監督: 堀切園健太郎
出演: 渡部篤郎 、キム・ガンウ 、真木よう子 、尾野真千子 、石橋凌 、田中泯
試写会場: 有楽町朝日ホール
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完成披露試写会に行って来ました。
上映前に舞台挨拶。 渡部さん、真木さん、尾野さん、石橋さん、田中さんの5名。
真木よう子さんは細いですね! 顔が小さい。 渡部さんはさすがにカッコいいです。
司会は伊藤さとりさんです。 5人の撮影中のエピソードなどをユーモラスに紹介してました。
田中さんはこの映画のためにかなり減量なさったとのことで、劇中でもかなり鋭い眼光での演技です。
フォトセッション終了後に、渡部さんのファンの方が2~3人、お花を渡部さんに渡しに舞台に駆け寄ってて、そして渡部さんにちゃんと渡すことができてて、こういうシーンって完成披露試写ならではというか、あこがれの方がご出演の場合には間近で見られるのはいいことですね。
真木よう子さんのお顔が小さかった&華奢だったなー。
ちなみにTVは一切見てません。
監督がTV版も手掛けたということなのですが、TVドラマもこんなタッチなんでしょうかね。 割と画面が薄暗い感じで進行していきます。
一般試写の前なので詳しいストーリーは避けますが、すごく簡単に感想を言ってしまうと、やはりこれはTV版を観た方じゃないと存分には楽しめないのかもしれないってことでしょう。
人物の相関関係などはある程度わかりますが、それぞれの人物の特徴などはTV観ていた方がいいですしね。
実際に一般人に捜査協力を依頼することなんてあるのだろうか?と、こういう方面に疎い私は思ったりもするのですが、
こうした政治的な問題が絡んでいたり、微妙なケースにはあるのかもしれません。 そのあたりの緊張感や、状況が進むにつれてそれぞれの人物たちの心境も変わっていく緊張感があるのはいい。
特筆すべきは田中泯さんで、役作りで自主的に10kgくらい減量したと舞台挨拶でも仰せだったんですが、その減量が役にそのまま生きていたように思います。 凄味が増すというか凄絶な雰囲気がありました。
そしてもう1人はキム・ガンウさん。 本作では彼は本当に美味しいところを持って行ったような感じで存在感しっかりと植えつけていました。
ストーリー的には、最後が少々ダレてしまったような気がしましたね。 あそこまで長々と引っ張っている間にみんな死んでしまうよ・・・笑 とも思ったんだけどそこが見せ場ですから、ある程度は仕方ないのでしょう。
回りくどくない話の展開ですし、TV版を見ていない方でも今回の映画をきっかけにして、シリーズに興味を持たせて入り込めるような作りになっていると思います。
★★☆ 2.5/5点
なかなか思い切った作品でした。
テロの真意なども含め、
見どころは豊富でしたが、
核爆発への軽さがもったいなかったです。
解除キー、親子鑑定、子供の誘拐と全てがつながりスッキリ観終わりました。私もドラマは一度もみたことありません。
そうなんですよね。 普通の刑事もののクライマックスのように何故かとても悠長なシーンとなってしまいました。
原発の恐ろしさを体験した日本なので、ここの表現はもっと緊迫感を持って描いていただきたかったです。
けどクライマックスなんですよね。。。
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と同時に、日韓情勢の微妙なところも上手く取り入れていたように思います。