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G線上に ひとり

by remico

詩と写真と生活もざいく
 

親であること

2007-08-29 00:43:26 | 逆光線
子を守るだけでなし
子に教わり、子に育てられ

親であるということは ひとつの業だ
これまで生きてきた自身の、問い直しでもある

父、還る

2007-08-17 09:16:52 | 逆光線

22の息子は、盆前に思い立ったように墓を洗いに、ひとりで出かけていった。

 何時何処へいようと、亡き者はいつも心のなかに住んでいることには変わりないのだが、
盆の、ある時ある行為をするということが、
自分と故人との内なる対話の時間となるのだろう。
時間というのは日頃、直線だと思いがちだけれど
決してそうではないことに ふと思い至る。


時計職人3

2007-07-01 22:47:06 | 逆光線
今でも続いている小さな時計店。

ここで36年前に買った時計の不思議な話。

父が亡くなった後、止まってしまった柱時計がありました。
そのことに気づかないまま何年かたったある日。
また「ボ~ン」と鳴り響いて、ふたたび動き出したのです。

ちょうど止まった時刻と同じ時刻。
それが父の3回忌の命日でね。
だから針を合わせなくてよかったわけ。

母はうれしそうに、時計店の主(あるじ)に話したのでした。





娘と

2007-06-29 07:53:44 | 逆光線
このところ急に大人と子どもの境界に直面している娘。

音楽を聴いて泣いたり、せつない思いあふれて思わず泣いたり。

こころの成長は、直線じゃない。

母の誕生日

2007-06-25 11:11:41 | 逆光線
3年前、肺がんから生還しすっかり元気を取戻した。
今日で66歳を迎える母。
木のよじのぼって剪定し、本職の職人を唸らせる生来のじゃじゃ馬ぶりは、いまだ健在。
ずっと元気でいてください。

赤沢さん

2007-06-21 09:54:13 | 逆光線
地域で人形劇のボランティアを続けて20年。
こどもたちへのまなざしに、新米母親である私は
学ぶことが多かった。
おむつをつけた頃をしっている赤沢さんに
18になる息子と10年ぶりの再会。