「かれは、世間に関する食欲を捨て、貪欲の消えた心をもって生活し、貪欲から心 を浄めます。悪意と怒りを捨て、悪意のない心をもって生活し、すべての生き物 を益し、思いやりの気持ちをもって、悪意と怒りから心を浄めます。沈鬱と眠気 を捨て、沈鬱と眠気から離れて生活し、光明を想起し、注意力と明瞭な意識を身 につけ、沈鬱と眠気から心を浄めます。心の浮動と後悔を捨て、落ち着いて生活 し、内に平静な心をもつ者は、心の浮動と後悔から心を浄めます。疑うことを捨 て、疑いを脱して生活し、もろもろの正善なる教えに対する疑いのない者は、疑 いから心を浄めます。」
それでは瞑想に入ります
まず瞑想を始めるには心の中の感情の動きの波をすべて静めていくことが大切です
しかし私たちは心の中の感情の波の現れ出る所も、その行き着く所も見出すことができません
感情の波の正体をも知らないのです
でもその感情の波が不意に治まった時に心を一点に集中すると、我々はとんでもない力を発揮することができます
しかしそれは一過性のものです
ブッダはその感情の波の正体を我々に提示し、その感情の波を抑え心を集中させる方法を以前に用意してくれていました
① 高貴な戒めで心を清らかに保つことで、自己の感情の汚い部分を浮き彫りにしていく
② 感覚器官の制御により堅固(けんご)な門によって外から入ってくる悪感情の波を防ぐ
③ 正念によって自分を客観的に眺める能力を身につけることで、自分の心の中の感情の波に気付き、そして抑える
④ 高貴な満足によって、少欲知足を身に付け貪りの荒波のもとを生み出さない
これらを出来るだけ詳細に順に座りながら心の中で観想していくことによって、心の中の悪感情の波が治まっていきます
美しく清らかで透きとおった波立つことのない湖のように、できるだけ心を落ち着かせていきます
その状態になって初めて、心にかぶさっている五つの悪のふたを取り除くのです
続く・・・・・
それでは瞑想に入ります
まず瞑想を始めるには心の中の感情の動きの波をすべて静めていくことが大切です
しかし私たちは心の中の感情の波の現れ出る所も、その行き着く所も見出すことができません
感情の波の正体をも知らないのです
でもその感情の波が不意に治まった時に心を一点に集中すると、我々はとんでもない力を発揮することができます
しかしそれは一過性のものです
ブッダはその感情の波の正体を我々に提示し、その感情の波を抑え心を集中させる方法を以前に用意してくれていました
① 高貴な戒めで心を清らかに保つことで、自己の感情の汚い部分を浮き彫りにしていく
② 感覚器官の制御により堅固(けんご)な門によって外から入ってくる悪感情の波を防ぐ
③ 正念によって自分を客観的に眺める能力を身につけることで、自分の心の中の感情の波に気付き、そして抑える
④ 高貴な満足によって、少欲知足を身に付け貪りの荒波のもとを生み出さない
これらを出来るだけ詳細に順に座りながら心の中で観想していくことによって、心の中の悪感情の波が治まっていきます
美しく清らかで透きとおった波立つことのない湖のように、できるだけ心を落ち着かせていきます
その状態になって初めて、心にかぶさっている五つの悪のふたを取り除くのです
続く・・・・・