「来てん。来てん」 主人が庭で呼んでいる。
「鳥の糞がすごいから」
「え???別に見なくて良いけど・・」
「いや。すごいから」
イモグスの木の下に黒い丸い物がいっぱい
「えーーこれって鳥の糞??」
「そうやろ。それしかないやろ」
「でも、なんでイモグスの木の下だけ???違うんやない。それに、大きすぎると思うけど」
「じゃあ何?」
「イモグスの実?じゃ無いよね」
近くの小さいイモグスの木に・・・・・ わーー何あれ
すごく大きい幼虫が・・・・・
「うわーー。お父さんあれじゃない???おっきい虫が・・・」
目に付いた虫を捕って・・・殺虫剤を降って・・・・
気を付けて見ると・・居るわ居るわ・・・・
「蛾の幼虫やろね」
「そうかもね」
ふと、下を見ると・・・・・
「お父さん。これーーギボウシ??」
「そうそう」
「なんでー。こんなに奇麗に葉っぱの所だけ食べてるの??ギボウシの葉が美味しんだろうか」
春に可憐な花を咲かせてくれた”ギボウシ”2株あるけど、両方とも食べられていた。
写真では見えにくいかもしれないけど・・・茎しか残っていない。