原題: CHERI
監督: スティーブン・フリアーズ
原作: コレット
出演: ミシェル・ファイファー 、 ルパート・フレンド 、フェリシティ・ジョーンズ 、 キャシー・ベイツ 、 イーベン・ヤイレ
観賞劇場 : ル・シネマ
公式サイトはこちら。
<Story>
1906年、ベル・エポックのパリ。
時代の空気が20世紀へと移り、パリはヨーロッパで最も栄えた都市として謳歌していた。
当時は、ココット(高級娼婦)が栄えた時代でもあり、彼女たちは国王、政治家、文化人を自分の意思で選ぶことのできる裕福なセレブとして君臨。
ココットの中の最たる成功者の一人が、その優れた経営センスのおかげで富をも手にしたレア・ド・ロンバル(ミシェル・ファイファー)であった。
レアは40代になった今もその美貌を保ちながらココットをリタイアして、優雅なアール・ヌーヴォーの屋敷で自分の力で築いた富と自由の日々を満喫していたが、ある日、レアの友人で元同僚のマダム・ブルー(キャシー・ベイツ)が一人息子フレッド(ルパート・フレンド)との仲を取り持ってきた。
わたしの可愛い人 シェリ?-?goo?映画
ずーっと前に鑑賞券買ってたんですけど、なかなか時間が取れず。
ル・シネマは今週で終わっちゃうようなので、またまたギリギリ鑑賞でした。
この日はずーっと渋谷でミニシアターデイになってしまった(笑)
ミシェル・ファイファーは『ヘアスプレー』の、いやーなステージママくらいしか観たことなかったなあ。。
対するルパート・フレンドくんはこれで4作目。
『プライドと偏見』、『縞模様のパジャマの少年』、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』、
割と最近観たのばかりですね。 正統派というか、古典的な映画に出てる美男子くんっていう印象があります。
でもこの作品で最も印象深いのはやはりミシェル・ファイファー。
「40代過ぎてもなお衰えない美貌」という設定ですが、実年齢52歳の彼女でも十分に行ける役、納得ですね。
ココット(高級娼婦)が活躍していた時代というのは、想像でしかないけど、
政治的にもそんなに動乱がなくて、人々が暇だったんじゃないかな。
そうじゃなきゃ、こういうことにお金は使わないはずだし。
映画の中での「ココットの馴れの果て」らしき、怪物みたい(本当にそうなんです)なご婦人方には、
そうして生きるしかなかった彼女たちの境遇(貧乏とかね)もあっただろうし、
また華やかなりしころの栄光も、崩れた横顔に垣間見ることもできます。
それぞれ苦労したのかな・・・などと考えてしまったり。
それでもやっぱり、頽廃的と言われた時代を生きただけあって、
発想としては、まず普通の感覚ではありえないことも多く(笑)
だって・・・ 自分の息子を、友達と引き合わせる
(単に紹介するってことだけじゃなくて、男女の関係を前提としてでしょ?)ことなんて、ありえん。 笑
そして、息子をさせたら孫が見れるから・・・という大変自分勝手な理由で、その関係を取り上げる母! まるで鬼婆(笑)
ココットってこんなに変人ばっかり? って。 だって周りもそれを笑って見てるだけだもんね。
唯一まともなのがレアだったり。
そんな境遇に追い込まれて、年上だからみっともないところも見せられなくて、強がってるレア。
だけど、恋しいのですよね。 シェリが。
シェリもシェリで、やっぱりレアじゃないとだめ。
どんなにかっこよかったり、若く美しかったりするひとと付き合ったとしても、
あくまでそれはそれ、代用品でしかなくて。
お互いじゃないと・・・ っていう結びつきがいいんですよね~。
齢の差なんて関係ない。
その2人の想いが光ってました。
・・・ とは言っても、これ、レアだから起こったことなんだろうな(笑)
やっぱり「美魔女」クラスじゃないと無理か!?
