あんみつ姫一行は、
春の竹林を歩いておりました。
甘栗の介の、
幼い頃に生き別れた母を訪ねて三千里。
あまから国を離れて、いく日経ったことでしょう。
あんみつ姫 『甘栗の介、お腹が空いたのぉ。』
甘栗の介 『そうですね、そろそろ三時のおやつの時間ですね。』
三人 『・・・あ!あんなところに茶屋が!』
こちらは、全国の竹林にチェーン展開している、
『たけのこ茶屋』。
お店の看板娘、よもぎだんごちゃん。
よもぎだんご 『いらっしゃいませ~~~。』
あんみつ姫 『くるしゅうない、よきにはからえ。』
甘栗の介 『姫様は、事情が分かっておられるのでしょうか?』
おはぎ 『さぁ~~~???』
二人 『・・・・・。』
それでも、何とか無事に注文を終え、
野点席に着く三人。
・・・そして。
よもぎだんご 『ごゆっくりどうぞ~~~。』
あんみつ姫 『おいしそうじゃのぉ。』
おはぎ 『はいっ!』
『あんみつ~~~!』
その時、竹林の向こうから、
あんみつ姫を呼ぶ声が・・・。
女の子『あんみつ~~~!』
あんみつ姫 『!』
あんみつ姫 『いちご大福~~~!』
いちご大福 『あんみつ~~~!
こんな所で、何してるのじゃ~?
さては、又お城を抜け出したんじゃな?』
あんみつ姫 『甘栗の介は、いちご大福のこと知っておるな。
城で、わらわの誕生日に会った事があるであろう。』
いちご大福 『甘栗の介、久しぶりじゃのう。』
甘栗の介 『いちご大福殿、お久しゅうございます。』
あんみつ姫 『おはぎは、初めてじゃな。
あまから国の隣国、きんつば国の姫、
わらわの親友の、いちご大福じゃ。』
いちご大福 『おはぎとな、よろしゅうな。』
おはぎ 『ははぁぁぁ~~~!』
あんみつ姫 『おはぎや、すまないのぉ。』
おはぎは、いちご大福殿に席をゆずりました。
甘栗の介 『席を替わりましょうか?』
おはぎ 『大丈夫です。地面に座るのは、慣れています。』
てんてんてまりのニッキちゃんも、到着しましたよ~~~!
てんてんてまりのニッキ、
赤いアイシャドウが、女の子らしくて可愛いです♪♪♪
ボディは、ま~~~白でとても綺麗!
家にいるニッキは、グレーっぽいベージュのシャム猫と、黒猫だったので、
明るい色のニッキは、とっても新鮮!
可愛いなぁ~~~♪♪♪
お茶屋の娘は、デニムのおでこちゃん。
そばかすメイクなので、素朴な藍色の着物が似合います。
おはぎちゃん(真ん中の子)の着物、
衿幅を少し広げました。
おでこちゃんは顔が大きいので、この位の幅があった方が、
バランスがいいように思います。
それと、気になっていた肩のライン。
縫い代を肩側に倒し直したので、肩の線がなだらかになりました。
よかった、よかった(笑)。
テレビドラマのあんみつ姫の中では、ショコタンがいちご大福を演じています。
てんてんてまりのニッキは、真っ白でピンクやピンク赤がポイントカラーなので、
いちご大福にぴったり~~~!って思いました(笑)。
着物ばかり続けて作っているので、洋服も作らなくちゃと思うのですが、
ホントは着物作りたい。
今から、夏の浴衣の事まで考えています。(笑)
(出演者:てんてんてまりのおでこちゃん あんみつ姫
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てんてんてまりのニッキ いちご大福
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はだかんぼうのおでこちゃん015 小梅ちゃん扮するおはぎ
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はだかんぼうのおでこちゃん015 梅太郎ちゃん扮する甘栗の介
&
デニムのおでこちゃん 姫ひまわりちゃん扮するよもぎだんご )