岡山県で呑気で気ままな毎日

ハンドメイドや家庭菜園、日記など気ままに楽しんで綴っていこうと思います。

若かりし頃の母の服

2018-04-28 16:48:29 | 日記
母の家の大掃除をしていると母の独身時代の洋服が2階の屋根裏部屋から出てきました。母は若い頃縫製の仕事をしていたらしく自分で縫ったそうです。

母は私が子供の頃はデニムパンツを内職で縫っていました。私も縫製の仕事を長年してきたので縫製のことはわかります。母のデニムパンツはかなり荒い縫い方でした。子供の頃の私がみても綺麗に縫えてないのはよくわかりました。

それが…独身時代に母が縫った服を見てショックを受けてしまいました。(今まで母を侮っていたなと…)
現代では見られないような技術です。




オーバーですが現代では珍しい着物風の袖に洋服の襟のついた和と洋が合体したデザインになっています。昭和の初めはこんなデザインが流行していたんでしょうね。

紐の付け方凄いですね。今ではなかなかここまではしないですね。


これはスカートですがこの時代はロックミシンがなかったらしく細かくパイピングがしてあります。持ち出し側のファスナーを二つ折りにしてつけてあります。内側にポケットがあります。



裾もパイピングをしてからまつり縫いをしています。

本当に母が縫ったのか疑ってしまいましす( ゜o゜)

襟には田中洋装店のネームがあります。母は田中洋装店で縫製の仕事をしながらそこで売っている布地を買って仕事で縫った物を自分用に縫いネームをもらって付けたそうです。

姉と一緒に大掃除をしながら田中洋装店のネームの付いた服を見つけるたびに
「田中洋装店じゃ〰」と歓喜しました。
これは縫製の勉強になるのでまた洋服タンスに仕舞っておきます。











何故か母はこれらの服には執着がなくもう捨てると言いますが私の勉強のためにおいておきます。

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