★★★☆ 3.5/5点
監督: スティーブン・フリアーズ
原作: コレット
出演: ミシェル・ファイファー 、 ルパート・フレンド 、フェリシティ・ジョーンズ 、 キャシー・ベイツ 、 イーベン・ヤイレ
観賞劇場 : ル・シネマ
公式サイトはこちら。
<Story>
1906年、ベル・エポックのパリ。
時代の空気が20世紀へと移り、パリはヨーロッパで最も栄えた都市として謳歌していた。
当時は、ココット(高級娼婦)が栄えた時代でもあり、彼女たちは国王、政治家、文化人を自分の意思で選ぶことのできる裕福なセレブとして君臨。
ココットの中の最たる成功者の一人が、その優れた経営センスのおかげで富をも手にしたレア・ド・ロンバル(ミシェル・ファイファー)であった。
レアは40代になった今もその美貌を保ちながらココットをリタイアして、優雅なアール・ヌーヴォーの屋敷で自分の力で築いた富と自由の日々を満喫していたが、ある日、レアの友人で元同僚のマダム・ブルー(キャシー・ベイツ)が一人息子フレッド(ルパート・フレンド)との仲を取り持ってきた。
わたしの可愛い人 シェリ?-?goo?映画
ずーっと前に鑑賞券買ってたんですけど、なかなか時間が取れず。
ル・シネマは今週で終わっちゃうようなので、またまたギリギリ鑑賞でした。
この日はずーっと渋谷でミニシアターデイになってしまった(笑)
ミシェル・ファイファーは『ヘアスプレー』の、いやーなステージママくらいしか観たことなかったなあ。。
対するルパート・フレンドくんはこれで4作目。
『プライドと偏見』、『縞模様のパジャマの少年』、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』、
割と最近観たのばかりですね。 正統派というか、古典的な映画に出てる美男子くんっていう印象があります。
でもこの作品で最も印象深いのはやはりミシェル・ファイファー。
「40代過ぎてもなお衰えない美貌」という設定ですが、実年齢52歳の彼女でも十分に行ける役、納得ですね。
ココット(高級娼婦)が活躍していた時代というのは、想像でしかないけど、
政治的にもそんなに動乱がなくて、人々が暇だったんじゃないかな。
そうじゃなきゃ、こういうことにお金は使わないはずだし。
映画の中での「ココットの馴れの果て」らしき、怪物みたい(本当にそうなんです)なご婦人方には、
そうして生きるしかなかった彼女たちの境遇(貧乏とかね)もあっただろうし、
また華やかなりしころの栄光も、崩れた横顔に垣間見ることもできます。
それぞれ苦労したのかな・・・などと考えてしまったり。
それでもやっぱり、頽廃的と言われた時代を生きただけあって、
発想としては、まず普通の感覚ではありえないことも多く(笑)
だって・・・ 自分の息子を、友達と引き合わせる
(単に紹介するってことだけじゃなくて、男女の関係を前提としてでしょ?)ことなんて、ありえん。 笑
そして、息子をさせたら孫が見れるから・・・という大変自分勝手な理由で、その関係を取り上げる母! まるで鬼婆(笑)
ココットってこんなに変人ばっかり? って。 だって周りもそれを笑って見てるだけだもんね。
唯一まともなのがレアだったり。
そんな境遇に追い込まれて、年上だからみっともないところも見せられなくて、強がってるレア。
だけど、恋しいのですよね。 シェリが。
シェリもシェリで、やっぱりレアじゃないとだめ。
どんなにかっこよかったり、若く美しかったりするひとと付き合ったとしても、
あくまでそれはそれ、代用品でしかなくて。
お互いじゃないと・・・ っていう結びつきがいいんですよね~。
齢の差なんて関係ない。
その2人の想いが光ってました。
・・・ とは言っても、これ、レアだから起こったことなんだろうな(笑)
やっぱり「美魔女」クラスじゃないと無理か!?
★★★☆ 3.5/5点
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