今日は．芝居稽古だった。自分で言うのも何だが．地に足がついてないというか．僕はまだ．軽いなという感じだった。台詞がいいづらいとか．この時．自分はどう思うんだろとか．そういう問題じゃなかった。集中もしているのに．何か違和感があった。まだ．芝居稽古は始まったばかりだし．これからだと思うが．いつものような役作りではもの凄く薄っぺらくなってしまいそうな気がした。今の僕は．芝居の中で生きている感じで．現場の中で生きていない。違和感はこれだ。僕は．何度か現場でバイトした事がある。現場には．本当に色んな人がいる。外見もそうだが．性格も様々だ。でも．バイトじゃなく．長い間働いている人達は．みんな同じような空気を持っている気がする。職人の匂いだ。今日．作業している．鈴木とし
君を見てて．自分がバイトしていた時の情景が浮かんできた。やっぱり．現場で生きている人間の役作りなんて．肉体で語るしかない気がした。もちろん．役作りはしていくが．ほとんど裸に近い状態と言うか．上手く言えないが．ただ．現場で生きてる男でありたいと思った。そして．それを歌や踊りにもつなげて行きたいと思っているが．難しいな－。でも．僕はあんまり頭が良くないので．上手く説明できないし．よくわかっていなかったりする事がよくあるが．横内さんのやりたい事は．わかっているつもりだし．上手く表現できていけば．かなり面白くなるだろう。ただ．自分がこれから．どんな事してけばいいかは．ぼやけてしか見えてない。ま－．小さな事からこつこつ見つけていくしかないのかな。