霊的故郷ブログ

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食について(2) 肉を食べると元気が無くなります

2011-01-22 08:10:25 | 食について
・肉を食べると元気になる

・肉を食べるとスタミナがつく



人類の作り出した迷信の中でも、これ程世界中に蔓延していて、しかも全く根拠の無い、「ヒドイ迷信」も無いのではないかと思います。

実際は、



・肉を食べると元気が無くなる

・肉を食べるとスタミナが無くなる



が、正解です。



それはなぜか?



実は、食べ物を消化する為に要するエネルギーは、水泳やマラソン以上の重労働であるのに、動物性たんぱく質を消化するには、物凄いエネルギーが必要な為に、一日中消化にエネルギーを取られてしまうのです。

ライオンが一日の内20時間も寝ているのは、何も好き好んでそうしている訳ではなく、大量に食べた動物性たんぱく質を消化するのにエネルギーを取られてしまう為、元気もスタミナも無くなり、動きたくても動けないからこそ、狩りの時以外は一日中ずっと寝ている事しか出来ない訳なのです。

逆に、肉を食べない草食動物は皆元気で、一日中動き回れます。(ゴリラやゾウのあのパワーも、肉を食べないからこそ出せるのです。)



現代の日本人は子供の頃から肉を食べている為、自分が元気な状態とはどういうものか、スタミナがある状態とはどういうものなのかを、全く知らずに育ってしまっています。

こういった現代人がヴィーガン(動物肉だけでは無く、魚介類、甲殻類、卵、牛乳、乳製品、蜂蜜も食べないベジタリアンの事)になると、驚くほど体力もスタミナも増すので、皆ビックリします。

しかし、余計な消化のエネルギーに体力を使わなければ体力が増すのは、当たり前の話なのです。

ですので、特にスポーツ選手が成績を上げたいのであれば、肉体労働者がスタミナをつけたいのであれば、私はヴィーガンになる事をオススメしたいと思います。



エルウィン・フォン・ベルツという医師がドイツから来日し、人力車の車夫の体力に驚いた話が記録に残っています。

「東京から日光まで、110キロの道のりを、1度目は馬で行き、途中で馬を取り替え14時間かけて日光へ着いたが、2度目は人力車で行ったら、その車夫は1人で走り通し、14時間半で着いた。」

驚いたベルツは、車夫の食事を調べました。

その結果、栄養学とはかけ離れた、肉も無い食事を摂っていたので更に驚き、ならば肉を食べたらもっとすごい力が出るのではないかと思い、栄養学に添い肉を与えました。

栄養学に添う食事である肉食は、当然体力を消化に取られてしまう為、車夫を3日で疲れさせ、走れなくさせました。

そして元の食事に戻すと、車夫は元のように元気に走れるようになったのです。



それでは、車夫は一体何を食べていたのでしょう?

実は、車夫の食べていたものは、おにぎりと梅干し、味噌大根の千切りと沢庵だけ、つまり米と梅と大豆と大根という、ヴィーガン料理だったのです。(これは現代の栄養学が全くのデタラメである証拠でもあり、この事実を知ったベルツは帰国後、ドイツ国民に菜食を唱えたそうです。)



東海道など、江戸時代の人達が、女性や子供も、毎日何十キロという道のりを平気で歩けたのも、皆現代人のように肉を食べていなかったからこそ、そのような事が可能だったのです。

中には仙台藩の源兵衛という侍など、江戸を早朝に出て、日暮れには約350キロ先の仙台に着いていた、という記録すら残っています。(ちなみに、江戸時代は物流システムが発達していなかったので、魚を食べたのは海の近くに住んでいる人達だけであり、内陸に住む殆どの人達は魚も食べない完全なヴィーガンだったそうです。)

別に江戸時代の人達がスーパーマンだった訳では無く、肉を全く食べていなかったおかげで、皆本来の人間の力が出せていただけだったというのは、現代人からしてみれば、何とも皮肉な話ではないでしょうか。



という訳で、



・ヴィーガン料理を食べると元気になる

・ヴィーガン料理を食べるとスタミナがつく



が、正解です。



それでは次回は、肉を食べると元気が無くなる事を、別の歴史から学んでみたいと思います。



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