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ファーム・レラの大雪山麓・東川暮らし

自然養鶏とカフェを営むファーム レラのちょいパーマカルチャーな日々
2015年からはお米つくりをはじめました

たまご便り 6月5日

2013年06月05日 | 鶏さんたち

 市販の鶏肉は生後40日から60日くらいのものが多く、柔らかいものの肉の味がしません。肉の味は一定の月齢を経ないとのってこないものです。

ファームレラでは北海道産小麦を中心としたじか配合飼料を与え、20~30ヶ月ほどの月齢で産卵を終え、お肉にするので鶏肉本来の味がします。その肉を私たちが指定した調味料を使いゴトウ燻製さんに加工してもらっています。おもに東川の道の駅で販売していますのでお試しください。また、たまごの宅配ご利用の方は卵と一緒にお届けも可能です。

なお、産卵状況とたまごの需要に応じてお肉にするのでいつもあるわけではありませんのでお許しください。


鶏の習性

2013年02月12日 | 鶏さんたち

 ハウスで飼っている群れに「つつき」がでたので犯人探しのため昼過ぎから2時間半鶏舎の中で座り込み。「つつき」とはほかの鶏の主に尻をつついて怪我をさせ最終的にはみんなでよってたかって殺してしまうというものです。鶏飼いには当たり前のことですがとても残酷な鶏の習性です。はじめにつつくやつを発見して群れから離すことが求められます。

 というわけで晴れた日の中鶏舎で座り込み。一昨日に続いて2日目。ビニルハウスの中とはいえ換気がよいので+5度未満の中、じっと座りこんで鶏を観察するのは寒い寒い。比較的なつこい群れなのでこっちによってきてくれる。たまに捕まえて湯たんぽ代わりにしたがそれほど嫌がる風でもない。

 とちゅううたたねをしながら観察したが日が翳って体の心まで冷えたので一時休憩。その後再度夕方まで1時間近く見たが犯人見つからず。

 困った困った。


岡崎おうはん

2013年01月21日 | 鶏さんたち

 ここ10年ほどはボリスブラウンという鶏種を飼ってきた。それまで、もみじ、さくら、イサブラウン、名古屋コーチン、横斑プリマスロック、一度頼まれて北海地鶏というのも飼育した。現在も一群を除いてビリスブラウン。昨年春に試験的に導入したのが写真の岡崎おうはん。

 岐阜の試験場が横斑プリマスロックの欠点を改良したというのでみた。

以前プリマスtロックを飼育した際、羽毛の柄が美しいうえ、非常に穏やかな鶏で飼いやすかった。しかし産卵鶏としてはたまごがずっと小さい、卵殻色が薄い、えさをたくさん必要とする、産卵率も低い。卵肉兼用種としてはあたりまえのことだが、飼料代が安くなく、肉を販売するチャンネルのない我が家にとっては二度と飼えない鶏だった。

 今回岡崎おうはんを導入してみたが、卵殻色はボリスとそん色ない。性格もおとなしい。一方、産卵開始後60日近くたまごのサイズが小さく、飼料はやはり多めに要求。そして現在産卵開始3ヶ月ほどだが、真冬に産卵率低下。

 今回この種に対する育雛が試行錯誤でこじらせたせいもあるかもしれないので判断はまだ出来ないが、わがやの飼いかたにはあわないような気がしている。

 ただ、この鶏を育種販売しているのは長野県松本の小松種鶏。私が大学生の頃2年ほど暮らしていたボロアパートが小松アパート。

普通に立って手が届くほど天井が低く、鶏小屋といわれていたそのアパートはそこの会社のものだったようです。

 

 


水桶も凍る日々

2013年01月19日 | 鶏さんたち
 現在アメダスでー9度。今朝は少し冷え込みが緩んだ。

 昨日まで連日氷点下20度前後まで冷え込んでいる。日中もー10度以下なのであらゆるものが凍りつく。

 鶏さんたちが飲む水桶ももちろん凍る。寒い日は急いで飲んでもらわないとどんどん凍る。鶏舎に水道配管が無いのでポリタンクに入れて水を運ぶのだが、そのポリタンクの蓋も凍る。手であかないので小さなハンマーでたたいて開ける・・・。

 もう20年以上北海道に暮らしているが、大阪生まれの身体は寒冷地仕様ではないのか、50歳を前にするとこの気温の中の仕事は身体に応える。 周りの米農家が「すること無くて身体がなまって困る」というのを聴くと、言葉に詰まる。

 

日没後

2010年11月28日 | 鶏さんたち
 日が暮れる頃夕方の仕事が始まる。一日鶏さんたちが使った産卵箱を掃除する。その後鶏さんたちが産卵箱で寝ないように追い出してやる。 今日はそのあと明日の出荷に備えて鶏さんを専用コンテナへ入れた。
 解体作業はまさの片づけで終わった・・・。