『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

禅定に入る前の三つの事柄の説明

2007年11月10日 | 修行法 『戒・定・慧』

七つの戒めで自分の体・口の行いを清めてから、禅定に入る前に以下の三つの事柄の獲得に努めます


① 六つの感覚器官の制御
(眼・耳・鼻・口・体・心の感覚器官から入ってくる悪の情報からこの身を守る学び)

② 注意力と明瞭な意識
(正念・サティ・ヴィパッサーナなどの名称で知られている、今自分がしている事を客観的に気付いている状態を保つ学び)

③ 満足
(少欲知足が心を自由にすることを確認する学び)


簡単に説明しましたが、次回から一つずつ解りやすく説明できたらと思います

どんどん専門的な用語も出てきて分かりにくくなってくるとは思いますが、人間としての究極の幸せな生き方に近づいていく事に比べたら、そんなに難しいことではありません

私から言わせたら、すべての面において人間としてのレベルアップにつながります

どんなダイエットにも勝るダイエットができますし、すべての体と心の苦しみにも免疫力が付きます

また科学的な思考回路が鍛えられますので、知能が洗練されていきます

細かい事を挙げればきりがないくらい多くの利益をもたらしてくれるのです

最終的には今より優れた自分に生まれ変わることができます