徳之島ゲストハウスみち お庭番日誌

「♪おはなしさんぽみち♪福岡出張所」から「徳之島ゲストハウスみち お庭番日誌」に変更。ヤギと鶏と愉快な島人たちとの記録。

徳之島「シードシ」信仰

2018-08-28 13:11:35 | 徳之島ゲストハウスみち

 つい先日のこと。

我孫子市に住む姪っ子がついに家を買うことになった・・・と、姪っ子の母である私の姉から連絡。

おぉぉぉ~

私が我孫子市に住んでいた時に市内にある大学に通うために青森から出てきた姪っ子で、この8月に31歳になったので18からかれこれ13年間我孫子市民ということになる。

ついに家を買うのかぁ~。

やったぁ~\(^o^)/泊まりに行けるぞ~・・・ま、今のアパートでも自由気ままに泊まってるけど。

 

さてさて、姉の話には続きがある。

「シードシ」を調べて欲しいとのこと。

徳之島の人でも気にする人・・・というか、この言葉を知っている人もほとんどいないと思うけれど

「シードシ」というのは・・・松山光秀の「徳之島の民俗1 シマのこころ」から抜粋させてもらうと『シードシのシーは「してもよい」または「実行する」という意をもつ言葉で、ここでは「家屋を建築してもよい」という意味を含んでいる。ドシは年(十二支の年)のことであるから、シードシは「家屋を建築してもよい年」ということになる。』

姉がなぜ気にするのかというと

『家屋を建築する年によってその家の運命が決まるという信仰があり・・・・・・よい年(シードシ)に家を建てるとその家にはフ(福)がついて家運が反映し、家が裕福になるほか、家族は健康長寿で果報になり、逆に悪い年(シードシでない年)に家を建てると、その家には不浄がついて家族が病にかかったり、怪我をしたりして死期を早めるほか、火事(特に落雷による火事を恐れた)などの災難に遭うものと信じられていた。』

から。

「シードシ」のことを知らなければどうでもいい話なんだけど、知ってるばっかりに気になっている様子で・・・。この本には生まれ年によっていつがいいのかということが詳しく載っているので、それを調べて欲しいとのこと。相性が悪い年だと、お祓いの祝詞を唱える時に「シードシ」の人の名前を借りて、見せかけの家主になってもらえば大丈夫なんだそうな。家屋を建築するわけじゃなくて、購入するわけなんだけど・・・いいのかな?なぁんてことも思いつつ調べたら

家主の姪っ子は「戌年子供死ス」とある・・・とんでもない!

姉も同様。

私は・・・「戌年人三人死ス」・・・ひぃぃぃ~っ!!

ちなみに、戌年の今年「フ」のある人は木性の人のみで・・・我が家の娘2\(^o^)/

「戌年福」とある。

姪っ子よ、いとこの名前を借りて「フ」を呼び込んでね~。

 

 そんなこと等、徳之島のことが色々と載っている本

「徳之島の民俗1 シマのこころ」 ↓

 

 

 徳之島・・・そんな信仰も残る面白い島。80歳の母に「シードシ」のことを聞くと、どこそこの誰それの家は・・・と、長~い話が始まります。


乗り気じゃなかったオットが・・・

2018-08-27 15:10:35 | 徳之島ゲストハウスみち

 もうすぐ8月が終わろうとしているのに・・・

いつまでもいつまでもいつまでも暑いっ!!

ツクツクボウシが鳴いてるので夏も終わっていいのに。

 

 さて、私のゲストハウス計画

オットは・・・

何を考えてんだよ

そんなんで食っていけるわけないんだよ

毎月最低限の決まった収入が無きゃ生活できないだろ

その前に、開業資金はどうするんだよ

俺の金はあてにするなよ

 

いい物件を見つけたから一緒に観に行こうよ・・・の誘いにも

俺が観たってしょうがないからいらん

 

 まぁ、気持ちはよくわかる。

自分の世話をしてくれる人がいなくなるしね~

実現するかどうかもわからないことにルンルンしながら毎日妄想にふけっている妻を見ていたら腹が立つのも無理はない。

オットのメリットは何一つ無さそうだし(^-^;

いや、空き家になったオットの生家の近くで始めようとしているから、空き家やお墓の手入れができる。

 

