あけましておめでとうございます。
そう、少し出遅れましたが、

ついに決定版!

箱を開けると思わずニヤリの仕様。
並べてみました。

魂版バイカンフー

千値練版

ミニプラ版はプロポーション良くて

ミニプラ版がお手本ですね。

魂版もイマイチ決まらなかったですね。

並べてみました。

バイカンフー肩内部構造。

魂版はフレームがしっかりしています。
千値練版はこの辺りまでしか上がりません。
とにかく、可動が見事です。
脚も膝もかなり曲がりますし、
まずは全員、下半身オープン。

魂版。
千値練版。

POSE+METAL版。

そして更に、
上半身オープン。
バイカンフーの突き出た襟の部分に入ってます。

襟部分の金の凸部分の中に

魂版は収納は出来ずにこのような位置にきて

こう、跨ぐようにバイカンフーのアーマーが

3段重ねオープン。

脚も反転しています。

バイカンフー、ガワ状態での

魂版。

フレームはしっかりガッチリしてます。

ケンリュウ比較。

ミニプラ版。

千値練版。

同じポーズを取らせて可動を比較。

POSE+METAL版。

千値練版。

腕組み。

ケンリュウオープン。

千値練版。



POSE+METAL版のロム兄さんです。

考えた人天才かよ…。

ロム兄さん比較。

POSE+METAL版ロム兄さん。


千値練版。

魂版。

天空宙心拳…?

という訳で、
本年一発目のレビューはこちら。

そう、少し出遅れましたが、

ついに決定版!
POSE+METAL マシンロボ クロノスの大逆襲
バイカンフー
のご紹介。
単体レビューは今更なので割愛、
今回は以前に出た、
バンダイの超合金魂版、
千値練のMETAMOR-FORCE“BARI"ATION版との
比較レビューになります。
前回、ミニプラ版の記事の時に
バイカンフーの立体物のオススメとして、
ガシガシ遊ぶなら魂版
観賞用なら千値練版、
合身遊びとは別にアクションも楽しみたいなら ミニプラ版、と言いました。
しかし、先に言ってしまうと、
このPOSE+METAL版は
まさにバイカンフーの決定版です。
合身もアクションも楽しめて、
差し替えパーツも普通に遊ぶなら必要なく、
更に強度も合格レベルです。
本当に最高。(値段も最高額ですが。)

箱を開けると思わずニヤリの仕様。
素敵です。

まずはバイカンフーから。

まずはバイカンフーから。
もう佇まいからしてカッコ良いです。

並べてみました。
左から魂版、千値練版、ミニプラ版、
POSE+METAL版です。
POSE+METAL版バイカンフーは
一回り大きいです。

魂版バイカンフー

千値練版
アレンジが効きすぎていてもはや別物ですが。

ミニプラ版はプロポーション良くて
当たり前なんですよね。
(合身だと可動を捨てているしアクションだと中に可動するパーツが入る)

必殺 ゴッドハンドスマッシュのポーズ。

必殺 ゴッドハンドスマッシュのポーズ。
これが決まるモデルが出る日が来るとは…(感涙)

ミニプラ版がお手本ですね。
このポーズ、合身モデルでは無理だと思ってました。

千値練版はこれが限界でした。

千値練版はこれが限界でした。

魂版もイマイチ決まらなかったですね。

並べてみました。
必殺技っぽいのはやはりミニプラ版と
POSE+METAL版ですね。

魂版と比較。

魂版と比較。
プロポーションの差は時代の差かもしれません。
次作のゴーディアンの出来次第でわかりますね。

ミニプラ版と比較。

ミニプラ版と比較。
スタイルはほぼ一緒ですね。
サイズアップした感じです。

千値練版と比較。
デザインが全く違いますよ母ちゃん。

千値練版と比較。
デザインが全く違いますよ母ちゃん。
さて、
比較として、可動の秘密に迫ります。

バイカンフー肩内部構造。
ケンリュウの腕はこのように入ってます。

肩のフレームと肩アーマーのフレームが

肩のフレームと肩アーマーのフレームが
独立しているのが特徴で、
そのお陰で肩を上げた時の肩アーマーの干渉が
かなり少なくなりました。

肩はケンリュウの肘関節がうまく機能しております。

なので真上まで上がります。

肩はケンリュウの肘関節がうまく機能しております。

なので真上まで上がります。
相変わらずの縦可動と横可動が
別々にしか動かないため、
斜めに動かすにはそれぞれを調整して、
見立てるように動かす必要がありますが、
それでもかなり違和感なくできます。

