新社会人、すべてがキラキラしている。悪いのは私たち。

(写真はメインで使ってるPC）

さぁ～桜が満開になり、新学期、新年度が始まる４月がくる。

そして、多くの新社会人、すべてがキラキラしている。
可能性に満ちた将来、彼ら、彼女らの毎日は私たちの何倍もの
情報を吸収し、感受し、記憶されていくことだろう。

美しい、羨ましい、を超えて、恨めしい、なんちゃって（笑）。

しかし、私たち受け入れ側は、しっかりと気をつけなければならない。

先輩になるもの、チームリーダーになるもの、上司になるもの、、、
３ヵ月後彼ら、彼女ら、がどんな３ヶ月間の感想を述べればいいのだろうか。

「嫌な上司がいて、初日から残業させられた。」とか、
「朝から、挨拶の練習とかやって、軍隊みたいなんだよね。」とか、
「ホチキスの止め方で、かなりネチネチ怒るんだよね。」とか、、、
言ってるのと、

「みんな優しくて、ホント働きやすいです。」
「毎日会社行くのが楽しみです。」
「いい会社を紹介くださってありがとうございます。」
と言ってるのでは、どちらが良いのだろう。

新社会人になって、まだ３ヶ月である。
これからいろいろ学ぶ、経験できるチャンスがある、だから
伝えなければならないのは、「楽しさ。」・・・

“ふざけるな。”

たった３ヶ月で、後者の組織はその若者をもうダメにしている！

上司とは嫌われ、やるべき仕事があれば残業はする。
軍隊では、挨拶が下手だから練習するのではない、礼節を肉体化、
ここぞという指揮命令に一糸乱れない精神態度を醸成している。
ホチキス止めに、組織のあり方が見透かされる。

少なくとも、新社会人が３ヶ月程度で自分の価値で、
働きやすいとか、楽しいとか、
の感想を言われているような組織体質は改善する必要がある。

もし自分の子どもが、新社会人になって、水飲む時間もない、
上司が厳しい、残業が多い、もう辞めたい。
なんて言ってきたら、

「良かったな、いい会社だ。」
「もうひと踏ん張りしてみろ、すばらしい上司に出会い、
すばらしい後輩に出会える、いい経験がつめるぞ。」
っていってやる。

だって、私自身がそうだったんだから、、、