シフクノサイン

ありふれた時間 ささやかな幸せ 人生まあるく

比婆荒神神楽

2004年12月04日 | 色いろ
讃岐から岡山道を経て、中国道の東城ICへ。
広島県なんやけど、岡山に接してるので
文化的にはそっちに近いのかな。

週末の旅の目的はこんぴら&神楽。
東城町で33年に1度の式年神楽があることを
たまたまネットで知り、神楽好きの血が騒ぐ騒ぐ。

道の駅で情報収集して、神楽の行われる民家へ。
地元のおっちゃんの話に耳を傾けつつ
不思議で怪しく素敵な一夜を過ごした。

帰りしな、にわか雨が降ってきたけど
その後すぐに晴れて空に虹が。

♪Walikin on the rainbow

「虹の彼方へ」が頭ん中ぐるぐると。
たぶん寝不足でもーろーとしてたのも
あるんやろな。

お昼すぎには家帰ってバタンQ。

さぬきうどん

2004年12月04日 | 色いろ
こんぴらさんを後にして、腹ごしらえ。

ちょうどお昼すぎやったので
並んでるかな~と思いつつ宮武へ。
さぬきに来たらやっぱうどんっしょ。

案の定、列は出来てるものの
回転が速そうなので順番待ちをする。

しばらくするとすぐに中に入れて
紙に注文を書く。
私は「ひやあつ」、連れは「あつあつ」。

イカげそと団子天ぷらをとって
うどんが運ばれてくるのを待つ。

久しぶりに出てきたうどんは
相変わらず形が不揃いなんやけど
いかにも手打ちって感じ。

これだよ、これ。

まずはそのままで食べて
次にすったショウガを足して
七味を最後に入れて食す。

うんまい~♪

1本1本がしっかりしてるんで
見た目少ないかなと思ったけど
充分食べ応えがあった。

満足じゃ。


お腹満たされて、次の目的地へ。
さよなら、讃岐~。

こんぴらもうで

2004年12月04日 | 色いろ
あいにくの曇り空。
早起きして瀬戸大橋を渡り、四国へ。

もしかして20年ぶりくらい?ってくらい
お久しぶりのこんぴら詣。
お目当ては「平成の大遷座祭」で125年ぶりに
特別公開されている奥書院。

○年ぶりとか○年に1度とか期間限定
って言葉に弱い私( ̄ー ̄;

正直「本宮まで785段」ってのを最初に聞くと
大丈夫かなって思ったのは年齢か?(笑)

まずは鳥居から大門へ。
この参道沿いには土産屋さんが両脇にあって
目で楽しみながら上れる。
ちょっとノスタルジックな雰囲気。
○に金のうちわやら、ご当地キティなどを
見ながら、楽勝で到着。
お、大丈夫そう。

大門をくぐるといわゆる聖域らしく
「五人百姓」っていう5軒の飴屋さんだけが
商売を許されてて、ぽつんぽつんとお店を
開いてはった。

少しなだらかなとこが続いて、生きた神馬を見つつ
階段を進むと目的の奥書院&表書院があるポイントへ。
両書院のセット券やったんで、表→奥の順で観覧。

表書院には応挙の襖絵が何点かあって
今回は特別に近くで見られるように順路が作ってあった。
個人的には「虎之間」の正面向きのトラがお気に入り。

続いて、奥書院。
入口からすでに混雑してる!
最初の屏風絵が狩野探幽「山水図」。
空間というか余白の美。なかなかいいね。

で、他にもちょこちょこあって
メインの上段の間へ。
若冲「花丸図」に群がる人人人。

私はそれよりも岸岱(がんたい)の
菖蒲の間の「群蝶図」に心奪われた。
すごい。このデザイン。
そして1匹1匹丁寧に描かれた蝶が約400匹!

絵画的な価値だけでなく、自然の分野からも
注目される図らしい。

この絵を見て、ふと宇市のことを思い出す。

にしても、岸岱の絵って個人的にツボ。
一度でいいから、こういう座敷で
素敵な絵に囲まれてぼーっとしてみたいわ(笑)。

大満足で奥書院をあとにして
せっかくなので本宮を目指す。

途中、旭社っていう大きな社殿が。
天保期の彫刻がほどこされて素晴らしい。

ここを過ぎて最後130段程度の石段を上ると
ようやく本宮に到着~。
お天気悪いから下界は霞んでる。

ちょうど拝殿では結婚式をやってはった。
素敵やな、こんなところで式なんて。

ほしたら知らないおっちゃんが
「ここで結婚したら幸せになれそうやな」
って話しかけてきた。

だね。私もそう思ったよ。

境内では「幸福の黄色いお守り」が
売られてたので1つ購入。
黄色いのは、ウコンで染めた糸を
使ってるからだそうな。(へぇ~)

来年は本厄。ご利益ありますように。

絵馬堂やらを見学して
名残惜しくも下りへ。
なんて楽ちんなんやろ(笑)。

大門を過ぎたところで
ようやく上りの駕籠に乗ってる人発見!
担いではる人、息切れ切れやん(笑)。

駕籠乗る人って意外と少ないんやなぁ。
結局このおっちゃんだけしか見かけんかったわ。

やっぱ自分で階段を上りきったって方が
話のネタにもなるもんな。


レトロな雰囲気が残るこんぴらさん。
次来る時は、奥社までチャレンジしてみたいな。