ねこハーレム

さて、以前お話しした動物イベント“ふれあいわんにゃんフェスタ２００６ ｉｎ 山梨”、行ってきました！
当初の予想通り、来場客は子供を中心にその親御さんや中高年が多かったですね。たまーにカップルらしき面々も…まぁ私は一人でしたけど。しかし同じ会場でも、周りにホモホモ言ってるやおい腐女子共がいないというのは実に気分が良い。

今回のイベントは、大まかに説明するとわんにゃん村とかいう動物テーマパーク主催のもので、そこから連れて来た動物たちとふれあったり子犬や子猫を販売したり、ステージショーを観覧したりという物。ではまず、その中から子供販売コーナーのお話しから。

一匹ずつ小さいダンボール箱に収まっており、でも上は透明なビニールカバーで覆われているので中身も確認する事が出来ます。でも基本的には触れないんですよね…加えてウチにはムサピィもいるし、別に新しく迎えるつもりもしばらくないのでここは流し見程度。でも撮影。


なんかかわいかったので。

場内は撮影フリーだったので、色々と撮影させてもらいました。でもまぁ…私ゃ生来のねこ大好きなのでねこの方が多いです。例えばコレ。


つぶらな瞳がチャームポイントのハーフねこ、この子がまたいたずらっ子で、私が指を突っ込むとすーぐジャレついてくるのです。それがかわいくて、ついつい何度も同じ事をやってしまう私。会場を一回りしてまた戻ってくると、この子のケージは空になっていました。どうやら新しい家族が見つかったみたいです、幸せになってくれ。

　
しかし、やっぱりねこなので犬と違い割とノンビリしているので、中にはこんな奴等も。
少しは営業スマイルくらいやってくれ…まぁこれはこれで好きだけどさ。


こちら、子犬の販売コーナーその2。こっちは大きなケージの中に子犬たちが放されています…ちまくてかわええ。

次に回ったのは、展示コーナーでした。こちらはケージの中に一匹ずつ入れられていての展示で、販売はされていません。

　
寝てる奴ばっかりか。と思われるでしょうが、ねこですから起きてる奴は大抵じっとしてなんかいないので撮影しにくくて…。
で結局こういう奴等がメインになってしまいまして。でも中にはこんなのも。


気取った雰囲気のおすましねこ。


このコーナーで撮影した画像で、一押しがコレ！一見おやすみ中のアメリカンショートヘアー（余談ですけど、アメリカンショートヘアーって種はマーブル模様でなんか美味そうですよね、チョコレートが喰いたくなるって言うか）、しかしよく見ると…？

　
実はこいつ、腕枕やってるんですわ。
なんか、シェイクハンドを求めてそのまま寝てしまった風にも見えますね。


おすましねこ：…一体何をやってるんだ？あいつは。

それから時間を空けてまた来てみたら…。


まだやってます。しかも今度は反対側の手。


次にご紹介するのはこの子。こいつがまた人懐っこい奴で、私が手を伸ばして背中を撫でてやると、いとも簡単に仰向けになりもっと撫でてくれ～と言わんばかり。少しは人に警戒心を持った方が…いや、接客業は人当たりの良さが求められるからこれで良いのか。それはいいんですが、活発な性格みたいで中々一箇所にじっとしてくれなくて、撮影に苦労しましたよ。シャッターを切る瞬間に走り出したり、反対側を向いてしばらくの間こっちを見てくれなかったり…その間、ジョジョ第四部のシアーハートアタックみたいに“コッチヲ見ロー！”と言ってましたよ私ゃ。粘りに粘って撮影したのがこの画像、これだけ見るとそんな性格には見えませんよね…流石だ。

そうこうしている内にステージショー開始―。でも演目が犬に計算やらせるとか、ハードルをジャンプさせるだのと言った定番メニューであり、それが私にはつまらなく感じたので隣で立って見ていた子供に席を譲り退散。

さて、今度はいよいよねこの触れ合いコーナーです。犬用コーナーの場合だと衝立で囲まれているんですが、ねこコーナーの場合は四方に立てられた支柱にネットを張り、上に天井を載せた部屋に近い構造になってます。だって、ホラ、ねこってのはハイジャンプしたり登ったりしますから…。入場料の300円を支払い、私も中に入りました。

