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Car life with STI and NX“Another story”

「速度を上げるばかりが、人生ではない。」from Gandhi's quotes

WRX STI TC380は魅力的

2018-11-02 22:33:34 | SUBARU

via:http://www.fujisubaru.co.jp

SUBARUのお膝元、群馬県の富士スバルさんからかなりアツイ限定車が販売されるようです。

リンクはこちらから。
ラリードライバー新井敏弘選手監修のSTI、その名も「WRX STI TC380」。

WRX STIをベースに、

・HKS製 GTⅢ RS SPORT TURBINE KIT
・HKS製 Super Turbo Muffler
・HKS製 METAL CATALYZER
・アライモータースポーツ社製 フロントメンバーブレース
・アライモータースポーツ社製 RQAエアーフィルター
・TC380専用RECAROスポーツシート(シリアルID付)
・TC380専用カーボンリップスポイラー

が装備されるようです。

エンジンや排気系にも手を入れられる他、ボディ補強も。
更にRECAROのバケットシートも装備とはなかなか凄い。

限定50台でお値段は4,965,840円(消費税込)とのこと。
この内容でちょっと前に出た限定車RA-Rよりお安いとはなかなかお買い得ですね。

勿論社外品パーツが多いので保証面がどうなるか少し気になるところ。
あと足回りは特に強化されていないのでここはお好みで、という感じなのでしょうね。

個人的に保証の件が不安なのとディーラーがかなり遠いので選択肢に入りませんが、カスタマイズを考えている方にとってはかなり魅力的な1台になりそうです。
メーカーからでは無く、販社からこういう仕様が出てくるとは正直凄いなと思います。

 

個人的にこうなってくると方向性は違うとは言え値段的にRA-Rとの競合が気になるところ。
※以下はあくまで個人的な好みですので人によっては不快に感じられるかもしれませんが、予めご了承下さい。

 

via:https://www.subaru.jp/

私自身E型を契約するときにRA-Rの話が出ていたのですが結局はノーマルのType Sを選びましたが、
もしメーカーがこの「TC380」をコンプリート仕様として出していたらちょっと迷っていただろうなと思います。
RA-Rを選ばなかったのが、エンジンは魅力的なのですが軽量化の為各種装備が削られている所。
私自身はサーキットを走ることは無く、殆どGT的なツーリングを楽しむ仕様ですので「快適性」もそこそこあった方が有り難い。
特にシートがノーマルなのがちょっと。
かといってシートを取り替えると当然エアバッグの問題も出てくるし、保証関係にも相当影響してくるでしょう。
せめて軽量化とは言えRA-RにはRECAROシートは装着してくれれば選択肢に入ったかもしれません。

こうなってくるとSシリーズ、となるのですが生憎うちの駐車場がノーマルのSTIの車高でギリギリ。
ローダウンやエアロを装着すると車庫の入出庫の時に底をズリズリ擦ってしまいます。
Sシリーズは魅力的なのでぜひ一度所有してみたいのですが、駐車場の問題を解決しないといけませんね。
ただRA-Rにしてもローダウンされているようですので無理ですけど(笑)

 

そこへいくと「TC380」はネットの情報を見たところ現行のWRX STIに+αで装備を装着しているだけで、「引いている部分」が無いのが魅力的です。
しかも車高もノーマルのまま。
そしてもしメーカーがこの仕様で出していてくれていたら保証もバッチリついていたはず。
更に値段はRA-R並となると相当魅力的です。

とは言え、STI以外の社外品を装備したコンプリートカーをメーカー直々に出すと言うことはまずあり得ないでしょうから単なる願望です(笑)
仮に出たとしてもお値段も相当高くなるでしょう。

 

ということで私はType Sを快適ツーリング仕様にカスタマイズしてドライブを楽しもうと思います。


頑張れスバル!

2017-10-28 13:02:11 | SUBARU

さて昨日も書きました今回のスバルの無資格検査の問題ですが、報道を見ているといろいろな問題点がごっちゃまぜになっており分かりにくいのですが改めて個人的な考え、
そして明明後日に納車を控えた今の気持ちを少し書いてみたいと思います。


まず今回のスバルの問題はいくつかに切り分けて考えてみる必要があると思います。

①法令違反について→スバルは法令を遵守していたかどうか

②完成検査に有資格者が必要か否か、制度そものの問題→そもそも完成検査に有資格者が必要な今の制度が現状にあっているかどうか

③車の安全性→完成検査に手続きに瑕疵があったが車そのものの安全製は問題ないか

この3点になると思います。


まず①について。
これは問答無用でスバルが悪い。「悪法もまた法なり」という言葉がありますが、(ソクラテスが言ったかどうかは置いておいて)、
法令で定められている以上遵守しないといけません。
よく警察24時などのテレビでスピード違反で検挙されたのに「ここは制限速度が低すぎる!」と警察官に文句を言っている違反者がいますが、例え実情にあっていなくとも法律は法律。
どうあっても違反した人間が悪いのです。
②に進む前にまずはこの点はしっかり踏まえておく必要があります。

そして②について。
これは「海外に輸出する車両には資格者による完成検査は必要がなく、輸出した後、現地で各国の規定に基づいた検査を行っている。」(産経新聞より)
なのになぜ国内では有資格者が必要なのか?という問題、
そして有資格者と言っても国家資格ではなくあくまで社内規定に基づく資格なので果たして実効性はどうなのか?という問題、
そもそも精密な機械で測定しているのに果たして最終に有資格者による検査が必要なのかどうか?という問題など現状いろいろな問題が取り上げられています。
これについては日産、スバルのみならず日本の自動車メーカー全ての問題でもあり、しっかり議論していく必要があると思います。

