夏休みのたまちゃんは、
毎年田舎のばあちゃんちに遊びに行きます。
リュックの中にお洋服を入れて、
宿題のノートだって、ちゃんと持っていきます。
もちろん、ばあちゃんがお誕生日におくってくれた、
大好きな文化ちゃんの菊ちゃんも一緒です。
今年もやっぱり遊びに来ました。
もう何度も来ているので、
電車に乗ってからは、一人で来れます。
駅まで、ばあちゃんが迎えに来てくれるはずでしたが、
なかなか来ないので、
一人でお家まで行くことにしました。
もう道は、すっかりおぼえているから、
迷子の心配はいりません。
ほら、階段の下にニャンコ先生の祠があります。
この道に、間違いありません。
ばあちゃん 『たまちゃんや~~~。』
たま 『あ、ばあちゃん。』
ばあちゃん 『ごめんよ。
トウモロコシもいでたら、遅くなっちゃったよ。』
たま 『だいじょうぶだよ。
トウモロコシもいだの?』
ばあちゃん 『そうだよ、たまちゃん好きだろう。
今、じいちゃんが茹でてるよ。』
たま 『わ~~~い!』
ポチ 『わんわん!』
ばあちゃん 『ポチ、ついて来ちゃったよ。』
たま 『ポチ~~~!』
ポチ 『わんわん!』
たま 『ポチ、ひさしぶり~~~。』
ポチ 『わんわん!』
ばあちゃん 『ポチ、ちゃんと覚えてるんだねぇ。』
ばあちゃん 『ニャンコ先生の祠にご挨拶したかい?』
たま 『ううん、まだ。』
ばあちゃん 『じゃ、してから行こうね。』
たま 『は~~~い!』
たま 『ニャンコ先生、こんにちわ。
又しばらくお世話になります。』
ばあちゃん 『それじゃ、行こうかね。
お母ちゃんにも、無事着きましたって電話しないと。』
たま 『は~~~い。』
さてさて、
たまちゃんの田舎のばあちゃんちの夏休み日記の
はじまり、はじまり~~~!
今年は梅雨明けが早くて、
もう十分夏味わったので、
8月になったら、もう気分は秋と思っていました。
・・・が、まだまだ暑いの続きそうなので、
夏休みのお話始める事にしました。
主人公は、PARADOLLのヒカリちゃん。
只今小学校が夏休み中の『たまちゃん』です。
(出演者:PARADOLLのヒカリちゃん たまちゃん)