和のよそおい

 

恵比寿駅からほど近い山種美術館に行ってきました。

大好きな日本画家、上村松園の絵を見に。

「和のよそおい」と題された展覧会で、上村松園・鏑木清方・伊東深水らが描いた美人画の

展示です。

先日、BSのどこかのチャンネルで紹介されていて、3月25日まで開催というので

平日なら空いているだろうと思ったのですが、いや、着いてびっくり。

結構な人出でした。

和のよそおいという題名にちなんでか、着物で行くと入場料も割引で

さらにプチギフトがいただけるらしいのですが、夜フラのレッスンだったため

着物はあきらめました。

着物で来ている方がたくさんいました～。

松園の絵が昔から好きで、昨日もふっくらとして柔らかい日本髪を結った美しい女性の絵を

じっくり眺めてきました。

本当に繊細で、つけている鼈甲の櫛の後ろから髪の毛が透けて見えるように描かれていたり

絞り鹿の子の手柄がポツポツ・・・となんと立体的に描かれているか！

上の写真はチラシですが、昭和15年に描かれた「春芳」という作品です。

今年のお正月に日本髪を結うことになった時も、松園の絵を見て、どんな色合いの手柄をつけようか・・・

などと考えたものです。

松園の絵を見ていたら、なんだかこの顔見たことあるなーと。

あ！そうだ！うちのお雛様！この間まで飾ってあったお雛様の顔に似ています。

やっぱりうちのお雛様、美人さんだわ（＾＾）

美術館で絵をゆっくり眺められるという幸せ・・・。ありがたいことです。

歩き疲れ、美術館の中のカフェで一息。

お抹茶と和菓子が目にも美味しかったです（＾＾）