パッカパカパカ・・・
星夜 『さぁ、着いたよ、ここがきのこ谷で一番多く、
きのこが群生していると言われてるところだよ。』
木の子 『・・・ここなんだ。』
木の子 『葉の子ちゃん、着いたって。』
葉の子 『ふ~~~ん。』
木の子ちゃんは、きのこ谷に越してきたのに、
まだ一度もきのこ狩りをしていないことに気づきました。
きのこを沢山使ったお料理を作りたくて、
きのこ狩りに行こう!と、提案しました。
『よいしょ!』
三人とも、勢いよく馬のアオから下りました。
ワンコの、おきてるちゃんとねてるちゃんも下りました。
木の子 『わぁ、いっぱいきのこが生えてる~~~。』
木の子 『きのこを摘む前に、お弁当にしようか?』
星夜 『そうだね、お腹空いてきたもんね。』
葉の子 『お弁当♪♪♪ お弁当♪♪♪』
きのこ狩りに行くことになったので、
葉の子ちゃんが急いで作った、きのこコス。
星夜くんも、珍しく着替えました(笑)。
星夜くんと木の子ちゃんが、
よくアオの背中から、ドッタンバッタンと落ちるので、
葉の子ちゃんが、鞍代わりになるように、
アオの背中の敷物も作りました。
『いっただきま~~~す♪♪♪』
木の子 『星夜くん、こっちの取ろうか?』
星夜 『うん、おにぎりちょうだい。』
葉の子 『木の子ちゃんは、ホントにお料理上手ね。』
木の子 『ありがと。
葉の子ちゃんだって、縫物上手だわぁ。
このきのこコス、まるできのこになったような気分ですもの。』
・
・
・
そ
し
て
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お弁当も食べ終えて、
三人は夢中になって、きのこ狩りをしました。
そうこうしている内に、あたりはすっかり暗くなってしまいました。
薄暗がりの中を、帰路に就く三人。
きのこも沢山集まりました。
食べても大丈夫?・・・と思うような色のきのこもありますが、
星夜くんが、ちゃんときのこ図鑑で調べたので、
多分大丈夫でしょう。
その内、月が出てきました。
すると、何とそばにあった派手な色をしたきのこに、
灯りが灯りました。
木の子 『星夜くん!きのこが光った!』
星夜 『きっとそのきのこは、月下美人きのこだ!
きのこ図鑑に、月夜に光るきのこがあるって書いてあったよ。』
木の子 『へぇ~~~、星夜くんって色んなこと知ってるのねぇ。』
葉の子 『綺麗~~~、何だか見てると眠くなってきちゃう。』
木の子 『綺麗だねぇ。』
こうして三人は、
月の光と、月下美人きのこの灯りを頼りに、
お家に帰って行きましたとさ。
今日は、きのこの背景布と、
家にある、ありったけのきのこ(笑)を使って撮影してみました。
私はきのこが大好きで、最近のきのこブームは嬉しいのですが、
なかなかこれ!と言ったきのこグッズに出会う事は少ないのです。
あまり色んなお店に出向かないし、
検索が下手なので、見つける事が出来ないのだと思うのですが、
もっと色々コレクションしたいなぁ・・・。
木の子ちゃんと葉の子ちゃんのきのこコスは、
ずっと前に、LaTiのイエローっ子たちに作ったもの。
イエローは、身長16センチで、三分の一位は頭なので(笑)、ちびっ子。
マントの丈が全然短いので、
下にブライスのバウワウポンチョの全身タイツを着せました。
この全身タイツ、ジャンスカの下にも着られるし、結構便利です♪♪♪
moofさんのumaの背中が丸くカーブしているので、
unaやjerryberryを乗せると、
いつもドタンバタンと、落っこちます(^^;)。
座りをよくするために、鞍代わりになるような物を作りました。
フェルトを半分に折って、背中の部分だけに綿をつめて、
後は、ステッチやチロリアンテープで飾りました。
随分、座らせやすくなりました♪♪♪
ジェリーベリー牧場物語は、
きのこ谷のきのこ牧場のお話なので、
時々、きのこのお話にしたいと思います。
(出演者:jerryberry doll Berry 木の子ちゃん
&
jerryberry doll Penny sleepy 葉の子ちゃん
&
jerryberry doll Berry sleepy 星夜くん)