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旅と映画と音楽と・・・
Riezoの旅、映画、音楽等のBlog。

Granada!!

2005-09-06 02:08:34 | travel
 空港を出ると、そこに広がる風景は今までとまた違うものだった。暑さはバルセロナよりずっと厳しくなった。辺りには赤茶けた土が広がり、そこに植物がまばらに生えていた。

 空港からホテルまでタクシーに乗ることにした。地図と住所の載っている紙を見せて、ホテルへ向かう。タクシードライバーはラテン音楽をガンガンかけていて、日本では考えられない感じだった。

 ここは高速道路なのか?というくらいのスピードでタクシーは走っていった。

 私たちのホテルはアルハンブラ宮殿のすぐそばで、丘の上に建っていた。グラナダの町を抜け、丘の上のホテルへ。そのホテルにはクーラーがきいていて、ひとまずほっとした。

このホテルも値段は安かったが、部屋は広く、バルコニー付。レストランも中に入っているし、クーラーもきいているし、とっても快適だった。

 私たちは荷物を解いて、ひと休み。部屋の窓からグラナダの風景を眺め、圧倒されていた。何で土のいろがこんなに赤いんだろう?バルセロナとは違って暑く、乾燥していた。
 
 テレビをつけて、チャンネルをまわすと、日本にはない番組、そしてとってもスペインらしい「闘牛チャンネル」があった。すごいな~。でも、良く見てると、ものすごい血が牛から出ていたり。この暑さの中、生で見たいとはちょっと思えなかったが・・・。

 日没までまだ時間がありそうだったから、また探検にでることにした。

 丘の上から町までの道は石畳。1日中灼熱の太陽に照らされた石畳は、生卵を割ると目玉焼きが出来そうな勢いだった。絶対に転ばないように気をつけないと!

 その通りの両側にはお土産屋さんがたくさん並び、グラナダの民芸品を見ることができた。

 箱根細工を思い出すようなものもあって、それがとっても気に入った。コースター、箱、いろんなものがあり、浅リンとそのお店をみていると、「こんにちは」と日本語を話しかけてくる人がいた。店の店主だった。彼はスペイン人だが、「グラナダ(スペイン)物産展」のようなもので、何度か東京のデパートへ売りに行ったことがあるらしい。

 そのスペイン人のおじいさんは私たちにカタコトの日本語でいろいろと話しかけてきた。しかし、なぜか私たちが日本語で話しかけると黙ってしまうのだ。こ不思議な会話をしばらく続けながら、いくつかの商品を選び、買い込んだ。割れたり、壊れたりしないようにしてくれと頼み、包装してもらったのだが、う~ん、日本で想像するようなきっちりした梱包とはかけ離れているような・・・。

 皮製品もたくさん売っていた。1本100円程度の皮の腕輪がたくさんあって、可愛い模様がついたものもあり、それもゴソっと買い込んだ。

 そうこうしているうちに町に着いた。人通りも車どおりも一気に増えた。

 レストランなどもたくさんあり、町を散策している間にお腹がすいてきて、私たちは、パエリアのあるレストランへ行くことにした。

 パエリアと一言でいっても、たくさんの種類がある。野菜、魚介、肉、・・・たくさんのものがあった。日本で食べるパエリアとは違って、かなりのサフランの量だった。まわりの人たちがパエリアやシェイクみたいなものを注文しているのを見て、同じように注文した。

 暑さも凄いので、油の量がとっても多い気がした。でも、それくらいがちょうどいいのだと思う。

 満腹になり、ホテルまで歩いて帰る。水を買い、アルハンブラ宮殿にそってホテルへと向かった。

 明日はいよいよ、アルハンブラ宮殿を訪れる。