ハルシオン・デイズ
白水社・鴻上尚史著
大分前に小金井市立図書館で借りて、ようやく読みました
読み出したらすごくさらっと読めてよかった
自殺を志願する二人の男性
と、
既に自殺してしまった大学生の男の子の亡霊みたいなの
と、
その男の子を担当していたカウンセラーの女性
の四人が登場する物語。
男の子の亡霊は女性にしか見えていないので、
自殺志願者の男性の聞こえないところで随所に男の子のつっこみがあって
そのせりふがとても面白かった。
すごく興味深かったのは、「泣いた赤鬼」の解釈。
物語の中で、「泣いた赤鬼」を上演しようと、登場人物たちが稽古をする場面があるのだが、
赤鬼はなぜこういう行動をとったか、
青鬼はなぜこういう行動をとったか、
という解釈を色々な側面から追求していて、
「あぁ・・こんな考え方もあるんだなー」と感心した
鴻上さんすごいです
個人的には前書きの一言がずーんと胸にキました
喜びをつれてくるものは同じくらいの悲しみもつれてくる
白水社・鴻上尚史著
大分前に小金井市立図書館で借りて、ようやく読みました

読み出したらすごくさらっと読めてよかった

自殺を志願する二人の男性


既に自殺してしまった大学生の男の子の亡霊みたいなの

その男の子を担当していたカウンセラーの女性

男の子の亡霊は女性にしか見えていないので、
自殺志願者の男性の聞こえないところで随所に男の子のつっこみがあって
そのせりふがとても面白かった。
すごく興味深かったのは、「泣いた赤鬼」の解釈。
物語の中で、「泣いた赤鬼」を上演しようと、登場人物たちが稽古をする場面があるのだが、
赤鬼はなぜこういう行動をとったか、
青鬼はなぜこういう行動をとったか、
という解釈を色々な側面から追求していて、
「あぁ・・こんな考え方もあるんだなー」と感心した

鴻上さんすごいです

個人的には前書きの一言がずーんと胸にキました


