大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

時を越えていざ、参る! 07 Bパート

2013年09月18日 00時02分36秒 | TFGO
Aパート


床に立たせたジンブ脚に、ケンザン胴体を接続します。この時、使用するジョイントはゴウケンザンと全く同じです。


そして、ケンザン胴体にガンオウ上半身を合体させるわけですがここで問題が。画像中央に合体用ジョイントが有り
ますが、ジンブにも似た形状のものが有ります。ジンブは垂直になるんですが、ケンザンは構造上の欠陥かご覧の
通り斜め方向に。根元から可動するとは言え、これが真っ直ぐにならないんですね。ジョイントの凸側に当たるガン
オウのパーツは真っ直ぐになっているのに、これでは完全に嵌まりません。幸い他のジョイントがメインで固定される
んですけど、やはりそれだけでは役不足。元々ガンオウの上半身は重いので、三種類の上半身で一番外れやすいです。


まぁ仕方が無いので、このまま上半身を合体させます。
中央ジョイントがちゃんと噛み合いませんが、取り敢えずは付きます。


変形時に外したガンオウ背中のジョイントパーツ、これを倒してケンザンの電池ボックスに接続します。
これはそれほどしっかり固定されないので、あくまで補助的なもの。


現時点ではこんな感じ…
太いガンオウが上に細いジンブが下になった時点で想像は容易でしたが、やっぱり下半身が細くてややアンバランス。


そしていよいよオプションパーツ=兜の出番です。


まず中央の黒いパーツ=兜を真後ろに移動させます。すると両側の赤いパーツのジョイントが外れるので、それを真横に開きます。
最初に兜を倒さずに、無理に赤いパーツを開いたりしない様に。


準備が出来たら、ガンオウの頭に兜を被せます。
ガンオウの首回りに四角いジョイント受けが有るので、兜にある凸ジョイントでしっかり接続します。



この状態で、今まで通りボタンを長押しするといつもの
「ケンザン!ジンブ!ガンオウ!いざ!参乗合体!」の台詞が流れ、合体BGMと同時に
胸部中央が青赤黄の順番で発光します。


胸当てを倒し、ジョイントで接続します。この胸当てを倒す時、ガンオウ胸部と胸当てがカッチリ嵌まる=多少抵抗が
有るのでしっかりと嵌める事。そして、ガンオウ上半身を固定する主なジョイントがここ。


兜のジョイントをケンザンの認識スイッチにしっかり接続すると、「兜装着!参乗合体!ゴウガンオウ!」と喋ります。
発光パターンは赤になり、パトライトと一緒に三か所が赤く光ります(中央は点灯、パトライトは点滅)。長押し時には
台詞の後に消防車のサイレン音っぽい音(この時は中央が点滅でパトライトは点灯と光り方が変化します)が流れま
すが、ボタン押しなしだと台詞と発光だけです。
しかし、台詞SE問わずサウンドが終わった後、暫く中央だけが点灯し続けるのは一緒。


こうして完成しました、第三の参乗合体“ゴウガンオウ”。重いガンオウ、電池ボックスやサウンドモジュールを持ったケンザンが上に来て、やはり下半身
が細くなりバランスがやや悪いのは仕方が無いかと。背中側も凄いボリュームで、ケンザンの電池ボックスや大きな足が集中しているので、後方に倒れ
やすくなっています。


ご尊顔拝見…ゴウガンオウが一番侍の兜らしいデザインになってますね。ゴールドで彩られた鍬形が美しい。


可動は…元々あちこち動きまくった参乗合体ですから可動部だけは多いです。首と腰が固定なのは共通ですが、可動箇所は肩、肘上
ロール軸、手首が前方向にのみ可動、股関節、膝二重関節、膝上ロール軸、足首が動きます。ただ問題なのが…。


真正面から見ると、足がやや細い事を除けばプロポーションはゴウケンザンより良い方です。しかし、ケンザンの
パーツが脇腹に来ている為、脇をしっかり閉じられず多少広げた状態がデフォになっています。
オレ変形でこの部分を後方に逃がす事は可能ですが、だったらオフィシャルでその様にして欲しかったです。


そしてゴウガンオウの可動で最大の欠点。
これはジンブ脚だけの状態ですが、結論から言うとこのポーズが取れません。パワータイプ定番ポーズと言えばガニ
股で踏ん張ったポーズですが、ゴウガンオウ状態でこれをやると膝上ロール軸が重量に負け、内股状態になった後に
崩れ落ちます。ただロール軸をきつくすれば対処出来るとは思うので、その内にやりましょう。