 そんなオットだったけれど、先日、ある人との出会いでやり方を変えたら

次は、俺も観に行こうかな・・・って。

 

 

 そう・・・仕事を辞めた翌日、ゲストハウスで検索しているときに「仲間募集!」という文字が飛び込んできた。ゲストハウスの掃除を担当する仲間が辞めることになり、募集しているという内容。将来自分で始めようと思っている方どうですか~?みたいなことも書かれていたので、早速応募(^^♪ その際、経歴書には徳之島でゲストハウスを計画中ということもしっかり入れた。そしたら、一度会って話を・・・と。

30分くらいなら・・・との連絡で出かけたら、仲間募集の話の前に徳之島ゲストハウスのことから教えて欲しい・・・で、夢中になっているうちに気が付いたら2時間半。(忙しい中、本当にありがとうございました)

ぜひ実現させて!開業したら行ってみたいとも。

オットが反対ということには「男の人は言葉で言うより数字に敏感なので、まずは事業計画書を作って具体的に示すことから始めたら?」と助言してもらった。今のゲストハウスを開業するための事業計画書を作成した時の話を教えて下さり、メモを取りながら聞いて聞いて聞いて・・・。

 

 そんなわけで、徳之島の観光事情や宿泊所事情を県や町の統計から探したり、開業するのに何が必要でどれくらいかかるかを調べたり・・・思い付くまま書き連ねていたら・・・面白くて、時間も忘れてしまうほど。

・・・で、具体的な数字を出して話をしていくうちに、オットの口から

「次は、俺も一緒に家を観に行ってみようかな・・・。」

うふふふふ・・・

 

 最後に、徳之島のお勧め場所の紹介

天城町当部(トウベ)・・・アマミノクロウサギ観察小屋のある集落。

そこで、土日祭日のみ営業の「茶処 あがりまた」

 

多分・・・民家を改装したところを使って、集落の人たちが総出でやってます。

私が行った時のランチメニューはこちら ↓

   

 デザートも付きます

   

おじちゃんやおばちゃん達の笑顔が最高で・・・例えると、地域の文化祭の時に郷土料理を提供するブースで賑やかに元気に楽しんでやってま~す♪という感じ。味は、見た目(?)より薄味であっさり。

値段は、びっくりの800円\(^o^)/

メニューは毎週異なるそうなので、徳之島に住むことになったら、毎週通いたい・・・と思えるところ。

これはもうお世辞抜きの感想(^^♪

集落のまとまりも感じられます。小さな小さな集落ですが、土日祝日には島じゅうからこのランチ目当てに移動してくると思われます。

そして、すぐ横には泉・・・方言で読むとイジュンが・・・。

 

 

 

 

 水筒を持ってたら汲んで帰りたかった・・・。

 次回の持ち物リストに追加→カラのペットボトルもしくは水筒。

あ・・・写真は私ではありません。こんなに若くもないし綺麗でもない。

細くも無い(笑)

 

 

 

 


いい島だなぁ・・・徳之島

2018-08-11 22:42:55 | 徳之島ゲストハウスみち

 昨日に続いて海を。

サーフィンをしている人を見かけるところ。

場所は、徳之島町花徳(けどく)

海に向かって、細い道を歩いて行くと・・・

 

 

 目の前に、ぱぁぁぁ~っと海が\(^o^)/

 

 

 

 

 右手には、すり鉢山(びんだれ山とも)↘

 

 海側から陸側を振り返ると・・・こんな感じ。

 

 

 同じ日の同じ時間に撮ったのに、砂の色や空の色が違って見えるのは向きの違い?

 

 この浜も前回の古里の浜同様、ウミガメの産卵場所。

海からやって来て、産卵をすませ、また帰って行く足跡が見られます。

夕方になると、闘牛の散歩に遭遇することも。

徳之島は、犬の散歩よりも牛の散歩の方が多い・・・らしい(^^♪

牛の散歩って・・・?

