JA夢みなみ ファーマーズマーケット り菜あん

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あんなに天気が良かったのに…

2021年06月17日 | 日記

こんにちは!シオトモです

6月15日(火)の朝。り菜あんの目の前に夏らしい入道雲。

「夏だなぁ~」なんて思いながら、お仕事をしていた

その日の午後・・・

大嫌いな雷とともに、ものすごい雨が降ってきました。

り菜あんのバックヤード入り口から見たら、

地面が白くかすむほどの勢いと、

川のように側溝に流れていく大量の雨にびっくり。

しばらくすると黒い雲と一緒に、冷たく寒い風が吹きました。

「もしかしたら、どこかで雹が降っているかもしれない」と

心配していた仁平店長がその翌日、真っ先に生産者の畑へ。

JA夢みなみ管内のあちこちで起きた降雹。

白河地区も一部大きな被害を受けました。

収穫直前のキャベツ。

スティックセニョール。

傷ついたカボチャ。

これから最盛期を迎えるはずの赤シソ。

見渡す限りの野菜の葉や実がボロボロの状態に。

ナスやピーマンは、まだ実が大きくなる前ですが、

こんなに穴があいてしまっては、新しい芽(脇芽)が

出てきたとしても、再生するのに時間がかかる上、

たくさん傷を負って体が弱ってしまっている状態なので、

病気などになりやすくなって成長に影響してしまうそうです。

ほかにも、桃や梅、りんご、梨など果実も雹の被害があり、

写真を見ながら、泣けてしまうほど悲しい気持ちになりました。

その翌日から、り菜あんの売り場一部に、仁平店長の提案で

「生産者応援コーナー」を設けて、雹被害を受けた

野菜を並べて販売しました。

「皮をむけば何でもないもんねぇ」

「刻んでお味噌汁にしちゃうから~」と

次々とお客様が手に取って下さり、閉店近くには、

ほとんどが売れてなくなっていました。

(ありがとうございました)

春先の霜、今回の降雹・・・

次々と降りかかる自然災害に対する農家の皆さんの

苦労は本当に計り知れません。

野菜や果物たちの生命力を信じて、願わずにはいられない

シオトモでした。