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旅と映画と音楽と・・・
Riezoの旅、映画、音楽等のBlog。

ブータン王国

2006-05-29 22:46:58 | travel
行ってきました、ブータン王国。この写真、ホテルから撮ったものなのですが、宿泊している部屋が既に雲の上なんです!!初めての経験。
 標高がとても高いのですが、幸い高山病にはなりませんでした。携帯酸素をスーツケースの中に入れていたのですが、成田空港で没収。ブータン王国に持ち込むことはできませんでした。最初は不安だったのですが、意外と大丈夫でした。



 こちらの写真はセピアカラーを使用。この方の着ている服は「呉」というブータンの男性用の服。国旗が形容されている時間はこの服を着るそうです。最近の若い人は、洋服を着ている人もいるようですが、基本的には男性は「呉」、女性は「キラ」という服を着るそうです。山道を何キロも歩いて子供も学校へ行ったりしています。





 そして、ブータンといえば、仏教国。町の中などに、時々お坊さんや僧侶などをみかけることがあります。この方々が着ている服の色がみんなとは違います。赤い布の服を着ています(まとっています)。黄色が一番高いくらいだったかな?国王や位の高いお坊様がまとえる布だったと思います。

 とってもすごかったな、ブータン王国。みんないい方で、笑顔がとっても素敵な方々でした。

 でも厳しい自然環境の中で生活しているので、大変なこともたくさんあります。
 
 ブータンという国の伝統や習慣をきちんと守りつつも、安全で安心できる生活を送り続けることができるような支援が何かできたらいいな、と思いました。

ただいま!

2006-05-29 11:35:09 | travel
 ただいま!帰国しました。

 ブータン王国、すばらしい場所でした。大自然、伝統、生活、・・・どれをとっても心を動かされる!

 ご飯もおいしかった!そして、唐辛子料理はやっぱりからかった・・・。

 帰りにタイで財布を盗られてしまいましたが、お金をたくさんもつ大切さよりも、他のことで幸せだと感じることを学んだ後なので、なんだか落胆するという感じではありません。コレがなかったら、帰り道どこかで強盗に襲われるなどというほかのことがあったかもしれません。または、事故にあっていたかもしれないのです。こういったことの代わりに財布がなくなったと考えれば、ありがたいことでしょう!

 ブータンの山道(標高2500メートルほど)で、カーブを曲がりきれずがけに落ちた車を見ました。車は数メートルしたの岩と岩の間に挟まり、乗っていた4人は怪我をしましたが、自力で車から出、命は助かっていました。谷底まで落ちるケースがほとんどらしく、私たちの車に同乗していたブータンの方々は、怪我をし、車はがけに落ち、途方にくれている4人を前に「you are lucky!!!!」と言いました。でも、その通りだと思います。

 十分な食べ物がなく苦しい生活をしている人々がたくさんいるにも関わらず、国民の笑顔は本当に幸せそうでした。

 何か、大切なものが彼らには見えているのですね。
 
 私たちに見えているものは彼らには見えていなく、彼らに見えているものが私たちには見えていない気がしました。