浜茶屋

ジュディ以外の家族と、
南フランスにいたはずのお母さんが、
ジュディの牧場に転がり込んでから幾日かが経ち・・・

今日は、朝一仕事終えた後、
二人でルルココ村までやって来ました。

ここは、浜茶屋。










ジュディは、
お母さんのお土産のソレイアードの生地で服を作ってもらいました。

牧場経営も経費が色々とかかり、
服を気にかける余裕もないので、
そういった点では、ジュディもたすかっています。


























お母さん　『・・・あ、そうそう、
さっきあなたが、濃いいお兄さんのお店でなんか注文している間に、
雑貨屋さんで、これ買ったのよ。』

ジュディ　『ああ、ルデゥスのなんでも屋さんの事ね。』










お母さん　『ほら、素敵でしょう。』










お母さん　『この服に、絶対似合うと思ったの。
つけてあげる。』

ジュディ　『ありがと。』










お母さん　『ほら、やっぱり似合うわ。
ジュディは若い女の子なんだから、
もうちょっとおしゃれに気を使わないと。』

ジュディ　『今は、それどころじゃないのよ。
牧場の事で、毎日頭がいっぱいなの。
次から次へと、やる事が出てくるんですもの。』










お店の子　『お待たせした。・・・ねむい。』

二人　『あ、きた。』










お母さん　『あの子は、どっちの方？ひそひそ。』

ジュディ　『シゥカちゃんの方よ、ひそひそ。』










ルルココ村の浜茶屋の双子の一人、シゥカ。










シゥカ　『南国フルーツ盛り合わせ、
どこに置くか？』

お母さん　『それは、そっちにお願いします。』

シゥカ　『わかった。・・・ねむい。』










ルルココ村で採れた新鮮フルーツの盛り合わせと、
そのフルーツを使ったパフェとフレッシュジュース。










お母さん　『まあまあ、いつもジュディがお世話になっております。』

シゥカ　『別に世話してない。
ジュディ、はたらき者。自分のこと、全部自分でできる。』










シゥカ　『それじゃ、ゆっくり食べたらいい。』

お母さん　『・・・・・。』










お母さん　『・・・あのう、フルーツ用のフォークがないんですけど。』

シゥカ　『ルルココの人みんな、フルーツ手で食べる。
気にするのよくない。
何にも気にしない、幸せになる。
だから、フォークなくても大丈夫。』

お母さん　『は、はぁ・・・。』










お母さん　（聞きしに勝るマイペースぶりだわ）。










シゥカ　（・・・ねむい。）



















・・・・・・・そして。








お母さん　『・・・あら、いつの間にかキャンドルがついてるわ。』

ジュディ　『そうなの、浜茶屋では夕方近くなると、
キャンドを灯してくれるのよ。』

お母さん　『ロマンチックねぇ、さすが南の国ね。』










ジュディ　『もう、そんな時間なのね。
早く食べて、畑の水まきに帰らないと。』










お母さん　『また、そんな、夢のない事ばっかり。
朝まいたんだから大丈夫でしょう。』










ジュディ　『二回まくと、収穫率がいいのよ。
さ、さ、早く食べて、食べて。』

お母さん　『・・・これが、若い女の子かしらねぇ。』























ソレイアードの生地でジュディの服作りました。
この前、お母さんが着ている服が載っていた、
ジェニー本の総集編の中に写真が載っていた服ですが、
これは型紙は載っていなかったので、
テキトーに作りました。
ベストが何だかうまくいきませんでしたが、
ロングヘアで隠れちゃうから、まあいいや（＾＾；）。













日焼けのマリーン。

ルルココの浜茶屋の双子のイゥカとシゥカの
一人二役にする予定です。
なので、双子は二人いっぺんには出てこられません（笑）。





（出演者：タカラ　昔のジェニー　あかりおねいちゃん扮する　お母さん
タカラ　ジェニーフレンド　ジュディ
タカラ　キャッスル　マリーン　日焼け　今日はシゥカ）