Nice One!! @goo

観たい映画だけしか観てません。今忙しいんでいろいろ放置

2011年12月 鑑賞記録

2011-12-30 | 映画(その他)
今月はバタバタと過ぎちゃってます。 まず映画観てない(苦笑)
今月は資格試験があったんで(この資格取らないと卒業できません! 取りましたけど~)まともに映画観てるのは最後の1週間だけですね。
時間ないんでささーっと。 (後から追加あるかも)



12月4日 【第2回午前十時の映画祭:赤の50本】『追憶』

これ、今年の1月にも観てるんですけど、第2回の赤の方でさらに上映ってことで、やっぱり行っちゃいました。
何回行ってもいいですね。
さすがに2回目となると観る所が違ってきます。 細かいあらすじの矛盾が今回は解決できました。

この2人は若すぎもしたし実直すぎもした。 でもそれが若さなのかもしれない。 けどどんなに近づこうとしても決して近づけない関係もあるってことでしょう。
その真っすぐさが痛みを伴うけど、それでも歩んでいくのが人生。
想うたびに胸を締め付けられるような痛みと、甘酸っぱい記憶が甦る。
あーやっぱりいいなこれ。 生涯ベストかな。




12月26日 『風にそよぐ草』

マチューとアンヌ姐さんご出演ということで行って参りましたけど・・・。
うーん、ちょっとピンと来ませんでした。 特に最後。
あの母と娘は何だったのかしら・・・。
飛行機はどうなったのかしら・・・。 ?????

まあ、それにしてもフランスの中高年の方々は、お歳を召されても恋には敏感ということはよーっくわかりました。
それはそれで観てて面白い。

★★ 2/5点




12月27日 『運命の子』

ル・シネマ リニューアルオープン上映作品のうちの1つ。
今回のリニューアルで一体何が変わったの? 最大の欠点である客席の段差のなさの解消はどーなった? と
期待しながら行きましたが・・・。 全然変わってない。
綺麗になったのはトイレだけど、ここも和式がまだあるのかな。 だとしたらあまりポイント高くないです。

さて本作。 歴史スペクタクル、大河ものです。
中国の考えることはスケールが大きい。
ただし、子は親の思うようにはいつだって育たないってことでしょう。
大きくなれば彼らには彼らの意思があります。
一族滅亡までは緊張感があってよかったんですが、そこから先の、復讐させようという段取りがやはり長い。
最後はグダグダしてました。 ラストの回想はいらないかも・・・。 あれがさらに間延びさせてしまった。
話としては『王妃の紋章』っぽかっただけにちょっと残念でした。

★★☆ 2.5/5点



12月27日 『サルトルとボーヴォワール』

2006年製作、よく日本公開があったなと思いました。
大好きなアナ・ムグラリスなのでこれは必見。

アナ・ムグラリスの存在感は健在です。 衰えてません。
彼女の配役だけでこの映画、かなりの部分が魅力的に見えてきます。 と書くと、じゃあアナじゃなかったらどうなの? という感じなんですけど、やはり時系列でサルトルとボーヴォワールを追いかけるのでいささかダレてしまう感じもあります。
そして残念なことに、サルトル役のロラン・ドイチェがあんまりイケてないんですよね。 
サルトルはどちらかというと「醜い男」だったそうですが、実物写真を見る限り、特にイケメンでなくても凄味があります。 
ですがこのロラン・ドイチェ、何となくさらっとした感じに見えてしまい・・・。 あまりぱっとしないように見えても凄味のある俳優を使った方がよかったのでは? 

それでもこの映画、サルトルとボーヴォワールが、その公平な関係を保つために要した苦労と言うものは十分伝えています。
男に依存したくないから結婚しない、自由でいたいから結婚しない、両者の言い分は一見合致しているように見えて、根底では少しづつズレている。 すなわちサルトルは自由に恋愛したいから、ボーヴォワールは依存したくはないけれど愛されていたい、ここの部分で見るからにズレが生じてくる。
サルトルの才能は自分にとって必要だけど、彼の自分に対する愛し方は、自分が望んでいるものとは違う。 望むものが手に入っても、全てが叶う訳ではない。
それでも彼女を彼の生涯のパートナーたらしめたものは、やはり互いの思想の噛み合いが心地よかったからなのだろうか。
うまくいっている人の人生の、裏側の労苦は大変なものなんだろうなと思いますね。

★★★★ 4/5点



12月27日 『永遠の僕たち』

TIFFでも上映ありましたが敢えて一般公開まで待った作品。
これTOHOのパスポート鑑賞でもよかったんですが、ちょうどmigちゃんmaruちゃんtomocoさんが近くにいらしたってことで合流してライズで鑑賞。 わざわざこのためにシャンテだのららぽだのに行くのも大変なんでかえってちょうどよかったです。
映画の前に噂の七志にも行けたし。 美味しかったな。


ガス・ヴァン・サント作品は、そのタッチが淡めなところが好きです。
本作もそう。 空気感を大切にしている。
どこまでいってもふわっと仕上げていて、難病ものにありがちな重たさを極力排除している。
それでいてこの世を去るにあたっての名残惜しさもわかる。 その切なさが若さと重なって、よりピュアになっている。

そして加瀬くんの扱いもいい。 彼は帰国子女ということで、英語も聴いていて違和感なし。
これからオファーが来るといいですね。
思うに、特攻隊のわだつみの話を監督とか脚本サイドで聞き、「想いを残したまま世を去ることの無念」について感情移入して生まれたのが本作なのかという気もする。 確かにこの話は日本人ではなくても共感する方も多いと思う。 そしてその理念をきちんと描いてくれていたことは称賛すべき点だと思うのです。

