ここ10年ほどはボリスブラウンという鶏種を飼ってきた。それまで、もみじ、さくら、イサブラウン、名古屋コーチン、横斑プリマスロック、一度頼まれて北海地鶏というのも飼育した。現在も一群を除いてビリスブラウン。昨年春に試験的に導入したのが写真の岡崎おうはん。
岐阜の試験場が横斑プリマスロックの欠点を改良したというのでみた。
以前プリマスtロックを飼育した際、羽毛の柄が美しいうえ、非常に穏やかな鶏で飼いやすかった。しかし産卵鶏としてはたまごがずっと小さい、卵殻色が薄い、えさをたくさん必要とする、産卵率も低い。卵肉兼用種としてはあたりまえのことだが、飼料代が安くなく、肉を販売するチャンネルのない我が家にとっては二度と飼えない鶏だった。
今回岡崎おうはんを導入してみたが、卵殻色はボリスとそん色ない。性格もおとなしい。一方、産卵開始後60日近くたまごのサイズが小さく、飼料はやはり多めに要求。そして現在産卵開始3ヶ月ほどだが、真冬に産卵率低下。
今回この種に対する育雛が試行錯誤でこじらせたせいもあるかもしれないので判断はまだ出来ないが、わがやの飼いかたにはあわないような気がしている。
ただ、この鶏を育種販売しているのは長野県松本の小松種鶏。私が大学生の頃2年ほど暮らしていたボロアパートが小松アパート。
普通に立って手が届くほど天井が低く、鶏小屋といわれていたそのアパートはそこの会社のものだったようです。