島の人には見慣れた光景だけど、闘牛用のでっかいたくましい牛を・・・牛よりかなり小さい子どもが引いて歩いていたりする。ひぃぃ~っ!!な光景。出会えたらlucky♪

 

 


徳之島・・・いい島だ~

2018-08-10 22:49:27 | 徳之島ゲストハウスみち

 今日の福岡も暑すぎて・・・早くも徳之島が恋しい。

今回は、徳之島の海をあっちこっち・・・

 

まず・・・天城町与名間の「ムシロ瀬」

南の島の海と言ったら、普通は白い砂浜に青い海~・・・なんだけど、ここは違う。

荒々しい海。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回、3年ぶりくらいに行ってみたら・・・とんでもないものができてた。

コンクリートで道を作ってあった(-"-)

何てことを!!

岩の上を渡って歩くのが快感だったのに・・・残念なことをしてくれたもんだ。

もったいないっ

 

 次は・・・伊仙町古里の海

 

                        ウミガメの足跡 ↗ ↗ ↗ 

 拡大すると・・・こうなる ↓ ↓ ↓

 

 4月から9月頃まではウミガメの産卵が見られるんだそうな。

 残念ながら私はまだ見たことが無い。

 

 遠くに船も見えた。鹿児島~奄美大島~徳之島~沖永良部島~与論島~沖縄を結ぶ船

 

 

 振り返って反対側を見ると・・・

 

 すぐそこに民家。海まで徒歩1分・・・いいね~。

すぐそこの家・・・最近、空き家だったところが民泊用に甦った。

中をこっそり覗いたら・・・ちょ~綺麗にリフォームされてた。

一棟丸ごと借りられるらしい。

 

 3か所目の海も載せようと思ったけれど、ここで力尽きたのでまた次回。


南の島は避暑地に最適

2018-08-09 22:55:23 | 徳之島ゲストハウスみち

 一昨日、徳之島で18日間を過ごして福岡へ戻ったところ。

福岡の方が暑いっ!

 

天気予報を見ていると、最近は・・・昔はどうだったのか知らないが・・・沖縄や奄美の方が最高気温は低い。

上がってもせいぜい32度。

陽射しは痛いし、最低気温は高めなんだけど。

夏は、避暑のために南の島で過ごすのがいいかも^m^

 

さて、本日8月9日で仕事を辞めてきた。

・・・8月9日は高校時代にあこがれだった人の誕生日だった。若い頃の記憶は消えないから困る(笑)

それはどうでもいいけれど、頭の中と時間をゲストハウス実現のために使うことにした。

 

進み具合は・・・ここを使いたい!という家は決まった。

ただ、現在はまだ人が住んでいる状態。来年の3月に空くことになってる。

それまでの間、拠点にするアパートもゲット。

古くて汚いところだったので、リフォームをスタートさせたところ。

 部屋の中はこんな感じ。和室二間と小さな台所のあるよく見かけるタイプの部屋。

 

 

 写真で見るとまあまあ綺麗に見えるけれど・・・実際には、床はぼこぼこだし、壁には落書きがあるし・・・で、このまま住むには悲しい感じ。

福岡へ戻る日にリフォームスタート。

 

床を取っ払ったらこんな状態になってた。↓ 台所の床部分。

 

 これってどう見ても手抜き工事。こんな隙間だらけの上にかぶせてるから

すぐにギシギシぼこぼこ・・・になってしまうんじゃ・・・(-"-)

 

 台所の壁 ↓ ここもひどい。

 

  ↑ 緑のチェックのところは、透明の窓ガラスに貼られた目隠し用シール。

 きれいにはがせるかなぁ。

 

 畳を外した和室。 ↓

 

 やってくれたのは、同窓生と彼の甥っ子。

 

 

 逆光でごめんね~。

ブログに載せるよ~って了解は得たけれど・・・こんなんじゃかっこいいのが伝わらない^m^

 

残念ながら、初盆をするため、この状態を最後に福岡へ。

新しくするところを見ることができず(T_T)

床と壁と天井が新しくなる。

サンゲツのぶ厚いカタログから時間をかけて選び、注文。

離島なので、届くのに時間がかかってしまうのが難点。 

次に行くときには変身した部屋が見れる。

LINEで写真を送ろうか・・・というのは、断った。びっくりしたいので(^^♪

頭の中で想像しながら決めた床材と壁紙・・・いい感じに仕上がるといいな。

 

徳之島では、大量に写真を撮るけれど、スマホではブログの更新をしないので見せられない(^-^;

仕事も辞めたので、毎日せっせと更新して徳之島の宣伝をしていきます(^^♪