CITY CABRIOLETの記事を書いていて、ふと暫く我が家にあったM100のことを思い出しました。
駆動方式はFWD、エンジンはいすゞ製の4XE1-WT型の1600cc、車重も僅かではあるが
1トンの大台を超えてライトウエイトとは言い難く、更に基本設計は北米市場をメインターゲットに
した左ハンドル仕様で、ダッシュボードをはじめとした既存パーツの寄せ集め等・・・
巷では、流石にLotus製のFWDと称賛する意見もあるようですが、少なくとも私がイメージしている
Lotus(ELAN)ではありませんでした。
強いて言うなら、日常使いでも問題の無かったCITY CABRIOLETの良く出来た「日本品質」の幌に
比べて、雨の日には絶対に乗りたくない「Lotus品質?」の幌と、高度なFRP成型技術であるVARI
技法を用いたボディくらいでしょうね。
あと、車体番号が右側後輪のタイヤハウス内に刻印されていたことくらいかな?(笑)
初期型のELANをモデルとして開発され世界的なヒットとなったFR駆動のユーノス・ロードスター
(NA)と、逆に先代からの脱却を図るべく、革新的なFWD駆動で登場した2代目ELAN、様々な
要因はあったと思いますが皮肉な結果になりましたね。
そう言えば、2代目となるEuropa Sも・・・2代目はやはり難しいようですね。