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迷子の森~きのこ谷~

ここは迷子の森の片隅にある『きのこ谷』。ここでは、きのこの輪っかが沢山見つかります。もしかして、ここは妖精たちの住みか?

星夜くんの風邪っ引き

2014-10-11 16:04:05 | Jerryberry  (ジェリーベリー牧場物語)





秋の柔らかい朝日が差し込む、
星夜くんの屋根裏部屋。










いつもなら、気持ちよく起き上がる時間ですが、
星夜くんは、熱っぽい顔をして、
まだお布団の中です。










木の子 『星夜くん、大丈夫?』

星夜 『あ、木の子ちゃん、・・・ゴホゴホ。』










木の子 『おかゆ作ったよ。』



















木の子 『はい、どうぞ。』

星夜 『ありがとう。』



















星夜 『やっぱり、これ食べたら起きるよ。
動物たちのお世話は、休めないから。』

木の子 『ダメよ、ダメよ、熱が高いんだから。
葉の子ちゃんと二人で、ちゃんとやるから大丈夫。』

星夜 『でも、配達もあるし、
カボチャも収穫しちゃわないと、熟れすぎちゃうよ。』

木の子 『配達も、私たちでやるから。
収穫も何とかなるよ。
星夜くんは、風邪直す事だけ考えて、
何も心配しないで。
いつも働き過ぎだから、
風邪引いたのも、ちょっとお休みしなさいって事なんだよ。』










木の子 『薬箱に風邪薬あったの。
まだ使用期限切れてないから、食後にこれ飲んでみたら?
氷枕も、作ってきたよ。』

星夜 『・・・悪いね。』



















木の子 『ほら、外見て。
いいお天気だもの、牧場仕事も楽だわ。』

星夜 『ああ、ホントにいいお天気だ・・・。』


















木の子 『じゃ、おかゆ食べ終わる頃、
林檎すりに、又来るね。
先にすっちゃうと、色変わっちゃうから。』

星夜 『うん、いただきます。』










星夜 (木の子ちゃん、ありがとう・・・。)

木の子 (さあ、今日は忙しいわ、がんばらないと!)










その日、木の子ちゃんと葉の子ちゃんは、
いつも星夜くんがやってくれる牧場仕事を、
二人で一生懸命やりました。

動物たちのお世話と、お客様への配達は、
絶対お休みできません。
どうしてもやらなければならない仕事を先にやる事にしました。

・・・・・そして、
それらが終わった時には、
もうとっぷりと日が暮れてしまいました。

カボチャの収穫はあきらめて、明日にする事にしました。
木の子ちゃんと葉の子ちゃんは、もうクタクタ。

いつも星夜くんは、よく働くなぁ、大変だなぁと思っていましたが、
こんなに大変だったとは・・・。

・・・星夜くん、ゆっくり休んでね。

木の子ちゃんと葉の子ちゃんは、ベッド入ると、
すぐ、ぐ~~~っすりと眠りにつきました。








・・・そして次の日、外に出てみると。

納屋の前の手押し車に、何と昨日収穫しそこなった、
カボチャが積み上げてあるではないですか!

二人は、びっくり!!!










こ、これは、一体どういう事?!!

誰が、収穫してくれたの???




















カボチャだけではありません。

薪も拾い集めて、束ねてあるし、
キノコもカゴの中にいっぱい。
星夜くんのためのすり林檎用の林檎もあります。










やりたくても、やれなかったお仕事が、
全部やり終えてあるのです。










?????










どーーーなってるの???










サッパリわかりません。























木の子ちゃんと葉の子ちゃんは、
不思議で、不思議でたまりません。

星夜くんは、まだ熱が下がらず寝込んでいるので、
星夜くんのわけは、ありません。

誰かが収穫や採集をしてくれたのは、とてもありがたいのですが、
誰だか分からないと、気になって、気になって・・・。


それでも、今日も又お仕事が沢山。
気にしてる暇もありません。
木の子ちゃん、葉の子ちゃん、
さあ、今日もがんばりましょう!


(出演者:Jerryberry Berry 木の子ちゃん

Jerryberry Penny sleepy 葉の子ちゃん

Jerryberry Berry sleepy 星夜くん)











ハロウィンコスチューム                                                                                         

2014-10-07 18:18:43 | Jerryberry  (ジェリーベリー牧場物語)













木の子ちゃんと葉の子ちゃんは、
葉の子ちゃんが作った、
魔女のマントのハロウィンコスチュームを着込んで、
ハロウィンの予行演習中(笑)。























































木の子 『きのこ谷は、ハロウィン準備盛り上がってるよねぇ。』

葉の子 『うん、色んなところにカボチャ飾ってあるね。』











木の子 『ほら、あそこにもカボチャのお家があるよ。』

葉の子 『可愛いねぇ♪♪♪』



























木の子 『ところで、星夜君のコスチュームは何にするの?』

葉の子 『おばけ。』



















魔女のマントの中は、
この前着ていたカボチャオールルック。





二人がかぶっている魔女の帽子は、
去年?・・・一昨年だったかな?
百均で買ったもの。
くっついてた黄色のリボンは取っちゃって、
ちびちびっ子のカボチャの帽子を飾りました。

オレンジの方のカボチャオールは、丈が短すぎたので、
肩ひもを少し伸ばして、丈が長く見えるように直しました。
短すぎるのが、気になってたのよねぇ(^^;)。


星夜君のハロウィンコスは、おばけだそうです(笑)。


(出演者:Jerryberry Berry 木の子ちゃん

Jerryberry Penny sleepy 葉の子ちゃん)




ハロウィンの準備(お部屋編)

2014-10-03 17:30:57 | Jerryberry  (ジェリーベリー牧場物語)





10月に入ったある晩、
夕飯を食べ終わったきのこ牧場では、
ガタガタを何やらお部屋で、
何かの準備が始まりました。










星夜君は、壁に何かを取りつけています。










葉の子ちゃんは、お部屋の色んなところに、
カボチャを置いています。










木の子ちゃんは、いつも通り、
デザートの準備。










星夜 『じゃ、点けてみるよ。』

葉の子 『私、ランタン点けようか?』

星夜 『うん、お願い。』



















点灯~~~!


