千値練版はこのようになっており

肩アーマーの内部にフレームがある都合上、

肩アーマーの内部にフレームがある都合上、
ケンリュウの腕が干渉してしまい
腕が上には上がらないです。
無理をすると割と簡単に破損します。

魂版はフレームがしっかりしています。
ケンリュウの腕の関節は似たような機能をしています。

なので魂版も腕が上に上がります。

なので魂版も腕が上に上がります。
じゃあ、魂版は何が問題だったのかというと…

これです。

これです。
腕を斜めに構えようとすると
肩アーマー前部が干渉してしまい、
どかさないといけません。

かなり見た目が悪くなってしまいます。

かなり見た目が悪くなってしまいます。

千値練版はこの辺りまでしか上がりません。
無理すると破損してしまいます。

POSE+METAL版はこのように、

POSE+METAL版はこのように、
自然な形に腕を持って来ることができます。
肩アーマーの独立可動のお陰ですね。

腕を組んでみる。

腕を組んでみる。
魂版はここまで。
やはり肩アーマー前部が…

千値練版はこんな感じです。

POSE+METAL版は見事ですね。

千値練版はこんな感じです。

POSE+METAL版は見事ですね。

とにかく、可動が見事です。
今までの合身モデルのバイカンフーには出来ない、
とても中に2体入っている可動ではありません。
それくらい動きます。
ちなみに手も五指可動なので
表情付けが自由にできます。

脚も膝もかなり曲がりますし、
前や横にも大きく動きますし、
ある程度ロールも出来てしまいます。

魂版の脚はここまでが限界。

千値練版に至っては

魂版の脚はここまでが限界。

千値練版に至っては
脚はほとんど動きません。
脚の可動の秘密をご紹介します。

まずは全員、下半身オープン。

魂版。

千値練版。

POSE+METAL版。
おわかりいただけただろうか。
脚可動の秘密の1つは
魂版と千値練版はケンリュウの中の
ロム兄さんの膝の位置がバイカンフーの
股になっているのに対し、
POSE+METAL版はロム兄さんの脚が
バイカンフーの股にはかかっていません。

そして更に、
脚可動の秘密2として、
ケンリュウの膝を反転させて、
バイカンフーの股の関節にしています。
この発想はすごい。本当に。

魂版と

千値練版はやはり、

魂版と

千値練版はやはり、
ロム兄さんの脚が可動の妨げになっていますね。

上半身オープン。
上半身にも唸ってしまうような
素晴らしいギミックがあります。

ケンリュウの肩アーマーにご注目です。

ケンリュウの肩アーマーが…

ケンリュウの肩アーマーにご注目です。

ケンリュウの肩アーマーが…
おわかりいただけただろうか。

バイカンフーの突き出た襟の部分に入ってます。

襟部分の金の凸部分の中に
ピタっと収まります。
ここが凄いのです。
この超絶ギミックのお陰で
上半身もスタイル抜群なんですね。


千値練版はケンリュウの肩アーマーの収納を諦めて
取り外しします。


魂版は収納は出来ずにこのような位置にきて

こう、跨ぐようにバイカンフーのアーマーが
被さります。
この処理のお陰で肩幅が妙に広めに
この処理のお陰で肩幅が妙に広めに
見えてしまうようです。

バイカンフーオープン。

バイカンフーオープン。
ケンリュウがどのように収納されてるか
見てみましょう。

POSE+METAL版。

POSE+METAL版。
脚の変形がトリッキーです。

千値練版。

魂版。

千値練版。

魂版。

3段重ねオープン。
ロム兄さんの収納を比較してみましょう。

POSE+METAL版。

千値練版。

魂版。

割とそのまま収まっている魂版と千値練版の

POSE+METAL版。

千値練版。

魂版。

割とそのまま収まっている魂版と千値練版の
ロム兄さんですが、
POSE+METAL版のロム兄さんはやはり
トリッキーな変形をしています。

関心したのはこの腕の処理です。

関心したのはこの腕の処理です。
他のと違い、ケンリュウの二の腕に入ってません。
これはバイカンフーの時にロム兄さんへの負担を減らすためだと思われます。
千値練版のは二の腕に入ったまま
ロールしたりして割と危うい感じですからね。