すると、入口付近に一匹のねこがうずくまっているじゃありませんか。さっそく私はその子の隣に腰を下ろし、喉笛と背中を撫で始めました。腰を下ろすと言っても、実際は胡坐をかいて座っていたのですが、すると一匹のねこが私の元に寄ってきて…！


なんと、胡坐かいている私の股間の上に乗ってきたじゃありませんか！これは嬉しいハプニング！この機を逃さず、このねこを撫で撫でしていると今度は寝息を立て始めました。いかん…こんな幸せそーな顔されたら身動きが取れんではないかー！なんて事を考えていると今度は…！


すぐ側に寝転がらせておいた私のリュック、そこに別のねこが乗っかってくつろぎ始めやがったのです…。おめーよぅ、人の荷物に何すんじゃい…。まぁ、モルモットや犬と違って粗相をされる心配が無い（ねこは用足しをする時は必ず地面に穴を掘ってするのです）のが救いですけど。貴様ら、何を企んで俺をここで足止めさせる…？ジャマンガやアクロイヤーやネガティブシンジケートやデストロンやネオゼネバスやゼクトやセガの陰謀か？と思っていると今度は…！しつこいようですが、この嬉しいハプニングはまだ続くのですよ。

　
別のねこがやってきて、またしても私の股間の上で昼寝を始めやがりました…別に私は何をやっている訳でもなく、その
場所にねこが寄って来る何かがある訳でも無いです。ただ胡坐かいているだけなのに…そりゃねこにモテるのは大歓迎
ですけどこれでは益々身動きが取れーん！ちなみに、今の私の股間の上はこんな感じです。


ちなみにこの子達、どうも普段から仲が良いみたいで目を覚ましても一緒でお互いの毛繕いをしたりしてました…でもここから離れようとしないんですよね。嬉しいやら悲しいやら。すると今度は…まだ終わりじゃないぞよ、もうちっとだけ続くんじゃ。


わかりにくいですが、また別のねこが私のリュックの上で昼寝を立て始めやがったんですよ…
何がそこまでお前達を惹き付けるのだ。ちなみに品種はアメリカンショートヘアーですが、さっきの腕枕とは別の奴です。


ちなみに、一番最初に居た部屋の隅でうずくまっていたのがこいつ。この画像の撮影をした時は反対側に移動しちゃってますけどね。こいつがまた気性が荒いみたいで、他のねこや客に対し必殺ねこパンチはやるは噛み付くわ…まぁ本人はジャレてるつもりなんでしょうけどされる方はたまらん。そんなこいつも、やっぱり私の元から離れようとしないんですよ何故か。立ち去っても、すぐに私の元に戻ってきてしまうんですね。しかし…何故お前ら揃いも揃ってここで寝る!?

本当はもう一匹いたのですが、残念ながらそいつは撮影失敗。つまり、合計6匹のねこ達が私の所に寄ってきては居ついてしまったんですね。やれやれ、人間の女性相手にもこれだけモテればいいのにねぇ…。しかし、やっぱりこれでは身動きが取れませんのでこの状態でずーっと居ましたよ。だってみんな、ホンットーに離れてくれないんだもん！特に一番最初に乗ってきた奴が。他の客は、みーんな私を見るんですよ。すげー、みんなあいつの所に集まってるとか言って。いや、別に独り占めしてるんじゃないんだよ？そんな中、一人のおばさんが“やっぱり好きな人は分かるんだね～”と言っていましたが、そういうもんなんでしょうかね？これがもし、相手が全員ねこじゃ無く人間のホステスだったら、下心があるのは間違いないでしょうけど。

そうこうしている内に、触れ合いコーナー内のねこ達の休憩時間が近づいてきたので、名残惜しいがねこ達と別れ（結局、股間の上で寝ていたねこ達は強引に下ろしました）そこを後にしました…合計1時間45分もそこで胡坐かいていたって事になりますね。おかげで腰は痛いは足は痺れるわ…その間は幸せだったけど流石に疲れたので、そのまま会場を後にしました。

現在の私はモルモットブリーダーです、そして隣の家で飼われている犬たちとも友達です。でも、やっぱり一番好きなのはねこなんだなぁと、再認識した一日であります。あ、リュックに付いたねこ達の毛を落とさないと…えーっと、ガムテープどこだったっけ？