後になっていきてくること

子供のころに勉強していた時に「なんでこんなことやってるんやろう？」と思ったことがありました。

嫌いな教科の勉強で、それに悪戦苦闘していた時のことでした。

私は数学が嫌いだったので「大人になって数学の問題を解け」と言われることってある？

とか考えて、計算やったら電卓でできるやん・・・。

など、不満たっぷりに勉強をしていたことを思い出します。

 

大人になって、実際のところは「この問題を解け」と言われることはありません(笑)

でも、どんな経験も将来的に役に立つ可能性は十分にあるんだな～なんて思ったりします。

もちろん、数学の問題を解いたことが今の私にどれだけ影響しているかは分かりません。

それでも「なんで私はこんな事やってるんやろ？」と思ったことや苦労したことは確実に今の私に役立っていることがたくさんあります。

 

本来の私のやりたいことってこれじゃないのに！

なんて思ってたこともしばしば。

それなのに、歳をとるにつれて「あの時の経験が役になってる」って思うことばかりです。

そうやって考えるとまるで上手く作られたカリキュラムみたいやな～と笑えてくるくらい。

それを知ってからは壁のように感じるものが立ちはだかった時、「はいはい、今回の課題はコレですね」って感じで自分で納得して取り組めるようになりました。

もちろん、あとになって役立つものだと分かっているからです。

 

もし、今なんらかの壁を感じていたり、やりたくないことに向き合っている人がいるのなら、ちょっとだけ深呼吸して考えてみてください。

「この経験が役立つ日がきっと来る」

 

そう思えるだけで取り組み方やモチベーションが変わってくるはず。

そして、もし本当にダメだ～って思うことがあるなら、全力で逃げるのもありです。

本当に必要なことなら、また別の機会に出てくるでしょうから。

「今はパス！」ってできるなら、その手を使うのもアリですね。

 

最近、過去のことを振り返る機会があって、その時々の出来事と気持ちを思い返していると「あ～、あの時の経験が今の私の役に立ってるんだな～」なんてしみじみ思いました。

自分の経験は財産ですね。

今のあなたの経験もきっと未来のあなたの財産になるんですよ。

 

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