★★★☆ 3.5/5点




12月28日 『私だけのハッピー・エンディング』

TIFFでもやってましたけど特招につきスルーしました(一般公開なら千円で観れますので)
ほとんどガエルくんお目当てです。

みんなでこの間この映画の話をしてたんだけど、「ケイトが病人に見えないんじゃないか」というのはある意味当たってしまった・・・。 あれは元気すぎます。 無茶し過ぎ。
そしてガエルくんが出るので、ちょこっと無理をして設定しました感も無きにしも非ず。 ルイジアナだからメキシコ系=ガエルくん、となったような気が。

ただこの映画で考えさせられたこともあって。 
自分が世を去るのが予めわかっている時、自分を取り巻く人たちに対して、果たしてちゃんとお別れができるのでしょうかということ。 それも悔いのないお別れです。
自分は死んでいくけど皆は幸せそう。 そんなときにでも達観できるかってことです。

ウーピーの天使さま、結構様になってました。 カッコよかった。
ルイジアナ州ならではの文化をうまく使ったラストシーンや、ところどころ出てくる街の様子なんかも興味深かったです。

★★★ 3/5点




12月30日 『ニューイヤーズ・イブ』

とりあえず年内に観ないとね! ということで鑑賞。
感想としてはまさしく『バレンタインズ・デー』っぽい。 アシュトンも出てますし。
16人出てきちゃいますけどそれぞれちゃんとオチがついてます。 ただし多過ぎるんで誰がどこでつながってたっけ?
的なことはあるかもだけど。。
お祭りというか、ワイワイみんなで見る感じですね。
ボン・ジョヴィが! 50歳なの?? にびっくりでしたけどやっぱりカッコいい。

★★★ 3/5点



12月30日 『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(2D字幕版)

そしてこの日にTOHOシネマズ1か月フリーパスポート交換。
3年連続ゲットでした。 やったね~
ということでこれはその1本目。 以前試写にお誘いただいてましたけど行けなかったのでちょうどよかった。

感想は・・・ これはもう漫画のようなもので、ほとんど制作者の好みとしか思えなかったかも。。
続編あるようですけど、できれば無料鑑賞したい所です (^_^;)

★★ 2/5点









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20 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
墜落 (まっつぁんこ)
2011-12-29 09:00:01
“風にそよぐ草”のあの飛行機は落ちたんでしょう。
でも、何が言いたいのか?
よくわからない映画でした。
返信する
まっつぁんこさん (rose_chocolat)
2011-12-29 09:04:25
ほんとに、よくわからなかったですよねー。
単にラブコメっぽさなのかしらと思いきや、どうもラストは違うし・・・。
私には高尚すぎて? ちょっと無理でした(^_^;)
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アナ (まっつぁんこ)
2011-12-29 09:07:54
サルトルもボーヴォワールもあまり幸福な人生を送ったようには思えませんでした。
サルトルは好き勝手なことしたので良いとして、特にボーヴォワール。
第二の性は結局読みませんでした。
サルトルも嫌いです。(笑)
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まっつぁんこさん (rose_chocolat)
2011-12-29 09:15:42
>サルトルもボーヴォワールもあまり幸福な人生を送ったようには思えませんでした

同意。 対等とか何とかっても、そりゃ好きな人があっちゃこっちゃ行っちゃったら面白くないのが人間というもの。
敢えてそこに蓋をして、哲学を選んだんだからそれでいいのかもしれないけどね。
私ならラングレンについていきます(笑)
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対等 (まっつぁんこ)
2011-12-29 10:25:21
対等ということなら、マドンナやリュディヴィーヌ・サニエみたいに生きないと。
サルトルが愛人連れてきて、ボーヴァーワールもラングレンと子ども連れて来ていっしょに遊ぶみたいな(笑)
この時代はまだそこまでは無理だったということでしょうかね。
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まっつぁんこさん (rose_chocolat)
2011-12-29 13:28:36
やってることは画期的だったけど、あまりにも進み過ぎだったんでしょうね。
あるいは当人たちの感覚がそこまでぶっ飛べなかったというか。
どうもガマンしていたような感じもするんですよね。 それは最早愛じゃない。
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Unknown (mig)
2011-12-30 00:27:53
こんばんは☆

ふう、やっと全部一応upできた~
DVDのは私ももうずっと書けてないです

ケイトとガエルのはどうにもケイトがミスキャスト。
明るく、、、、っていうのはわかるけど
ならせめて痩せれば良いのに


あ、かかともは 言われて入ったから私もよく分からないのです~
昨日、友達にかけようとしたら
かからず、
チャットだけではないはずなんだけど、、、
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migちゃん (rose_chocolat)
2011-12-30 07:24:14
UP乙!
そうですね。 ケイトのほうが大柄だったこともあって私もどうにもしっくり来ず。。。 ケイトさんお元気そうですし(苦笑)

かかとも、勉強します!

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明けましておめでとうございます。 (KLY)
2012-01-02 00:30:30
今年も宜しくお願いします。
今年はもうちょっと観る作品厳選しないとなと…。何か去年は気が付くと一昨年より増えてるんだもん。ただ公開作品も100本ぐらい増えてるんだよね。
何故かroseさんとは試写会場でニアミスが多かったですが、私は例によってギリギリで入るのでまた見かけたらメールしてくださいね(笑)
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謹賀新年 (maru♪)
2012-01-02 18:36:07
あけましておめでとうございます!

年末に思いがけずご一緒できて楽しかったです★
『永遠の僕たち』ちょっとウトウトしちゃいましたけど、
好きな映画でした♪ 加瀬亮好きなので★

昨年はお世話になりました!
本年もよろしくお願いいたしますヽ(・∀・)ノ
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