最後に③。
これについては(どこまでも個人的な考えですが)殆ど問題ないのではないか、と思っています。
良いことではありませんがスバルも30年前から今回の件はあったと言っていますので、問題があるのであれば既に何らか発生している可能性が高いと思います。
もちろんその間にリコールは何度はあったでしょうがリコール自体は多かれ少なかれどのメーカーでもありますからそれは今回の件とは直接関係しないでしょう。

これら3点の中でスバルが責めを負うべきは①の問題についてのみで②、③については直接問題にならないと思います。
もちろん法令違反をしている以上リコールなどは適宜必要になるでしょうが「スバルの車は危険だ!」とまで話が飛躍するのもおかしいですし、
逆に「法令が悪いのでスバルに責任は無い!」というのもまたおかしいと思います。

個人的には①について早期に全貌が解明され、そしてしっかり対策を取ってもらえればそれでいいと思っています。


それらも踏まえても私はやはりスバルを応援しますし、乗り続けると思います。
(もちろん今回の件で車に乗れないほどのトラブルが見つかれば問題ですが。)

まずは特にこれはSTIについて言えることですが、これだけ個性的な車はなかなか無いということが大きな理由です。
2.0ハイパワーターボ&6MT&AWDというスペックを持ち、抜群の走行性能そして運転が楽しく、この性能が何とか手の届く値段で買える車はSTIぐらいしかありません。
敢えて見つけるとすればホンダのシビックタイプRですが、かなりSTIとは方向性の違う車ですしSTIの代わりになるのは難しいと思います。
なのでSTIを気に入っている=スバルから離れられないということになります(笑)

そして2つめはやはりスバルの車に対する考え方には共感するところが多いです。
「安全性を運転の楽しさを両立させる」、それが今のスバルの方向性ですが、燃費や効率が最重要視される時代においてこういうことを言ってくれるメーカーは本当に嬉しい。
またスバルの真面目さ、職人気質は共感するところがたくさんあります。
(XVもトラブルが無ければずっと乗っていたと思います。)


今回の件、おそらくスバルも立ち直るまで少し時間がかかると思いますが、1日も早く立ち直って欲しいと思います。
そしてまたこれからも良い車を作っていって欲しいと切に願います。


スバルも無資格検査

2017-10-27 11:34:30 | SUBARU

WRX STIの納車を来週10月31日控えた週末、朝一でとんでもないニュースが飛び込んできました。


スバルも無資格検査 群馬の工場、日産に続き リコールも検討

-SUBARU(スバル)が国内の工場で、資格を持たない従業員に出荷前の完成車の検査をさせていたことが27日、分かった。安全性への影響を検討し、国土交通省とも協議してリコール(無料の回収・修理)を実施するかどうか判断する方針だ。-
「産経ニュースより引用」


日産に引き続きスバルでもこのようなことをやっていたことはスバルオーナー、そしていちスバルファンとして本当に残念な限りです。
まずは1日も早い全貌解明を願います。

個人的にこの「出荷前の完成車の検査」についてよく知らなかったのですが、日産の不祥事のニュースの際にちょっと調べてみました。

こちらのclicccarさんの記事(日産の「完成車検査」不備問題、どこに「無資格の検査員」が入ったのか?)に詳細に分かりやすく記載されていますが、
基本的に完成車の検査は機械で精密に行われているようですが、その際に「想定外のエラーが起きて合否判定に影響が出ていないか」を監視するのが「有資格者」の仕事ということ。
日産やスバルではこの「有資格者」がする部分を「無資格者」が行っていたということになるのでしょうね。
これを見ている限りでは検査そのものを有資格者が行っているわけではなく、有資格者が検査する機械を監視しているということになりそうです。
ということは車そのものの品質には大きな影響は無いように感じられますが、それでも法令違反は法令違反です。

確かに「そもそも法律そのものが古い」「無資格者が検査しても問題ない」という考え方も分からなくはないですが、まずは法令遵守ありきだと思います。
世の中馬鹿馬鹿しい法律や意味の無い法律というのも確かに存在しますが、法律の有効性と遵守するしないは全く別儀であり、
そんな法律の改正が必要であってもまずは法律を遵守してから議論すべき事だと思います。
その点から考えても今回の日産、スバルの事は遵守すべきことを守っていないこと、法令違反であるということに言い訳の余地はない、というのが私の見解です。


今回の件、スバルオーナーのみならずディーラーの方も大変だと思います。
STIの納車の件でこのニュース発覚後営業担当の方にお電話しましたが、かなり憔悴されている様子でした。
また営業担当の方も寝耳に水だったようでどうしようか対応に困っているとのことでもしかすると問い合わせやクレームが殺到しているのかもしれません。
どうしても矢面に立つのはディーラー、ひいては営業マンになってしますので今回の件では大変だと思います。
こちらの営業の方はいつも長い付き合いですし、いつも良くしてもらっていますので個人的にクレームを言ったり責める気にはならず、
むしろ本当に大変なんだろうなとこちらも辛くなってしまいました。
なので「もしリコールになったらお願いしますね。」とだけ言っておきました。


日産、神戸製鋼、そしてスバルといろいろな会社の不祥事が明らかになってきていますが、いったんこういうことが起こるとエンドユーザーのみならずあちこちに影響が及ぶということを忘れないで欲しいですね。

以上、個人的な見解を書いてみました。