徳之島ゲストハウスみち お庭番日誌

「♪おはなしさんぽみち♪福岡出張所」から「徳之島ゲストハウスみち お庭番日誌」に変更。ヤギと鶏と愉快な島人たちとの記録。

円覚寺・南方録・立花実山

2014-11-20 21:27:24 | 福岡観光
 もう少し先だろうと思っていたのに・・・明日は突然のガイドデビュー(^-^;
ガイドのお手伝いのサポーターをすることになっていたけれど、「円覚寺は任せたからね。」と言われ・・・

今日は一日かけて必死に資料の整理をしました。

 でもね、やっぱり突然というのは無理があるのよね。
覚えようとほんのちょっと頑張ったけれど、この先もず~っと使えて、説明しやすいように・・・と考えて、説明ボード(?)を作りました。
これを見てもらいながら・・・私も見ながら・・・きっと、ばっちり♪

 

 こんな感じの説明ボードを3枚作るのに、図書館から「南方録と立花実山」という本を借りてきて、関係のありそうなところを読みました。円覚寺に関する本は無かったので、実を言うと仕方なく借りてきたんだけど、意外と面白かった。
立花実山・・・黒田家の重臣として3代藩主の光之公に仕え、書も描くし詩文にも長けてるし、茶道や禅にも精通している・・・という当代きっての文化人。でも、光之公が亡くなった後は幽閉されてしまい、5か月後には死んでしまう。
せっかくの才能がもったいない・・・。
幽閉中にも獄中で「梵字艸(ぼんじそう)」という日記のようなものを書いていて、これも残っているらしい。
寒くて寒くて凍えていた時に、差し入れてもらったお湯の入ったひょうたんで身体を温めた・・・なんてことも書かれているとか。
・・・そんなことを知ったら、少しくらいの寒さは我慢しようと思ってしまう。
そんなわけで、お寺のことよりも立花実山に夢中になってしまったのでした。

 ところで、なぜ円覚寺のガイドをするのに立花実山か・・・というと、上の説明ボードを読むとわかります(^^♪
実山が書いた「南方録」がお寺に実際にあるそうです。
・・・で、今でも「茶道南方流」の家元としてお寺で茶道の教室も開かれています。
茶室から見える古い中庭もとてもきれいだそうな。

 こちらは、本堂から見た中庭です。夏に撮ったものなので、今は様子が違っているだろうな。

 

 円覚寺もライトアップされるので、この庭を観るのが楽しみです。
明日は、夜まで時間をつぶし・・・ライトアップのお寺を回ってくる予定。
昨年の話によると、すごい人らしい。金曜の夜だからなぁ・・・。

 明日のガイドが上手くいきますように・・・。