六つ目の戒め、それは『不悪口』です
『粗暴なことばを捨て、粗暴なことばから離れています。穏和で、耳に快く、愛に満ち、心に響き、上品で、多くの人たちに喜ばれる このような類いのことばを語っています。』
ブッダは人が聞いて、怒りを感じる言葉、不快に感じる言葉、傷つく言葉、このような他
人の気分を悪くする言葉はやめなさいと言っています
そのような言葉は必ず相手に不善な心を残します
直接仕返しを受けなくても、その人の心にダメージを与え、どこかで必ず悪影響を及ぼし
ているでしょう
あたかも川に汚染物質を流すようなもので、人を不幸に傾ける原因を作っているのです
人を不幸にさせる行為は、この世で自分を不幸に向かわせる必然の行為であると同時に、
来世においてもよくない所へ生まれ変わる業となるでしょう
そのような言葉を無意識に使ってしまった時、自分を省みて少しずつでも使わないように
していくことが大切です