明けましておめでとうございます。
昨年中はコロナ禍にもかかわらず、大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今年は寅年であります。
タイトルと上の2枚の写真は園内の獅子です。寅ではないのですが、同じネコ科の大型哺乳類という事でご勘弁願います。
霊園には4頭の獅子が鎮座しています。
開園にあたって霊園のシンボルとして設置したそうで、韓国から請来した師子とのこと。
阿吽の形の日本の獅子とはちょっと違います。
それぞれお父さんとお母さんだそうです。
玉に足を載せているのがお父さん。子供をあやしているのがお母さんです。
玉(ぎょく)は富の象徴、そして子供の獅子は子孫繁栄の象徴だと教わりました。
国や文化が違うと、師子の意味が違ってくるのも面白いですね。
違いを認め合いながら、その違いを超えて手を繋ぎ合える関係を作りたいものです。
年末から三が日にかけて大変天気が良く、お墓参りの方もかなり多くおいでになられました。
やはり乗用車で来られる方が多く、30、31日は時間帯によっては交通整理が必要なほどの混雑ぶり。
駐車の際にお待たせしてご迷惑おかけした方もあったと思います、あらためてお詫び申し上げます。
さて、おかげさまで元旦から三日にかけてお寺の行事を無事に行うことができました。
とは言え、コロナへの不安や朝方の気温がかなり低かったことから、本堂でのお参りに参加される方は例年以上に少なく、ちょっと寂しい感じでした。
これまでは元旦の午前零時、2日と3日は午前7時からご祈禱の法要を行っていましたが、
元旦はさておき、2日と3日の法要開始時間についてはお参りしやすい時間帯に変更することが必要かもしれません。
住職一人で法要を行っている間はちょっと難しいかもしれませんが、人手が増えたら何とかしたいものです。
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雪国の方には笑われそうですが、このところ合掌の郷は朝晩の冷え込みが厳しく、水道管の破裂を心配しなければいけなくなってきました。
そんなことで、朝のお勤めの後は園内全域を水道蛇口や水道管の異常がないか点検して回っています。
そんな寒い見回りではありますが、冬らしい景色に出会ってうれしくなることもあります。
冷たいのになぜか暖かさを感じる、綿毛についた霜だったり、
山茶花や草花についた霜だったり。
静かにたたずむ樹々の枝葉に朝陽のぬくもりを感じて、幸せになったりもします。
寒いけれど、なんだかあったかい気持ちになれるのはなぜなのでしょう、歳を取ったせいでしょうか?
今年もよろしくお願いします。
今日はここまで。