるわが家の玄関を開けると
鷲羽岳がドンと一望できる一等地
30分ほど掛けて整地した甲斐がありました


三日目は鷲羽岳にて日の出を迎え水晶岳に立ち寄り祖父岳を経て雲ノ平キャンプ場を目指します


山旅3日目の素敵な朝が明けました


天を刺す槍ヶ岳
ため息が出るほど美しく
いつまでも見ていたい風景です


雷鳥も朝のお散歩でしょうか
何度会っても嬉しい出会いですね


水晶岳と祖父岳のピークを踏み
憧れの雲ノ平に到着しました
木道の先には可愛い小屋の雲ノ平山荘が見えます


山荘から少し離れた場所にある雲ノ平キャンプ場
雲ノ平は緩やかに起伏した草原の大地で
沢山の池塘や高山植物の花が可憐に咲き誇り、穏やかに時が流れる素敵な秘境でした


三泊四日で天空の稜線を歩いた
少し歩調を緩めるだけで見えてくるものがあった
足元に咲く可憐な高山植物の小さな花々
心を奪われるほどに美しい山岳風景
ただ歩いてるだけで幸せな気持ちにさせてくれる
そんな山旅でした。


友と歩いた60kmの長き道のり
あの絶景は一生忘れない。
忘れられないよ。



camera
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO









2023.7 くじゅう連山の朝

2023-08-07 23:08:00 | Mountain

7月中旬頃のくじゅう連山

夜と朝の狭間、とても好きな時間
グラデーションに染まる空に三日月が浮かぶ
こんな朝焼けをみながら一日のはじまりを迎える
幸せな朝


由布岳に映える雲に朝日が届いた


地平線に横たわる雲から朝日が顔を出す
新しい光を身体に浴び全身の細胞が躍る
太陽のエネルギーを全身で感じ吸収します


御池方面の山々も朝日に輝く


彼方には坊ガツルが広がる
私のテントも辛うじて見えた



清々しい朝の食事は
自家製グラノーラと自家焙煎のホット珈琲
運動後のエネルギー補給にはうってつけ


昨夜のご飯はなんかお洒落なやつ
味のクオリティの高さに驚かされました
リピ確定です



山での朝のひと時いかがですか
きっと素敵な景色が待っています。


camera
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO







2023.6 梅雨の中休み

2023-06-22 07:10:00 | Mountain

朝からスッキリ晴れて気温はぐんぐん上がり30℃の真夏日となった伊豆
狩野川脇に特異な姿で聳え立つ岩山「城山」
そのそり立つ岩壁は昔からロッククライミングの名所として親しまれている。
そして今日は写真左側の大きな岩壁、南壁を単独クライミングにて挑戦した。


見上げる絶壁にルートを描く、登るルート名はバトルランナー(5.10b)という渋いネーミングがついている
中間地点に待ち受ける大ハングが核心部となる


1ピッチ目を登り終え、2ピッチ目の核心大ハングは汗で湿る手にしっかりとチョークを付けて手足が岩から剥がされないようにムーブを意識しながら乗越した
以前よりも明らかにクライミング技術が向上したと確信できたシーンでした。


ジリジリと照り付ける太陽を浴びながら
約90mの絶壁を登り無事に終了点に着いた。
もう滴るほどの汗だくです


単独登攀に不可欠な登り返しも真面目に登攀したので、延べ180m程の登攀となり、真夏の暑さにさらされて流石に疲労困憊です。



今夜は伊豆の温泉宿で疲れを癒します
部屋は和と洋の融合で趣きがあり、とても居心地の良いお部屋でした
贅沢にひとりで過ごすのには勿体無いくらいです


夕食は伊豆の海鮮を堪能
金目鯛の脂の甘さには驚かされました
今が旬のようですね


深海魚のゴソは初体験
あっさりとして程よい歯ごたえのある旨い魚でした


翌日は伊豆の修善寺観光に行きました





カメラ片手にひとりぶらぶら竹林の小径を歩く
ひとり観光もなかなか乙なものですよ。


城山から望む伊豆の町並みは絶景でした。


HARNESS
ARC’TERYX -AR-395a-
ROPE
Edelrid -swift protect Pro Dry-
8.9mm 60m
SHOSE
LA SPORTIVA -TC PRO-
UNPARALLEL -REGULUS-