理系お兄さんのぼやき日記

つれづれなるままに日暮らしすずりにむかひてこころにうつりゆくよしなしごとを…意外に覚えているもんだなw

経営と理系

2012-03-08 00:10:27 | 理系のおはなし
いよう( -д-)ノ
前回のエントリでは理系・技術系の立場から原発是認な内容を書いたよ。で、今回は原発と経営という面について書いてみようとおもう。

前回のエントリで「県議団が技術的申し入れをしたけど、たぶん経営上の都合から無視されて、このような結果を招いたのでは?」みたいなことを書きました。仮にお兄さんが福1勤務で、こういった申し入れを受けた場合「うん、確かにそうだよな。金はかかるけど、そのほうが安全だから上層部に言ってみよう」と思っただろう。

ただ、技術屋一人が上に言ったところで、実際にやるやらないを決めるのは決裁権を持つ経営層…大体において一技術屋の意見は「経営上の理にかなっていない」という理由で却下されます。前の職場でもそうでした…経営層ってのは会社が大きければ大きいほど一流大学商学部、経済学部、経営学部、法学部などいわゆる文系の方々で占められます。経団連の歴代会長は全部そうだからなぁ。

お兄さん、大学在学中に学科の先輩と「俺ら実験、実習で苦労して卒業しても結局は文系の人間に使われる側にしかならないんだよねぇ…」としみじみ語りあってたのを思い出すよ(´Д⊂) ただね、単にありがちな「文系理系バトル」をしたいわけじゃないんだ。我々理系のほうでも文系経営陣にわかりやすく必要性を説く努力が足りないのかもしれない。それに一言で「技術屋」と言っても色んな分野があるし色んな人間もいる。「専門バカ」になって独りよがりになりすぎてる技術屋も多いから、その点は反省すべき点だとも思う。「絶対安全!」なんて無責任なことは技術屋は言っちゃいけないと思うんだ。

文系は「日本の経済的発展に貢献したのは俺たちだ」理系は「日本の技術的発展に貢献したのは俺たちだ」とそれぞれがよくも悪くもプライドを持って頑張ってきたからこそ、今の日本があると思う。だから「誰が悪い彼が悪い」のような犯人捜しとか「文系VS理系」みたいな争いはひとまず置いといて、それぞれがそれぞれの持ち場で力を発揮して日本の復興、発展に頑張れるようになればいいな(`・ω・´)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