脚も反転しています。
理由はやはりケンリュウ時の股可動のためです。

バイカンフー、ガワ状態での
フレーム比較。

魂版。

フレームはしっかりガッチリしてます。
そのためスタイルが犠牲になってます。

千値練版。

見よこの細っこいフレーム。

千値練版。

見よこの細っこいフレーム。
一応、金属フレームなんですが、
これは危うい。
動かすには細心の注意を払わないと
ポキッと逝きます。
しかも最初はギチギチなので
シリコンスプレーを吹かないとダメです。
無理に動かすと折れます。
非常にデリケート。

POSE+METAL版。

POSE+METAL版。
中がメカメカしくてカッコ良いです。

脚のフレームもしっかりしてます。

肩周りのフレームも結構しっかりしてます。

脚のフレームもしっかりしてます。

肩周りのフレームも結構しっかりしてます。
縦横可動を無視したりして無理に動かさない限りは
破損の心配は無さそうです。
(それでも高価な物なので優しく動かしますけど。)

取り出したケンリュウ。

取り出したケンリュウ。
取り外しには付属の補助棒を使う事をオススメします。
横着は怖いです。

やはりこの処理素敵ですね。

とにかく、

やはりこの処理素敵ですね。

とにかく、
このPOSE+METAL版の素晴らしい可動の
中心、ポイントになるのが、
このケンリュウです。

凄い発想と強いこだわりを感じます。

凄い発想と強いこだわりを感じます。
私のように、
バイカンフーはかっこいいけど、
合身すると動かないのがもやもやする!
でも合身しないモデルはあまり欲しくない。
合身して尚且つちゃんと可動する物は
出来ないのかな…
という想いを実現させた理想的な立体物です。

ケンリュウ比較。
POSE+METAL版。
ケンリュウもカッコ良いですね。
スタイルも良し。

並べてみました。

並べてみました。
左から魂、千値練、ミニプラ、POSE+METAL。
バイカンフーの背丈が違うのに
ケンリュウの大きさはほぼ同じです。

ミニプラ版。
やはりスタイルが良くて、
POSE+METAL版はこれに近いです。
(片膝アーマーないのはご愛嬌)

千値練版。
肩アーマーの取り外しさえなければなぁ…
と思ってしまう。


魂版。

同じポーズを取らせて可動を比較。

POSE+METAL版。
中身があるの?ってくらい優秀に可動します。

お手本のミニプラ版。

お手本のミニプラ版。
これに近いくらい動くので満足度が高いですね。

千値練版。
やはり脚。

魂版。

魂版。
やはり肩アーマー。

腕組み。
千値練版は関節の都合上、脚が閉じません。

ケンリュウオープン。
中のロム兄さんをもう一度見てみましょう。

POSE+METAL版。

POSE+METAL版。

千値練版。

魂版。

ケンリュウガワ。

POSE+METAL版。

千値練版。

見よこのフレーム。

POSE+METAL版。

千値練版。

見よこのフレーム。
更に細っこいです動かすの怖い。。
ちなみに千値練版の腕はロールできる代わりに
開くと外れます。

魂版。

魂版。

POSE+METAL版のロム兄さんです。
脚が反転して膝がケンリュウの股関節の
機能をします。

考えた人天才かよ…。

ロム兄さん比較。
そう、ロム兄さんは一回り小さいのです。
バイカンフーは一回り大きく、
ロム兄さんは一回り小さい。
これが可動や収納に繋がる大事なバランスです。
先発のスケール設定を無視し、
スケール感を見直した事が逆転の発想ですね。

POSE+METAL版ロム兄さん。
下半身はアクション重視の物に差し替えできますが、
しなくても別に違和感ありません。

ミニプラ版。
小さすぎて目がないです。

千値練版。

魂版。

天空宙心拳…?

という訳で、
比較を中心にした、
こだわりの可動についてのレビューでした。
高いものなので安易にオススメは出来ませんが、
バイカンフーの決定版に間違いなしです。
素晴らしい物を手にできて幸せです。