シフクノサイン

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古きに触れる

2010年08月08日 | 知ル
まもなく修復に入るという昔の大庄屋宅の見学に行く。


壁や屋根のゆがみが痛々しい…。

地域の方が丁寧に各部屋を案内してくださる。
昔の人の生活の知恵や工夫が随所に見られて、ほんますごい。

地域の人たちのアイデアを取り入れながら修復していけば
きっと訪れた人がなんかええよなぁ、ほっとするよなぁって感じるような
江戸時代の空間が再現できることだろう。

修復期間は約10年。
次訪れるときを楽しみに待っておこう。


午後は、布ぞうりづくり体験へ。
ぞうりづくりの達人のおじいちゃん、おばあちゃんに手ほどきを
受けながら、なんとか完成。



右と左の形も長さも違う…。しかも柄も…。
まぁ初めてはこんなもんか。手作りっぽくてええかな。

手伝ってもらいながら、おじいちゃんらが小さいころは靴なんてなくて、
みんな自分でぞうりを編んでいたこと、15歳で志願兵になったこと、
当時は国がそういう教育をしていたことなど、少し話してくださった。


家に帰って、早速履いてみる。
足のサイズよりちょっと小さかったけど、自分で作ったから愛着がわく。
ぼこぼこしたのも足の裏に刺激になってええかも♪

ほんまはおばあちゃんにあげようと思って作りに行ったんやけど
手作り第1号は自分でもっておきたいような…。
もう1足、作りに行こかな。



今夜のごはん。
水餃子入り野菜スープ@サンラータン風、キュウリの浅漬け、
冷蔵庫にあったさぬきうどん。
冷たい熱いの変なバランスがなかなか。

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