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気ままな生活

湿布伝説

2007年02月16日 | 伝説シリーズ
仕事柄、湿布はどんなの貼っていいか聞かれることがあります。

そんな時、冷温どういう基準で選べばいいのか。

諸説ありますが。

基本的に「湿布=湿った布」を皮膚に貼り付けます。

湿った布を皮膚に貼るということは、湿布の気化熱で体温を奪う。
どちらも効果は同じです。ということです。

温湿布に言えば、唐辛子エキスを配合しているだけなのでです。
皮膚にはルフィニ小体という熱を感じる組織がありまして、
湿布のトウガラシのエキスによってあったかいなーと思わせるのです。

すると、脳が皮膚の知覚に騙されて「こりゃ気持ちいい」という判断をするのです。

あと、インドメタシンなんていう湿布もありますが、これは皮膚より
浸透して痛みを発している部分の伝達をブロックします。

今は、これが主流なのかも。

が原因療法ではなく結局は対症療法。です。

対症療法を悪く言う気はありませんが。

やむをえなくなって、
「座薬や痛み止め飲むのはどうしてもやだなー」
と思うときは使用するのも手だと思います。


湿布は、まー積極的な治療にはならないので個人の好き好きでいいと思います。


基準は湯船に入って「あー気持ちいい」と思えれば温湿布。
患部が熱く感じたりしたら、冷湿布でいいんじゃないかな。


もしくは、「打撲、捻り、炎症」など急性の場合は冷シップかインドメタシン。
外傷が無かったり、炎症が無いなど、なんらかの慢性的な痛みには温湿布か
インドメタシン。


て所でしょうか。


上記にも書きましたが、温にしろ冷にしろ気化熱で体温を奪って(体を冷やして)
痛みをごまかすということは、血管や筋肉を収縮させてしまうので、
治りが遅かったりするんじゃないかなーって思います。

血行を悪くするということは、回復のための血液の充分な栄養が
行き渡らないということでもあるのです。

所詮、湿布は湿布です。
炎症の無いガマンできる範囲の「痛み」は湿布を貼らない方が良いかもね。




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