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『がじまる食堂の恋』 (2014) / 日本

2014-07-25 | 邦画(か行・さ行)


監督: 大谷健太郎
出演: 波瑠 、小柳友 、竹富聖花 、桜田通 、パッション屋良 、ダンディ坂野 、肥後克広
試写会場: シネマート六本木

公式サイトはこちら。(2014年9月20日(土)公開)


沖縄県名護市の小さな食堂を舞台に、4人の男女が織りなす恋模様を描いたラブストーリー。先代のおばあが残したレシピを引き継ぎ、名護の町の一角にある「がじまる食堂」を切り盛りするみずほ。ある日、食堂に見知らぬ旅行者の隼人が転がり込むように現れ、みずほは隼人の面倒をみることに。時を同じくして元カレの翔太も7年ぶりにみずほの前に現れ、翔太は東京から来たという美女・莉子と急接近するが……。(映画.comより)


一足お先に試写に行ってきました。小柳友くんはもう25歳なんですね。『トウキョウソナタ』ももう6年前の公開なんですっかり大人になった感が。そして竹富聖花さんは先日の『1/11 じゅういちぶんのいち』でも印象的な役を演じてました。今年はもうすぐ公開の『ホットロード』にも出演しているようで活躍目覚ましい女優さんとなってます。その他の2人、波瑠さんと桜田通くんはスクリーンでは初めてですけど、この若手4名の作り出す世界観がほぼ全てといった作品でもありました。

沖縄ということでゆったり、ゆっくりっていうイメージで作られてるんだと思います。最初からテンポがゆったりめ。
「ひんぷんガジュマル」と呼ばれているガジュマルの木に話しかけるシーンなんかは観光名所にもなりそう(もうなってる?)ですね。あとは名護のお祭りとか、観光的な側面もどうしても多くなってくる。その中での男女の出会いってことなんだけど、どうなんだろうこれ・・・。どうしても「とってつけたような」印象がぬぐえないんですよね。どうしてここで唐突に?って感じで、それも後で真実が明らかにはなるんですが、だからといってそこが感動という風にも思えなくて。

98分の尺なんですが、それ以上に長く感じたのはきっとテンポが緩めのせいだと思うんですね。話し方も敢えてゆっくりゆっくりというか、でもそれが全編に渡って続いちゃうとかなり観ている方が疲れてくる。
内容としてはみずほの性格的なトラウマ、隼人の過去、翔太の誤解を招く行動、莉子の行動の理由など、いろいろと突き詰めていくと謎が解けては来るんだけど、パズルの完成というのはわかっても、そのテンポの悪さを凌駕はできていなかったかなと。たぶんこれを観ると「かもめ食堂」の系統を思い出してしまうくらいゆっくりめで、集まってきた若者たちが一緒に行動を起こすも実は・・・という種明かしと、そのおしゃれ系を絡めてはいるんですが、心を捉えたかと聞かれればそうでもなかったかなとしか言いようがないんですよね。


★★ 2/5点






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