母再入院

ココ２－３日、母のいるホームから電話があった。

内容は、微熱があって・・・ぐらいの話だった。

私達親子は、毎日の習い事に加え、私と娘が結構風邪を引いて長引かせていて、なかなかホームに行くチャンスがなかった。

顔を見せてやって欲しいみたいなことを言われた。

なので、風邪が長引いていてなかなか行けない。

と答えていた。


昨日の夜、また電話があった。

内容的には同じで、３７度代の熱があり、嘔吐していて、点滴をうっていると。

そして、最後の方に、「夜にこのまま・・・って事も十分考えられますので・・」みたいなことを本当にチラッと言った。

もう聞き取れないぐらいの感じで。


電話が来たのはすごく遅くて、それから出かけるって時間でもなかった。

ま、７時半頃なんだけど。

あくまでも経過報告的な感じの電話で、緊急性を感じなかった。


が、昨日の夜、なんかいろいろ考えちゃって、もしかして悪いの？？？って。

そしたら、今朝、朝８時過ぎに電話があった。


私は朝一番にホームに行くつもりで支度をしていた。

が、今日は家政婦さんが来る日だったので、彼女が来てからすぐにでも行くつもりだった。


ホームからの電話は、もう限界なのでこれから救急車で病院に行きます。って事だった。


って言うかね、、ホームの人、どんだけオブラートに包んで今まで電話して来てるんだか。

本当に、全く直接的に言わなくて、もう本当にちょっとイラッときた。


で、とりあえずホームに行った。

当然、パパに電話していろいろ相談した。


そもそも、８６歳の末期ガン患者で、完全にアルツハイマーの母。

自分では立つことも出来ず寝返りすら出来ない。


ガン治療はしないともうすでに決めてある。ホームも知ってるし、病院の先生も知っている。


で、なんで病院？


なんで救急車で行く？


何しに入院させるのか？


とりあえず理事長と話さなければならないし、母の様子を直接見なければと思った。



母は、しゃべれるし、冗談も言う。

なんか元気そうだった。

食べ物を吐いてしまうのは、もうしょうがない事。末期胃ガンだし。


で、なんで今更・・・・って思った。


理事長の話によると、熱が続いて、嘔吐が続くと、こちらも限界だとおもって・・・と。


もうなんども話し合って決めたことなのに、またぶり返した。

最後までホームで看取ると言う事。


また無駄な病院。

入院。



無駄な検査・・・・。

母を一人にしなければならない。



お金は２重に発生する。

入院代（しかも個室）と、ホームのお金。


なんか、失望。


母は、口が元気でいろいろ喋る。

すごく楽しい人だ。


愛すべき女性だとまた改めて思った。



ゴメン、役立たずの娘で。