シフクノサイン

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播磨ことば

2004年06月06日 | 色いろ
なんでいつもバタバタしちゃうんやろ。
何でも準備し始めるのが遅いんよな~。

今日の午後は仕事がらみのフォーラムがあって
もっと早くに家を出ようと考えてたけど、
やっぱりギリギリになってしもた。

梅雨入り前で蒸し暑かったけど、駐車場がなさそうなので
チャリをこいで、会場へ向かう。
約束の時間には間に合ったけど、今日は相手がギリギリ(笑)。
会場入ると、あいさつ始まってたし。

今やってる仕事にかかわってくるので、結構真剣に
メモったりしつつ講演&パネルディスカッションを聞く。

播州弁と関西弁の大きな違いは「~はる」をつけないとこらしい。
学生時代京都で暮らしてたせいで、私はつけてるけど。
柔らかい感じがして好きなんよね、結構。

あと、雨の様子を
 雨が降りよる(今まさに降っている。現在進行形ing)
 雨が降っとう(地面とかが濡れてて降っていたことがわかる)
という風に使い分けるのも特徴らしい。

方言ってなかなか奥深いな。

今日の資料の中にアンケートが入ってて、
「あなたの好きな播州弁は何ですか?」
ってあったので、私は「べっちょない」って書いた。
ほんまに播州弁?(笑)
たぶん「別段どうもない」っていう意味かなと。

後で考えたら、「らく」でも良かったな、と。

意味は…なんて言うんやろ。
相手に心配せんでもええで、っていうニュアンスがあって。
例えば、こんな感じ?

A:「あ~あ。Mr.Childrenのライブチケ、先行はずれた~。
   ほんまごめんな~。」
B:「ええよ。べっちょない。」もしくは「らくらく。」

う~ん難しいな。
大丈夫、って意味が含まれとるような。


フォーラムの後には、別会場でやってたミニ屋台展示を見る。

すごいね。やっぱり姫路の人は祭り好きやね。
屋台のミニチュア真剣に見てはったもん。
ここのええな~とか指さしながら。

二又に分かれた伊達締めが面白い。
屋台会館、ほんまに出来るといいな。
欲を言えば、屋台に限らず、お祭り全般の展示をやって欲しいけど。

その後、偶然やってた「立花の会書展」っていう
書の展示ポスターに目が止まり、行ってみることに。
「立花」の字体が莫山センセの「花」とリンクしたんで(笑)。

子供から大人まで、墨を使って自由に絵やら字やら詩やらを
書いてて、目からウロコの展覧会。
書道を始めたくなるような。
偶然立ち寄ったにしてはかなりのヒットやった♪