続いて足首。前方向には曲がる構造ですが、後方には曲がりません。これは足首内に有る上半身モード用の拳が、
この画像だと後方に当たる向きに動かない構造になっている為で、言うなれば転倒防止用に拳がストッパーの役割
を果たしているのです。


武器もこれまで同様に三形態共通ですが、ゴウガンオウだけはアニメの方でも使用しています。
元々ガンオウが槍使いだけに、ゴウガンオウが一番似合います。


しかしゴウジンブとは持ち方が逆になってます。ゴウジンブは拳にドリルラダー側のグリップが入らないので、下の
マッハ刀のグリップを拳に差し込んでいました。しかしゴウガンオウの拳は、逆にマッハ刀のグリップは細すぎて
保持出来ないので、ドリルラダー側のグリップで保持する形になっています。


余り兜の合体武器はどうか?こちらは三種中唯一前後に接続されるので、シールドっぽく平たい形状になります。
しかしグリップが拳の形状に合っておらず、拳に持てないので肘の5ミリ穴に接続する形になります。
なのに、穴の径がグリップより緩いのは何で?


上から見ると、ゴウケンザンとゴウジンブの顔が見えていて、しかも穴だらけなのを除けばシールドに見える形状に
なってます。何故、他のモードでこれが出来なかった…。


フル装備だとこんな感じで、例え拳で持てなくてもシールドが下腕部に付いているので充分見栄えがします。しかし下半身の貧弱さは
如何ともし難く、ちょっとポーズが崩れてますね。


でも一番落ち着くのは、やはりマッハ刀とドリルラダーの両手持ちだったりします。


必殺技サウンドはどうか?ボタンを押すと「参乗奥義!巌巌!巌炎爆破!」と喋り、その間はパトライトと中央が赤く
点灯、台詞が終わった後は爆発音と同時に中央だけが赤く点滅(パトライトはそのまま点灯)します。SEが終わると、
パトライトが消え中央が暫く赤く点灯します。ボタン長押しだと「よっしゃー!超必殺!参乗奥義!巌巌!巌炎爆破!」
と喋ると同時にパトライト点灯、しかし中央が「よっしゃー!超必殺!」の所で青赤黄青赤の順で点灯し、「参乗奥義!
巌巌!巌炎爆破!」の所で赤く点灯、後は爆発音SEの所で青赤黄の順番で点灯。SEが終わると、またいつもの様に
暫くの間赤く点灯したままになります。


ガンオウもこれまで同様、単体でも兜装着だけは可能です。
きっと三種類揃えられない子供は、こんな風にして遊んでるんだろうなぁ。


総評としては、脚が細い分扱いにくくなるのではないか?って当初の心配は残念ながら的中してしまいました。しかも、ガンオウやケンザンと言った重い連中が上に行っているので、ジンブ脚では支えきれず自立が困難に。考えてみれば細いジンブが足になれば、残るガンオウみたいな太目キャラが上に行く=アンバランス体型になるのは当たり前です。まぁ、アンバランスと言ってもゴウケンザンの胴体ほどでは無いし、見慣れれば大丈夫なレベルかと。

それ以外はまぁ、ガンオウのパーツで占められている太い腕は迫力が有るし、ガンオウの赤が一番目立つ所に来て全モード中もっとも派手な色使いは中々魅力的。上半身だけは、パワータイプの名に恥じないカッコよさ。扱いにくいけどゴウケンザンよりは受け入れやすい、そんなゴウガンオウ。

長い道のりでしたが、漸く完走出来ました侍チームレビュー。
今回の参乗合体のもう一つの特徴、それはサウンドギミック。合体に合わせ音声やSE、BGMが流れるとなんともバンダイ的。ちょうど同年のバンダイ製品“カミツキ合体キョウリュウジン”にも同様のギミックが有りますが、キョウリュウジンはこれまでのライダーベルトのサウンドギミックを戦隊ロボに落とし込んだ感じでした。バンダイのライダーベルトギミックをTFに取り入れた、TFは変形ロボット玩具だから取り入れるとするとキョウリュウジンと道を辿る事になるのは避けられないのですが、実際に触れてみるとこれはこれで中々楽しいギミック。TFじゃこういうの珍しいので、私は新鮮に楽しめました。


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