3210 あほうむ びぎゃn

暁に逝ってよしとはいわなんだ、千年の幽囚を経ておなぢみあおきひとし伝説が遂に復活!飲んだら詠むな、呼んだら呑むな

囲碁よろしくネットワークだよ~ネット碁①/3

2005-10-03 23:19:56 | 囲碁
 「囲碁よろしく...」の評判がいい(だって、以前はコメントが0(ゼロ)ばっかしだったから、これでも、<余>にとっては、大反響なのだ、えっへんorz)ので、しばらく続けてみる。といっても、碁のことを書くと、だんだん自分のお粗末なアラをさらけ出す結果になるが、まっいっか。
 ネット碁である。
 10年位前は「囲碁ネット」に入っていた。初代ファミコンの類似品みたいな端末で、電話線で本社経由で相手と通信し、囲碁盤面画像をを各々のTVに写すという仕組みであったように思う。詳しいことは忘れてしまったが段級位は申告制で一定の勝敗で昇降段(級)仕組みであったかと思う。何せ1局の基本対局料が¥250とけっこうなお値段である上、それに電話回線占有料が加わって月に10万円近く(平日2~3局、休日約10局打っていた)取られていたので女房の覚えもよろしくなく長続きしなかった。それであまり印象に残っていないが、お金のことと、登録時に個人情報を会社に申告しており、対局マナーが悪いと相手からチクられる心配もあるので、比較的緊張もし、真面目(今にしてそう思う)に打っていたようである。
 ところがインターネットで碁が打てると最近聞いて始めたばかりなのであるが、どうも品が悪くなったような気がして仕方がない。
 というのも。
 相手の考慮している時間がやけに長く感じられ、もてあましてしまうことが多いのである。原因は多分対面していないことで、その間入ってくる情報が全く途絶えてしまう(対面なら表情やわずかな動作から相手の思考内容がおぼろげながらわかること、といっても迷っているのか、より効果的な手段を模索しているのかが推察できる程度だが、意外とこれは大きい、と思う)ことがひとつ。もうひとつはインプットする時間の分だけ表示が遅れるので、互いに相手が長考をしていると感じる(他の対戦ネット・ゲームでも、お互いに相手を「ぐず」「のろま」と罵り合っているのをみても、それがわかる)ためだ。
 それと更にもうひとつ考えられるのは<余>の碁での性格=せっかちなところ、である。といっても同じくらいの強さの相手なら、相手の考えている間に、当の相手の打つと考えられる手を2~4手に絞り込み、それぞれの対応策を考案しているのだが、それが相手の考慮時間内に済んでしまい、また相手が実際に打った手がこちらの読みとかなりの比率で符合してしまうため、相手からすればノータイムでポンポン打っている(だから、上級者と打つとその読みが外れることが多く、当然こちらの再考慮時間も増えるべきなのであるが、そうはいかなくてリズムでやはりポンポンと打ってしまい自滅するのが我等、低段(級)者なのだからやんなっちゃうん。)ようにみえるだけのことではあるのだが。
 と、いろいろごたくを並べてみても、相手の長考にうんざりし、苛々することにかわりはなく、その結果か、相手がやっと打ったなら間髪を入れず、反射的に打ち返す悪い習慣がついてしまったようだ。っていうか、元々あった悪い癖が、ネット碁という媒体で顕在化しただけかもしれない。
<この項続く>