四国遍路(108箇所)の旅

お遍路(88+別格20)の準備計画と実際の歩き通し打ちの記録を、5月11日から(実行は6月3日スタート)記録しています。

「第二部 108寺歩き遍路の総括(29)」

2007年08月21日 | Weblog
「第二部 108寺歩き遍路の総括(29)」

■ 各寺間の実際の時間と道のりについて

『60番~64番までの推定方法』

前回と同じく、へんろみち保存協会編(39p)の四国遍路道基本コース歩行
距離表の平均所要を参考にすると、以降のコースは下記のようになる。

別11番~60番   12.5K 不明
60番~61番     9.6K 3時間
61番~62番     1.3K 25分
62番~63番     1.4K 25分
63番~64番     3.2K 55分
64番~65番    45.2K 13時間

前日、湯の里小町温泉しこくやに泊まり、早出をして遍路転がしの一つである
横峰寺を早朝に、まだ気温が上がらないうちに歩く事ができ、比較的順調に打
つことが出来た。

更に、星が峰に詣でて、小さな鉄の鳥居から運良くガスが晴れていて、石鎚山
を見ることが出来た。この時点でも、自分が翌日、石鎚山に登る事になろうと
は想像もしていなかった。「山開き」のい意味も全く知らなかったし、石鎚山
と弘法大師の縁も知らなかった私であるが、様々な出会いに、まことに不思議
なご縁で導いて頂いたと言っても過言ではないと思う。あり難い事である。

結果は、以下のようになった。

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困難度(【1~5】【5】が最難関)を個人的主観にて採点した
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別格11番~60番 約12.5K 3時間30分(延べ2日、直接の場合)
横峰寺への上り口は、幾つかあるのだろう。寺そのものより、山やハイキング
好きの地元の方などに愛されている山なのだろう。石鎚山も近いし、この付近
の登山愛好家には、この横峰への登りは格好の練習の道(山道)なのだろう。
私は、59番国分寺方向から国道11号線の入口から登ったが、ここは最後の
2キロのみが山道であり、残りは全て舗装道である。短い山道であったが、最
後の山道はしっかり整備されていて、藪掻きの心配はない。休憩ポイントは、
いくつかあり、11号線から約8キロの道のりの中、3キロ先に1つ屋根付き
小屋があり、また、最後の2キロ山道の手前にも屋根付き小屋がある。山道は、
その小屋から急斜面を上り、約2キロで標高300mから一気に標高745m
まで登る急斜面である。おおよそ1キロで200m近くの上りであるから、途
中幾つか急な坂があるが、そこを焦らず登れば道は非常に整備されているので
安心である。この山の中にも、ベンチが1箇所あった。横峰寺へは、この上り
道ではなく下りで「遍路転がし」があるのだろう。【3】

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西条ステーションホテルに連泊したため、本日ヘンロサーベイはお休みします。
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今日はこの辺で。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
西山興隆寺って・・・ (歩かない遍路 らいた)
2007-08-21 17:05:31
寺号なんですね。別に山号「仏法山」がありました。だから正式には仏法山西山興隆寺になるんですよ。
東山繁多寺と同じように思っていました。
間違っていたら誰か教えてください。

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らいた様へ (KOYAMA)
2007-08-21 19:54:00
御存知かとは思いますが、"Wikipedia"に
よると、”山号は仏法山。詳しくは仏法山
仏眼院興隆寺と称する。紅葉が有名で、
紅葉の名所である「西山」を付して
「西山興隆寺」と呼ばれている。”とあり
ます。命名に関してはチョット特殊な事情
があるようですネ。まあ、これが正解かは
私にも判りませんが・・・。

第一部でも書きましたが、私は山開きより
も1ヶ月も前でした。霧が深くて、星ガ森
の鳥居から石鎚山を拝むことも出来ません
でした。順打ちでのルートはルート147
を登って行くのですが、何時かの次回は
このルートを”正しく”順打ちしてみたい
ものです。
返信する
なるほど (歩かない遍路 らいた)
2007-08-21 22:18:06
呼び名ですか?
仏法山(仏眼院・・・院号はこの際おいといて)興隆寺が正式名で、西山興隆寺は通称なんですね
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