こんにちは!シオトモです
6月15日(火)の朝。り菜あんの目の前に夏らしい入道雲。
「夏だなぁ~」なんて思いながら、お仕事をしていた
その日の午後・・・
大嫌いな雷とともに、ものすごい雨が降ってきました。
り菜あんのバックヤード入り口から見たら、
地面が白くかすむほどの勢いと、
川のように側溝に流れていく大量の雨にびっくり。
しばらくすると黒い雲と一緒に、冷たく寒い風が吹きました。
「もしかしたら、どこかで雹が降っているかもしれない」と
心配していた仁平店長がその翌日、真っ先に生産者の畑へ。
JA夢みなみ管内のあちこちで起きた降雹。
白河地区も一部大きな被害を受けました。
収穫直前のキャベツ。
スティックセニョール。
傷ついたカボチャ。
これから最盛期を迎えるはずの赤シソ。
見渡す限りの野菜の葉や実がボロボロの状態に。
ナスやピーマンは、まだ実が大きくなる前ですが、
こんなに穴があいてしまっては、新しい芽(脇芽)が
出てきたとしても、再生するのに時間がかかる上、
たくさん傷を負って体が弱ってしまっている状態なので、
病気などになりやすくなって成長に影響してしまうそうです。
ほかにも、桃や梅、りんご、梨など果実も雹の被害があり、
写真を見ながら、泣けてしまうほど悲しい気持ちになりました。
その翌日から、り菜あんの売り場一部に、仁平店長の提案で
「生産者応援コーナー」を設けて、雹被害を受けた
野菜を並べて販売しました。
「皮をむけば何でもないもんねぇ」
「刻んでお味噌汁にしちゃうから~」と
次々とお客様が手に取って下さり、閉店近くには、
ほとんどが売れてなくなっていました。
(ありがとうございました)
春先の霜、今回の降雹・・・
次々と降りかかる自然災害に対する農家の皆さんの
苦労は本当に計り知れません。
野菜や果物たちの生命力を信じて、願わずにはいられない
シオトモでした。