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ファーム・レラの大雪山麓・東川暮らし

自然養鶏とカフェを営むファーム レラのちょいパーマカルチャーな日々
2015年からはお米つくりをはじめました

たまご便り 2012年6月

2012年06月17日 | たまご便り
ここ数年ボリスブラウンという鶏を中心に飼育してきたのですが、
久しぶりに違う品種を導入しました。
黒地に白い斑点のある鶏で、岡崎おうはんといいます。まだひよこ
なので全身ほぼ黒づくめで、頭がモヒカンのように少し黄色です。

育雛箱の中で動く様子はトトロに出てくる「まっくろくろすけ」の
ようです。基本的に「氏より育ち」を重んじますが、どのような鶏と
たまごになるか楽しみです。秋の産卵をお待ちくださいね。

たまご便り 2012年2月

2012年02月04日 | たまご便り
たまごと一緒に配っているたまご便りです。久々登場。 

 今年は例年以上に寒い日が続いています。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
鶏さんたちは暖房器具のない鶏舎ではさすがに厳しいようで、産卵数低下を始め、
卵殻の白色化、変形が増えています。また、頻繁に集卵するようにしていますが
それでも凍結して割れていることもあります。

 寒さで消耗も激しいので最近、黒大豆を煮て与えています。たまごの味に変化が
あった際にはこれが原因と思われます。火が通ったか確認するために食
、甘みを加えていない黒豆ですからおいしいです。鶏さんたちも最初は不思議
、3日目にはおいしそうに最初に食べています。

 極寒の中、大豆を加熱する仕事が増えたのでまた仕事は増えましたが彼らが
食べている姿を見るとうれしく思います。

 けど春が待ち遠しい今年です。

鶏は庭のトリ

2011年10月03日 | たまご便り
今月のたまご便りです

 かつて農産物が自由化されるまで、身近にある「人が食べない食べ物」を
鶏に与えることで卵や肉に変えていました。それらの餌にはポストハーベス
トの心配はなく、小羽数ですから多くは薬に頼ることもありません。高価で
こそあれ、安心、満足してみんなが少しずつ食べていたようです。

 身近なものを上手に活かして与える。それが庭の鳥(ニワトリ)たるゆえん
だと私たちは考えています。

 同時にそれがその地域の人の体と舌にあう食べ物になるとも考えます。
それが心土不二の考え。あまたの飼料配合で小細工する不思議な「美味しい
たまご」とはまったく異なることを「大雪なたまご」は目指しています。

 今後も安心して満足できるたまごを生産してきたいと思います。どうぞよ
ろしくお願いします。

たまご便り 2011年9月

2011年09月10日 | たまご便り
 日が短くなり、夕方6時台には陽が沈むようになりました。
  
 このころからファーム レラでは鶏舎に点灯を始めます。
鶏は日照時間の長さを感じて産卵の開始、停止をコントロール
します。野生状態で適期に産卵・育すうするための仕組みで
しょう。
 教科書的には日照14時間以上を確保せよとなっているので、
朝の起床時間を早くするためにタイマーで鶏舎の電灯をつけます。
夜の時間を長くすると電気を急に消すと鶏が止まり木に止まれな
いからです。
 「自然卵」とはいえ冬場にたまごがたったくないと養鶏では
ないので不自然なことをして産卵を維持しています。
 
 この点灯の確認作業を始めると、「あー冬が来るんだな…」と暗くなります。

たまご便り 2011年8月

2011年08月16日 | たまご便り
 たまごのパックに入れている小さなお便りです


暑い日が続いています。鶏は羽毛を着ているだけあり、
暑さに弱い生き物です。
このところの暑さで四方開放の鶏舎内でも連日30度を超
えています。そのため毎日たくさんの水を飲みます。この
ところ全員で毎日200Lほどを飲み干しています。その
ため白身の部分に水っぽい部分が増えています。
 飲水制限という手段もありますが、わが身に置き換える
ととてもできません。

「よいたまご」のイメージとは違うでしょうが、ご了承
下さい。
夏には夏のたまごがあります。

そんな当たり前の食べ物を私たちはお届けしたいと考えて
います。