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ファーム・レラの大雪山麓・東川暮らし

自然養鶏とカフェを営むファーム レラのちょいパーマカルチャーな日々
2015年からはお米つくりをはじめました

痛いっ! 鳥インフルエンザ検査

2009年08月23日 | 鶏さんたち
 新型インフルエンザが蔓延しつつありますが、鳥インフルエンザも
まだのんびりしていれる状況ではありません。 養鶏をしている方な
ら日々戦々恐々としているのが実情です。
 ファーム・レラでは現在、上川家畜保健所からの依頼を受けて、毎
月鳥インフルエンザの検査を行っています。たくさんある養鶏場の中
からサンプリングして鳥インフルエンザが発生していないかをチェッ
クするというものです。もちろん今のところ陰性です。
 10羽ほどの鶏さんから採血するのですが、未熟な獣医さんにかかる
と鶏さんもぐったり。その上10CCほども血を採られるのですからたま
ったものではありません。ごめんねー。
 鶏さんもたいへんですが、実は人間も結構たいへんです。
万が一このサンプリングで発生が確認されたら農場の名前も公表さ
れるでしょうから、とても勇気のいる検査です。2件目に見つかる
養鶏場よりも1件目はいろんな意味で圧力を受けますから・・・。
 とはいえいつどこで発生してもおかしくない鳥インフルエンザな
ので、どこかが引き受けなくてはいけません。最善を尽くしつつ、
無事を祈るのみの日々です。


たまごはどこで産むのですか? 2

2009年07月11日 | 鶏さんたち
 これがもうひとつの産卵箱の様子です。
 板の向こう側に鶏さんが入って産卵すると、こちら側に
転がってくるようになっています。
 下のマットさえきれいにしておけば、たまごはほとんど
汚れることがありません。集卵もまとめて行えるので作業
も減ります。すこしづつ製作しているのですが、なかなか
更新が進みません。

たまごはどこで産むのですか?

2009年07月05日 | 鶏さんたち
 鶏さんの話になって、よく聞かれるのが「たまごを集める
のってたいへんでしょ?」という話題です。
 鶏舎中あちこちに産んでしまうと確かにたいへんです。し
かも床が砂状なのでその中に埋まってしまいます。その上鶏
はまた再び埋めたものを掘り出すこともあるのでいつのもの
か分からないたまごになってしまいます。
 ですから床に産んだものは怖くて食べられません…。
  
 ではどこで産むのかというと、産卵箱の中にちゃんと産み
ます。現在2種類の産卵箱を使っていますが、これは以前か
ら使っているタイプ。通路と鶏さんの部屋との仕切りに一体
化していて、鶏さんは中から自由に出入りでき、人は通路か
らたまごを集めることができます。床にはモミガラを敷いて、
たまごが汚れないようにしています。
 このタイプは見学者の方がたまごを採集する時には大人気
です。 鶏さんの体温、産みたてのたまごの命のぬくもりを
直接感じることができるのですから、子ども達にはぜひとも
経験させてあげたいと思っています。
 冷蔵庫のたまごポケットの冷たいたまごではなく、お母さん鶏
の体温がうつった、生きているたまごを手にする瞬間の子ども
たちの表情は何度見ても嬉しいものです。
 10年以上そういったことを続けているので、私たちも愛着
があります。 ただ、こまめに採卵しないと割れたり、汚れた
りするので徐々に「コロコロ式」に交換しています。
 けど1つくらいはこのタイプを残してしまいそうな気がして
います。
 で、コロコロ式の説明はまた今度。
 


暑いよー

2009年06月29日 | 鶏さんたち
 今日の鶏舎の最高気温は34度。
 朝夕は20度以下になるので消耗することは無いのですが、
さすがに鶏さんも暑そうです。そんなとき、羽毛を着た彼らは
こんな格好をして暑さをしのぎます。
 脇を開けて風通しを良くし、口で呼気を出して体温を下げよ
とします。
 もっとひどくなると、外に水をまいたりして対応するのですが、
さすがにまだ北海道の6月。そんなにはひどくなりませんでした。
 ちなみに、南国生まれの彼らは多少暑そうなときのほうが産卵
してくれます。