期限のない約束

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神戸で占いをしている　りょうです。

期限のないお約束って皆さんしたことありますか？

そもそも期限がなければ約束として成立するの？
という声も聞こえてきそうですがね。

信用手形というか「この人だから」という相手への信用により
約束の体をなすもの。

という意味です。

どうでしょうか？

A「これっていつまでにしたらいい？」
B「手が空いた時にしてくれたらいいよ」

A「これっていつまでに返せばいい？」
B「読み終わった時でいいよ」

などなど。

もちろん、金銭の貸し借りにも当てはまりそうな会話ですよね。

さて、このBの返答に注目です。
このBの返事は、相手方のAに対してある程度の信頼がなければ
できない答えですよね。
むしろ、Aを気遣って急かさないようにしています。

この人なら返してくれるだろう
この人ならちゃんと頼まれごとを実行してくれるだろう

そういう気持ちがなければ「いつまでに」という期限を
設けたり、何かしらの証明を残すことが考えられます。

ま、証明といわなくても、けっこう日常的にある会話ですよね。

でも、その背景には相手に対する信頼があるのです。

ココ、重要ですよね。

あえて相手に言いませんが
「私はあなたのことを信頼しているので、あなたの手が空いた
時に行ってくれたらいいですよ」

「私はあなたを信頼しているので、あなたが読み終わったら返して
くれたらいいですよ」

と言っているのです。

が、世の中そんなに甘くないもので、お仕事として金銭の
やり取りをしていたり、しっかり期限を設けていなければ
後回しにされ、忘れ去られ、そして約束なんてあったっけ？
という状態になることが多々あります。

もちろん、きっちりした人に言わせれば

「確たる約束をしていないのだから自業自得」

確かにそうかもしれません。
でも、相手に対して信頼をよせるって人として大事なことですよね。
疑ってばかりではなく、信じてみようと思える人（少し大袈裟かもしれませんが）
って相手との関係を気に入っているからだと思うんです。

でも、確たる約束じゃないから、金銭が絡んでいないから・・

という理由で後回しになるって残念ですよね。

もし、期限のない約束ごとがあるのなら、先ずはその約束を
最優先にしませんか？

実は目に見えない所で重要度が高いものだったりします。

人の信頼はお金じゃ買えないんですよ。
そして、そういう約束事を簡単に流してしまう人ほど、人のご縁に
恵まれていません。
全てにおいて自分に跳ね返ってきます。

注意が必要です。