わぁ~~~!










木の子 『もう、お茶入れていいかな?』

二人 『は~~~い!』










今日のデザートは、アップルパイ。


























































































10月に入ったので、
いよいよホントに、ハロウィンシーズン♪♪♪

木の子ちゃんと葉の子ちゃんは、
かぼちゃパンツルックに身を包みます。



















おかっぱ頭には、
かぼちゃのヘアアクセ。










きのこ牧場のハロウィンシーズンが始まりました♪♪♪





木の子ちゃんと葉の子ちゃんが着ているカボチャオールは、
ずうっと前に、ラティのイエローに作ったもの。
イエローはちびっ子なので、
ちょっと丈が短くなっちゃいました。

かぼちゃのヘアアクセは、
ラティのホワイトに作ったカボチャの帽子。
ホワイトはちびちびっ子なので、
ヘアアクセにしてみました。



(出演者:Jerryberry Berry 木の子ちゃん

Jerryberry Penny sleepy 葉の子ちゃん

Jerryberry Berry sleepy 星夜くん)











幻のキノコをもとめて

2014-09-30 10:53:43 | Jerryberry  (ジェリーベリー牧場物語)








































木の子 『幻のきのこ、見つかるといいネ。』

葉の子 『うん。』










木の子 『星夜君、漕ぐの疲れない?
少し休んだら?
舟の上で、お昼ごはんにしようよ。』

星夜 『疲れないよ、大丈夫。
でも、お腹空いたから、お昼にしようか。』










木の子 『今日は、ロールサンドとフライドチキンにしたよ。』

星夜・葉の子 『おいしそう~~~♪♪♪』



















木の子ちゃんと葉の子ちゃんと星夜君は、
今日は幻のキノコと言われている、
世にも珍しいキノコを探しにやってきました。










そのキノコは、
靄々沼(もやもやぬま)と呼ばれている、
いつなん時でも
モヤに覆われている
湿気の多い沼を渡っていかなければならないところに
生えていると言います。










お昼ご飯を食べ終えた三人は、
持ってきた世にも珍しいキノコの本を、
又開いてみました。










ジーーーー。










これ、これ、このキノコです。










見つかるかなぁ・・・。




























いつかに続く・・・。





何故いつかに続くかと言うと、
これから紙粘土で、
幻のキノコを作らないといけないからでした(笑)。



(出演者:Jerryberry Berry 木の子ちゃん

Jerryberry Penny sleepy 葉の子ちゃん

jerryberry Berry sleepy 星夜くん)










きのこ狩り・2

2014-09-25 16:39:59 | Jerryberry  (ジェリーベリー牧場物語)























木の子ちゃんと葉の子ちゃん、
星夜君が、きのこのクリームパイが食べたいなぁ・・・と、
つぶやいていたのを聞いて、
今日は、きのこ狩りにやってきました。

きのを採りに行く時はいつも、
きのこファッションに身を包みます。
そうすると、きのこが沢山採れるような気がするのです。

二人は、葉の子ちゃんが夜なべして作った、
きのこ柄のスカートをはいています。










葉の子 『木の子ちゃんのスカート、
ちょっと丈が長すぎちゃったかしら?』

木の子 『大丈夫よ、暖かくていいわ。
森の中は、もう肌寒いんですもの。』










木の子 『きのこ、沢山採れるといいわね。』

葉の子 『うん、きのこおいしいもんね♪♪♪』



















木の子 『あら、ここに生えてるわ。』



















木の子 『ほら、あっちにも。』

葉の子 『ホントだ。』










木の子 『・・・それに見て、
あそこにきのこの形のお家が建ってる!』

葉の子 『わぁ~~~!』




























木の子 『小さな扉ね。
子供の私達でも、かがまないと入れない位・・・。』










木の子 『一体、どんな人が住んでるのかしら?』

葉の子 『そうねぇ・・・。』














































葉の子 『中は見えないわ。』










木の子 『ここはお庭じゃなさそうだし、
森は皆のものだから、きのこ採っても大丈夫よね。』

葉の子 『うん、大丈夫よね。』




























きのこのお家の周りには、
枯れ葉やきのこに乗っかってる、
小さな小さな動物たちもいました。














































きのこを摘み終わった二人は、
又、歩きはじめました。










木の子 『何だか、人のお家の前だと、
あんまりたくさん摘みづらいわね。』

葉の子 『うん、何かね。』



















木の子 『もっと、森の奥まで行きましょうか。』

葉の子 『うん、そうだね。
森の奥なら、摘み放題だもんね。』






そう言って、二人はもっともっと、
森の奥まで、きのこを摘みに行きました。

<おわり>